まむしは命取りに…

ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

この時期おおいいのがマムシです。

気を付けないと一夜にして毒素が体に巡り命取りになります。

 みこちゃんも従妹宅のの背丈ほどある雑草を

っとっていたらマムシにかまれ救急搬送。

まだ何十年にもなりますが、その歯形

残っています。

初夏から秋のアウトドア 毒ヘビの「マムシ」に要注意!

 今回の「いきもの目線」は毒ヘビの「ニホンマムシ」。かまれると命を落とすことも

ある恐ろしいヘビだ。コロナ禍を背景に、キャンプなどアウトドアブームが続いている

が、マムシも山や川など自然豊かな場所に生息しているので注意が必要だ。群馬県 太田

市にある「ジャパン・スネークセンター」の協力で360度動画を撮影し、マムシの生態な

どを紹介する。

【いきもの目線】はこちら

 マムシは体長50~60センチの小型のヘビで、琉球列島を除く日本全土に生息する。体

色や模様に個体差はあるが背中の銭形模様が特徴。性格は攻撃的だが、攻撃範囲(約30

センチ)に入らなければ、かんでくることはない。受精卵は母体内にとどまり、孵化(

ふか)後に幼体となって外に出てくる。1度に5、6匹の子ヘビを産むという。

 主任研究員の堺淳さんによると、今年は7月までに国内の病院から約10件の問い合わせ

があったという。マムシの毒は「出血毒」に分類され、血管の細胞を壊して出血を起こ

す。毒の量にもよるが、かまれた部分に強い痛みが生じ、徐々に腫れてきて、1日でパン

パンに腫れ上がるという。進行すると血小板の減少により、全身の出血(皮下出血や消

化管出血など)を起こし、悪化すると急性腎不全で死に至ることもある。ただし、早い

段階で血清治療をすれば、重症化のリスクをかなり抑えることができるという。

【動画】ジャパン・スネークセンターの主任研究員がニホンマムシを解説=竹谷俊之撮影

 そんな恐ろしいマムシに囲まれたら――。同センターの協力で野外採毒場に幅90セン

チの水槽を用意。その中に、360度カメラを設置して5匹のマムシを入れてもらった。マ

ムシたちは予想外に動き回り、カメラに向かってきたり、前を通り過ぎたりと、人間が

近づくことができない角度からの様子を撮影することができた。

 さらに許可を得て、マムシの野外飼育場に潜入。ヘビ用のフックを使って堺さんにマ

ムシを探してもらうと、壁際の草むらの中でじっとしているマムシを見つけた。マムシ

との距離は1メートルもないが襲ってくる気配はなかった。ただ、マムシがいることを知

らなければ、足を踏み入れてしまうような状況だった。

 同センターは国内唯一のヘビ専門研究機関で、正式名称は一般財団法人「日本蛇族学

術研究所」。ハブやマムシ、ヤマカガシなど約50種、約千匹のヘビを飼育、展示し、ヘ

ビの生態や毒蛇咬症(こうしょう)に関する研究や抗毒素(血清)を作るために毒を採

取している。堺さんによると、毎年、全国で3千人(推計値)以上がマムシにかまれ、死

者は数人だが重症例は多いという。

 「マムシの牙は細くて短いのでチクッと感じるだけで、虫さされか、とげが刺さった

のかと勘違いすることがある」と堺さん。草むらや落ち葉などに隠れていて見つけにく

く、うっかり手を近づけたり、踏んだりしてかまれる場合が多いという。ヘビにかまれ

たと思ったら、スマートフォンで撮影するなど、その時の様子を記録に残せば、医療機

関での治療がスムーズになるという。ヘビの存在を確認できない場合でも、何かにかま

れて腫れてくればマムシの疑いが大きいという。

 7~9月はキャンプをしたり、ハイキングに出かけたりする人たちが増えるため、マム

シにかまれる被害も多くなる。堺さんは「テントの中にマムシが侵入してきてかまれた

例もある。特に、夜のキャンプ場では、短パンやサンダルなどで動き回るのは避けた方

がいい」とアドバイスする。

 では、マムシなどの毒ヘビにかまれたらどうするか。堺さんは、応急処置で吸引器が

あれば多少の毒を吸い出せる可能性もあるが、無ければ、とにかく安静にして救急車を

呼ぶか、車を使うなどして、できるだけ早く病院で治療をしたほうがいいと話す。かつ

ては傷口を切ったり、強く縛って血行を止めたりしたが、患部全体を広く包帯のような

もので軽く巻くことで、毒の吸収を遅らせることも有効だとされているという。マムシ

の場合は腫れも広がってくるため、圧迫に注意しながら血流を緩めることも必要で、す

ぐに病院に行くことができるのであれば何もしない方がいいという。(竹谷俊之)

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