ウクライナ女性 家族を残し…

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

外での深呼吸も暖かく感じます。

これから大根の味噌汁を作りたく思います。

これもチイサナ幸福でしょうか…水ぬるむ季節もそこまで来ているのでしょうか。

行きつ戻りつしながら季節は暖かく感じることでしょうか。

 ウクライナの避難民は200万人越えともいわれています。

子供の死者は50人越えです。

 プーチンはいいます

ロシア民を守るためと…

戦争には欲望以外に 正義など考えられません。

家族残し出国「罪悪感」 ウクライナ女性、婚約者と再会も…

結婚を誓い合いながら、ロシア軍のウクライナ侵攻により同国と日本で離れ離れの生活

を余儀なくされていた男女が今月初め、隣国スロバキアで無事に再会を果たした。だが

ウクライナ人である女性は祖国に家族を残したままの出国。「本当の幸せではない」

。一家離散を招いた戦禍に、言いようのない怒りが募る。

「一生の別れになるかもしれないと思い、涙が止まらなかった」

3日、ウクライナの首都キエフ近郊にある町の鉄道駅。母、姉とともに列車に乗り込ん

だリュボフ・テレシェンコさん(24)は、見送りに来た父に窓越しに手を振り、西部

の国境検問所へ向かった。

ロシアの侵攻後、一家7人で町内の実家に身を潜めていたリュボフさん。今月に入り空

襲警報が鳴り響くようになり、「死を間近に感じた。精神的に限界だった」(リュボフ

さん)。

日本に一時帰国していた婚約者の谷康行さん(32)はテレビ電話を通じ、パートナー

の心労を察した。「家族と離れるのはつらいと思うが、僕も不安でいっぱいだ。どうか

他国へ避難してほしい」。そう懇願せずにはいられなかった。

リュボフさんは一晩、家族と話し合った。移動中にロシア軍に襲撃され、命を落とした

同胞の話も耳にしていた。動くべきか、とどまるべきか。「家族は一緒にいたほうがい

い」。そう主張していた父も、身の安全を最優先に、苦渋の決断で娘の出国を認めた。

父が涙を流す姿を見るのは、初めてだった。

出発の日、荷物はカバン1つにまとめた。列車が混雑することは分かっていたからだ。

駅では乗車券のない人が強引に乗り込んだり、乗客同士で殴り合ったりする様子さえ見

かけた。

中継地点のリビウまでの約10時間は立ちっぱなし。列車にミサイルなどを撃ち込まれ

る恐れもあり、皆が殺気立っていた。

リビウで1泊し、国境検問所があるウジホロドには4日夜に着いた。親族のもとに身を

寄せる母や姉と別れ、リュボフさんは1人、谷さんとの合流場所に定めたスロバキア

入った。

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5日未明、2人は約2カ月ぶりに再会した。谷さんと抱擁を交わす中で、リュボフさん

の胸には複雑な思いが渦巻いていた。「うれしさはもちろんあったけど、家族を残して

きたという罪悪感が強かった」

避難民の増加で滞在先ホテルの確保が難しくなってきたため、2人は8日、さらに西方

チェコへ向かった。職や住まいを探し、1カ月程度はとどまるつもりだ。日本に逃れ

ることも検討したが、「家族に会える状況になったらすぐに戻りたい。できるだけ近く

にいたい」というリュボフさんの意思を尊重した。

リュボフさんは家族と毎日、テレビ電話で連絡を取り合っている。暖房器具の修理など

を職にする父は、戦禍にあっても、トラックで各地に支援物資を届けて回っている。今

のところ、家族の身に危険は及んでいないが、不安は尽きない。

「戦争が家族をバラバラにした。私はただ、みんなのそばにいたいだけだ」。リュボフ

さんの声がうわずった。(中村翔樹)

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