気を付けたい熱中症。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 梅雨期間とはいえ、近頃の気温は30度越えは珍しくもありません。

  昨年はみこちゃんも貧血で意識不明で救急搬送されてしまいました。

 一時的な意識の混濁なのでそっとしてほしいと

メモっていてもこれに注目されることはありません。

常に酸素は持っています。

 とにかくしてほしいことは救急車よりも冷やす、水が何よりです。

腋下を冷やすことも大切かもしれません。

これは誰かが熱中症で救急車を呼んだ時でも

そのまま待機するのではなく

冷やすこと、着衣を緩める処置だけは心掛けてほしいものです。

風を送ってあげることも大切かもしれません。

 誰かのためにもタオルを持ち歩くことも心がけたい一つでもあります。

     中日新聞より。

熱中症、梅雨時も要警戒 高齢者は特に注意必要(6月19日)

 熱中症は暑さが本格化する七月下旬からと思われがちだが、実は梅雨の時季も注意が

必要だ。急な暑さに体が慣れていない上、湿度が高くて汗が蒸発しにくく、うまく熱を

発散できなくなるためだ。梅雨前に比べ救急搬送される人は増える傾向にあり、専門家

は「気温と湿度に注意し、小まめな水分補給を」と呼び掛ける。

 熱中症は高温多湿にさらされ、発汗で体温を調整していたのがうまくできなくなり、

体に熱がこもることで発症する。

 主な症状は、めまいや頭痛、吐き気、倦怠(けんたい)感など。重症化すると意識障

害やけいれんを起こし、最悪の場合は死に至る。

 今年は五月から六月十日までに、すでに三千八百人余りが熱中症の疑いで救急搬送さ

れた。うち三人が死亡、六十四人が重症となっている。

 医療法人社団ときわ・赤羽在宅クリニック(東京都)の小畑正孝院長(35)は「五

、六月は急に気温が上がり、湿度も高くて体が対応できない。日ごとの気温差も大きく

、体調を崩しやすくなる」と話す。

 対策は、こまめな水分補給を心掛け、食事以外に一日に一・五リットルを目安に摂取

する。気分が悪くなるなど、熱中症の疑いのある症状が出たら、すぐに涼しい場所に避

難することが大切だ。冷たい飲み物を取り、首や脇の下など太い血管が通る場所を氷水

で冷やすと、体温を下げることができる。氷がなければ流水を使ってもいい。軽度なら

ば、これで改善することが多い。

 意識がもうろうとしたり、自分で水分を飲めなかったりしたときは重症を疑い、すぐ

に救急車を呼ぼう。

 特に、六十五歳以上の高齢者は注意が必要。体力が落ちていたり、体温調整機能が下

がっていたりし、重症化しやすく回復にも時間がかかる。厚生労働省によると、二〇一

六年に熱中症による死者は全国で六百二十一人、記録的な猛暑となった一〇年は千七百

人超に上り、うち八割を六十五歳以上が占めた。

 小畑院長は「持病があり全身状態の悪い高齢者は、熱中症をきっかけに亡くなるケー

スが多い。部屋の気温や湿度は高すぎないか、服装は適切か、水分は十分に取れている

か、本人だけでなく周りの人も気を配ってほしい」と話した。

◆「暑さ指数」危険度示す

 環境省は、熱中症予防に役立ててもらうため、気温だけでなく湿度などを加味して危

険度を示す「暑さ指数」(WBCT)をホームページで公表している。全国840地点

で算定し、希望者はメール配信を受けることができる。

 暑さ指数は、気温、湿度のほか、日差しや道路からの照り返しも考慮する。暑さ指数

は25度未満の「注意」、25~28度の「警戒」、28~31度の「厳重警戒」、3

1度以上の「危険」の4段階に分かれる。

 「危険」と「厳重警戒」の場合、運動などをせず普段通りの生活をしていても、熱中

症になる危険性があると指摘。特に「危険」では、高齢者は安静にしていても危険性が

大きく、涼しい室内で過ごすよう勧める。

 希望者は、ホームページで観測地点と配信時間などを設定すれば、暑さ指数の予測値

やいまの実測値を知らせるメールを無料で受け取ることができる。

 「暑さ指数メール配信サービス」で検索する。

 (河野紀子)

?