母として、あなたに会えた喜び…!

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

  一日で4時からの時間はとっても貴重な時間

 白湯をいただきながら、「そよ風のささやき」の調べを聞きながら

今日の一日に思いをはせる。

 死に仕度の一つとして、今庭木の伐採に余念がありません。

どのようなときも、見守り続けてくれた植木達

良くも悪くも気持ちを和ませてくれた

山茶花沈丁花モクレン、難点

花見月、多くの五月達、カエデなどなど、

やりきれない気持ちまで、そっと包み込んでくれてもいた。

 そんな植木を始末することには、一抹のこみ上げるものがあります。

  みこちゃんには、お母さんになることで人は大きく育てられることを

同級生であったり、いとこであったり、多くのお母さんから

その成長過程の一部でしょうが知らされても来ました。

 もはや墓場を直前にしながら わが身の幼さが

恥ずかしいほどにあふれかえっております

 義理の姉の子育ても苦難坂そのものでした。

  甥が幼いころから、「精神力を鍛えなければ」とのコンセクトの元

毎度嫌がるお糸30分ほどの格闘の末

剣道にやっと防具をつけ引っ張るように連れて行っていました。

そんな状況ですから進歩の家庭も答えは皆無でした。

 遅い仕事から帰った姉が、宿題の点検と

塾の予習まで甥がこっくり状態の中

まるで「ママゴン」そのものの子育てであったように思います。

 甥兄弟たちは夏休み、冬休み、春休みをわが家で過ごしていました。

 みこちゃんも仕事をしていましたがせめて我が家だけでも思いのままに過ごさせてや

りたかったので

帰宅すると家は散乱状態!

冷蔵庫は、食べつくされるほどあきれ返るほどではありましたが

何一つ大声を上げることはありませんでした。

 毎日近所の子供の遊び場となっていたようだ♪

 それが良かったのかどうかは今も答えはありませんが…

 その甥が、母の思い通りにならなくなったのが高校生になってからでした。

暴走グループとの接触から家に帰らなくなったり、不良化するには時間がかからなかっ

たと当時の様子を姉は振り返ります。

 当時県警勤務であった姉の職場も退職もちらつくほどにまで

有名にもなっていました。

 そのような状況にあっては大学進学までも夢のまた夢…。

 そんな甥の転機となったのが24歳の彼女の存在でした。

 二年ほど、安定的な交際もしていたことで

安堵していた矢先、彼女の親の大反対もあり

甥は失恋を受け入れることとなり

その後の生活がどうなるのかとっても心配しましたが

 姉が幼子のように寄り添って眠ることで、老いも母の本気度と信頼が

初めて芽生えたのではと感じています。

 今甥は元、二人の子連れの人と結婚し

我が子も少額一年生を無化へ、幼いころから興味を持っていた

備中神楽を親子で学び人前で披露できるまでになっています。

勤めを終えてからのけいこも好きなればこその楽しみのようです。

 姪が双子を出産した当時 姪はしょっちゅう我が家に双子をあづけて

車で出かけていました。

 その後の双子ちゃんは姪が車で出かけると同時に

お決まりコースのように顔面を真っ赤にして

力の限り泣き叫ぶ様には本当にお手上げでした

しばらく二部合唱は続きますが、ひたすらあきらめるのを待つしかなかったのです。。

本当に子育ての難しさと疲労感を覚えるしかありませんでした。

 みこちゃんのお母さんメール。

 天国のお母さん、お元気ですか。

桜散る小春日和にお別れしてから何年になるでしょう?

 みこちゃんはあなたが旅立った年寄り、14年も長く長く生きてます。

 だけどみこちゃんは、お母さんとお別れした時のまんまの世間知らず。

  お母さん亡き後、初めてご近所のお方から

パワー全開のあなたがそのエネルギーが擦り切れ

田んぼに倒れこんでいたことを初めて知らされました。

毎日作ってくれた食事にも不思議など心寄せることなく

毎日食べていた自分がとっても恥ずかしくちっちゃく思えています。いまだ人の痛みも

わからぬみこちゃんが

この世に踏みとどまっています…

 母の愛は海より不快を、いまさらのように感じています。 まるでマザーテレサのよ

うなお母さんを超えることなんて

100歳まで生きたとしても

お別れした時のままのみこちゃんだと思います。

 あなたが最後の力を振り絞って残してくれた手編みのせーたー!

みこちゃんには、つらすぎて今なお、セーターに手を通すことなどできていません。

 あなたが旅立って、まなしに兄弟、いとこたち6名まで言葉もなく

急ぐかのようにお母さんの元へと旅立ってしまいました。

 みこちゃんもあなたのもとに行きたくて行きたくて

夜ごとさまよいましたがあなたのもとにはいくことがかないませんでした。

お母さん、あいたいあいたい今すぐにでも

 どうか虹の橋で待ち続けていてくださいね

… …あなたと会えたならとオカリナをアカネ空に向かって吹いています。

あなたに、笑われそうな音痴ぶし…

 このメール天国のお母さんに送ります。

今だから分かる、

母の本当のやさしさ

「お母さん」という仕事は、この世で最も大変な仕事の一つだ。休日なし、24時間交代

なし、ときに料理人、あるときはクリーニング屋さん、保育士さん、看護師さん…。一

人何役も同時にこなす気力と体力が求められる。そして、何があっても子どもを守るこ

とが最優先。重大な責任がありながら、当然お給料はない。

でも、お母さんはあなたのことが大好きでたまらない。子どもを守るためなら、それこ

そどんなことだってできる。寝る時間が少なくても、自分がお腹ペコペコでも我慢でき

てしまう。

あなたが笑ってくれたら、たとえ自分のことが上手くいかなくたって、何十倍も嬉しい

。だから大変なことも、辛いことも、あなたに心配かけたくなくて、あなたに幸せでい

てほしくて、たくさん隠してきた。

本当は、あなたに

いっぱい泣かされたのよ

を一生懸命産んだとき、苦しくて泣いた。あなたを初めて両腕で抱きあげたときにも。

ときには幸せすぎて、怖くて、心配で、あなたを心から想うばかりに、いっぱい涙を流

してきた。あなたは気がついていなかったかもしれないけれど、お母さんはあなたの痛

みも喜びも、あなたと一緒に味わい、分かち合ってきたのだ。

最後のひと口、

ママだって食べたかったな

おいしいケーキの最後の一切れ、本当はお母さんだって、ちょっと食べたいなって思っ

てた。でも、あなたの「もう一個ちょうだい」と懇願する大きな目を見てしまったら、

食べることなんてできないでしょ。自分で食べてしまうよりも、あなたのお腹が満たさ

れる方がずっと幸せだと、本能的に知っていたから。

本当は、とっても痛かったのよ

あなたに髪の毛を引っ張られたとき、じつはけっこう痛かったの。小さな爪をたてて、

お母さんの腕をつかんだときも、おっぱいを飲むとき生えかけの歯で乳首を噛んだとき

も、お腹の中からどんどん蹴られたときだって。妊娠中、どんどんお腹が大きくなって

いったときも、そして、あなたがこの世界に出てくるときは、どうやって痛みに耐えら

れたのか、思い出せないくらいに。

いつも心配してたの

守るために全力を注いできた。お隣の子が赤ちゃんのあなたを「抱っこしたい」と言っ

たとき、本当は断りたかった。あなたが彼女にだっこされている間、生きた心地がしな

かったわ。だって、自分の他にあなたを守れる人間なんて、この世に存在しないのだか

ら。

あなたが初めて歩いたとき、嬉しいのと同時に心臓が飛び上がる思いがした。ちょっと

つまずいたり、転んだりすればそばに駆け寄り、悪い夢や突然の熱発におどおどしなが

ら、とにかく必死だった。やがて、成長したあなたが無事に帰ってくるのを毎晩、夜遅

くまで待ち、翌朝あなたを学校に送るために早起きもした。ただただ、あなたが心配だ

ったんだ。

「完璧なお母さん」

なんかじゃない!

こと、あなたの母親として自分自身を振り返るとき、とてつもなく辛口な評価をしなけ

ればいけない。常に母親として欠点だらけだと自覚していて、ときどきそれで自分が大

嫌いになる。あなたには、何ひとつ間違ったことをしたくないから、完璧なお母さんで

ありたいと願ってきた。

でもお母さんだって所詮人間だから、やっぱり間違える。あなたが大きくなった今も、

あのときの間違いをときどき悔やんでいる。できることならあのときに戻って、もう一

度あなたのためにやり直したいとさえ思っている。

でもそれは叶わぬ話。あのときのお母さんは、できる限りの知恵と力を振り絞って、あ

なたのためにベストを尽くしたのだ。それだけは心に留めておいて欲しい。

毎晩のように

寝顔をずっと見てたのよ

ときには、あなたが全然寝付いてくれなくて、「お願いだから眠って」と祈りながら明

け方3時を迎えてしまう日もあった。お母さんは重たい瞼をこじ開けながら、一生懸命子

守唄を唄ったわ。

ようやくあなたが眠りにつき、そっとベッドに寝かせたとき、それまでの疲れがふっと

消え去る瞬間が訪れた。「自分がこんなにも誰かを愛おしく想えるなんて」。まるで天

使のようなあなたの寝顔を見ているだけで、幸せに包まれていたから。

四六時中、ずっと

あなたを抱いていたのよ

する技だって身につけたんだから。あるときは食事をしながら、眠っているときだって

、ちゃんと抱っこしていた。腕はものすごく疲れるし、背中も痛いけどね。

でも、あなたが近くにいたいと願うだけ、お母さんはあなたのことを抱っこしてきた。

ぎゅっと抱きしめ、愛情を注ぎ、キスして、一緒に遊んで。お母さんの腕の中は、本当

に安心できる場所でしょ?だからお母さんは、あなたが必要とするぶんだけ、いつでも

ずーっと抱っこしてたの。

あなたが泣いていると

胸が張りさけそう

お母さんにとって、あなたの泣き声ほど悲しい音はなかった。あなたが顔をくしゃくし

ゃにして涙を流している姿ほど、いたたまれないものはなかった。あなたが泣き止むよ

うに、できることは何だって。それでもあなたの涙が止まらないとき、おかあさんは、

ただ黙って抱きしめてあげることしかできないでいたの。

いつだってあなたが一番

あなたのためなら、自分がごはんを食べるのを忘れてしまう。お風呂に入るのも、とき

には眠ることだって。お母さんはいつもあなたのことが先決で、自分のことは後回し。

あなたのために一生懸命。一日が終わる頃には、自分のことをするだけの体力が残って

いなかった。それでも翌日はまた、あなたのために全力投球。それだけあなたが大事だ

ったから。

いつでも何度でも、

やってあげる

き追い詰められることもあった。泣いて、傷ついて、また挑戦し、そして失敗し、行動

し、学んでいく。それまで思い描いていたものをはるかに超える喜びと、自分の胸に収

まりきらないほどの愛を感じることができる。

辛かったり苦しかったり、夜遅くまで起きていたり、早起きしなくてはいけなかったと

しても、お母さんはあなたのためならいつだって何度だって、力になってくれた。あな

たにはそれだけの価値があるのだから。