寝坊。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

バックには「モンスター」が流れています。

これからもすキットとたたかいながらの草取りです。

山々の空気はすっきりさわやか

緑も色濃く 小鳥の冴え釣りも冴え冴えしています。

思わず合唱のスタートです。

 誰もが朝寝坊の経験はあることでしょう。

朝寝坊を気遣ってくれ、脈拍の検査もしっかり

気配りしてくれる息子も優しくこまやか

本当に良い子育てに感動しました。

【朝晴れエッセー】朝寝坊・6月22日

朝、私の枕元に救急救命士を目指す息子がやってきて「生きている」と言いながら脈を

測っていきました。私は寝ぼけ眼で「どうして息子に脈を測られたのだろう?」と考え

て、今日が平日だったことを思い出して飛び起きました。

私は平日6時に起きて家族のお弁当を作るはずが、今日は休日だと勘違いをして二度寝

をしてしまったのです。私が起きたのは7時半で、娘はとっくに仕事に出かけていませ

んでした。

「ああ! どうして寝ちゃったんだろう!」と慌てる私に息子は「たまにはそんなとき

もあるよ」と優しく言ってくれました。夫には「今日はお弁当がないのか」とチクリと

嫌みを言われましたが。

今まで30分くらいの寝坊はたまにあったけれど、1時間半も寝坊したのは初めてで、

自分でもショックでしばらく呆然(ぼうぜん)としていました。

そして、ふと母のことを思い出しました。私は母が寝坊したところを一度も見たことが

ありませんでした。

母はいつも私より早く起きてお弁当を作ってくれていました。家事をほぼ完璧にこなし

ていた母は、73歳の今では認知症で洗濯機に洗剤を入れる場所がわからない状態です

。今思うと、母は何でも一人で完璧を目指して頑張りすぎだったのではないでしょうか

。たまには寝坊しても笑ってごまかせるくらい自分に寛容である方が、他人の失敗にも

寛容になれるかもしれません。

それにしても、朝起きてこない私に具合が悪いのではないかと心配してくれた息子は優

しいなと思った出来事でした。

小野裕子(49) 千葉県大網白里市