幼稚園から学ぶ人間関係。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
北海道にも特別の暑さが迫ってもいます。台地はひび割れ状態です。
草も引き抜こうとすると品折れてしまいます。
オボンを機に野菜果物の高騰が予想されます。
品折れてやり過ごせればよいのですが…
子供たちに人間関係を過程において身に着けることは
もはや無ずかしいところまで来ています。
園児が仲間を通しいろいろなことが身に着けられることは宝です。
【朝晴れエッセー】ビリ・8月3日
孫の幼稚園では年長さんになると、組対抗全員リレーがある。
バトンは赤、緑、黄色の輪っか、当然ながら足の速い子もいればそうでもない子もいて
、抜きつ抜かれつ順位の入れ替わりが激しい。
レースの半ば過ぎた頃、アッ、あの子立ち止まってしまった、どうしたのだろう…アラ
ラッそっちじゃないよッ。なんと1人の走者が途中で立ち止まり、ちょっと考えてから
コースを外れて別の方向へ歩き出してしまった。
気が付いた先生が走り寄って、あっち、あっちとしきりに指さしている。キョトンと考
えている様子が、にわかに了解とばかりにコースに戻り、何とかバトンを渡すことがで
きた。
バトンを受けとった後の子たちは走るワ走るワ、3組がゴール、2組がゴール、なのに
1組はまだ走っている。
いいぞッ! 速いゾ! 頑張れ! と声援がとぶ。ラストの走者が1周遅れでゴールし
たときは、会場が一つになって拍手が鳴りやまなかった。
見ると、担任の若い先生は人目もはばからず大泣きしている。先生が泣いているなら自
分たちだってとばかりに、1組の子たちはワーワーと盛大に声を上げて泣いている。
いつの間に相談したのか、退場門の近くでは1組のお父さんとお母さんが2列に並んで
アーチのトンネルを作って待っていた。1組の子たちは意気揚々と、ちょっとはにかみ
ながら栄光のトンネルをくぐっていった。
よい運動会だった。