感染症の歴史?
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
不要不急が異質は禁止です。
あなたも死者になりうる?。
志村さんが教えてくださってもいます。
あなたの小さな意識が、おおきなかくさんをとめる!
昨日の東京での感染者は197
世界でのコロナ死者は10万人越えとか…!
あまりにも悲しすぎます。
医療従事者にあまりにも申し訳ございません。
疫病は歴史もありそれなりの学びもいるのでは…
コロナ感染者になったつもりでふるまってほしいもの…
トップに登場するのは「アントニヌスの疫病」。上記の病ほどは世間で知られていない
。(医師が病気について書いた最初の歴史的記録)という副題が付いている。
テーマになっているのは「ローマ帝国の崩壊」。強大な軍事力を背景に北はスコットラ
ンドから南はシリアまでを領地に繁栄をつづけたローマ帝国。本書はその衰退の一因に
「疫病」があったことを強調する。
皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌス(121~180)のお抱え医師、ガレノスが当
時蔓延した疫病について詳細な記録を残していた。この疫病は165年から167年にかけて
メソポタミアからローマに到達したとされている。
本書では、まず当時のローマの衛生状態が記されている。公衆トイレはあったものの、
公共下水道につながっている個人住宅はほとんどなかった。排泄物はそのまま通りに捨
てられていた。人々は浴場を利用していたが、殺菌されていなかった。マラリアや腸チ
フス、赤痢、肝炎などがしばしば蔓延した。
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総死亡者数は1000万人を超えた
ガレノスは新たにローマを襲った疫病について次のように書き残している。
「患者は突然全身に小さな赤い斑点が現れ、一日か二日後に発疹に変化する。その後二
週間、単純疱疹ができたあと、かさぶたになってはがれ、全身に灰のような外観が残る
」
「黒い便はその病気の患者の症状で、生き延びるか死亡するかにかかわらず・・・便が黒く
なければ、必ず発疹が出た。黒い便を排泄した患者は全員死亡した」
多くの患者が血を吐いた。病人の顔が黒くなれば葬式の準備を始めたほうがいいとも。
もちろん治る患者もいた。「黒い発疹」が出れば生き延びる可能性がある。この疫病は
、今では天然痘だったのではないかと見られている。総死亡者数は1000万人を超えたの
ではないかと推定されている。ローマでは毎日2000人が死んだとも。
ローマ軍の軍人たちも罹患し、軍がガタガタになる。それに乗じて一時はゲルマン人が
ローマにまで攻め込んできた。最終的には押し返したが、ローマ帝国の最強神話がぐら
つくきっかけになった。