埼玉の住宅に、月の輪ぐま侵入!

   ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 今日も灼熱の太陽が、健在です。

また台風の到来も案じられるところです。

長崎にも原爆が投下され74年を迎えようとしています。

 限界集落は、野生動物に占拠され、作物は元より、

人間まで襲われ、その脅威におびえるのが人間!

 東京の八王子、奥玉方面にはツキノワグマが生息していると言われている。

 この度、埼玉の一人暮らし宅に、ツキノワグマ

窓ガラスを割って家屋に浸入し、家具を壊し、冷蔵庫を開けて食料品を

物色されたとのこと…びっくり仰天!

熊の嗅覚は恐ろしいほどの働きがあるといわれているが

冷蔵庫の中身をかぐことができたのであろうか?

 熊は人間に向かってくるので逃げようがなく

まさにお手上げ状態。

熊の鼻目掛けて一撃もありかとは言われていますが

なかなか思うように戦うことは困難でしょう。

 ツキノワグマ

ヒグマとは違って本州にも生息しているクマで、元は九州まで分布を広げていたが、201

2年に九州生息の個体群は、ニホンカワウソと同じく絶滅扱いとされた。

ツキノワグマのツキノワとは、そのまま月のことを指し、黒い体毛の中において胸に三

日月のような白い模様が出来ることから、そういった名前がついた。

たまにこの月の模様がない個体もおり、そういったものは「みなぐろ」という愛称で呼

ばれることもある。

あまりにもヒグマが化け物過ぎていろんな事件を起こしているせいであまり陽の目の当

たらないクマであるが、危険度はヒグマとそんなに変わらない。しかも最近はヒグマと

同じく人家に降りてくることもしばしばである。

ヒグマは一定のテリトリーを持っているが、ツキノワグマは特に縄張りを決めず行動す

る。そのためヒグマ以上に人里に出現してくる可能性が多くなっている。

生息地に餌がなくなり住みにくい環境になったためだが、このことで生息数を減らした

りしている。四国のツキノワグマなどは絶滅を危惧されている地方クマとして有名だろ

うか。

生態

ヒグマより体格はやや小さく、体長は120cmから180cm程度、体重もオスの最大が150kg程

度である。大きさで言えば下手をすると大型犬程度の大きさにならない者もいる。

基本的にはヒグマと同じ雑食性であるが、ヒグマと比べれば草食寄りの食生活を送る。

森林内に生息し、果実や昆虫などを食べるほか、動物の死骸も好物である。

能力や習性はヒグマと大体同じで嗅覚が強い。力も強いがヒグマと比べると小型のクマ

なため、駆除や撃退はヒグマよりはやりやすい。

ただ、あくまでもヒグマよりマシというだけの話なのでツキノワグマに出くわした時点

で相当ハードな状況であることはまず理解しなくてはいけない。

実際ツキノワグマによる死亡事故は過去より何回も起きていることである。なめてかか

れば死ぬのは人間の方である。

トリビア

実は東京にも住んでるぞ!

もちろん大都会の中でツキノワグマがサラリーマンをやっているわけでも、暴力団の構

成員になっているわけでもない。

東京と一言でいっても、実際は結構広い都市である。

イメージが薄い人もいるかもしれないが、東京にも自然あふれる土地はあるのだ。そし

てそこに、ツキノワグマは少数ながらも生息しているのである。

実際ツキノワグマの遭遇談・目撃談はよく報告されている。ちなみによく目撃されるの

奥多摩方面や八王子など、まだ自然の残っている部分が多い土地である。

対処法はヒグマと同じ

火を怖がらない、逃げると追ってくる、基本臆病だから睨めば逃げることが多いなど、

ツキノワグマと出会った時の対処法は、大体ヒグマと同じである。

そして、ヒグマもそうだが、ツキノワグマが最初から好戦的な態度でこちらに向かって

きていて、明らかに逃げられない状況にあった場合は、勇気を出して戦うことが大事で

ある。

逃げても追いつかれるし、死肉を好むツキノワグマには死んだふりなどまず通用しない

生き延びたければ、諦めるよりも戦って死のうという気概があったほうが、生存確率は

少しでも高くなるのだ。

ヒグマに比べれば、まだツキノワグマは戦える相手である。だがクマはどの種類も総じ

て身体が筋肉の塊なので、闇雲に攻撃しても撃退は出来ない。

よって撃退時は、固いものなどを手に持ち、鼻など急所に強烈な一撃を当てて、ツキノ

ワグマの戦意を喪失させることが最優先である。当然クマにはいろいろなところに急所

があるが、一番手っ取り早いのはやっぱり「鼻」である。

ヒグマだと下手をするとデカ過ぎて急所の鼻に届かないまま殴られて即死もありうるが

、身体の小さいツキノワグマならまだワンチャンス残されている。

実はあるヒグマと異なる特徴

身体の大きさや毛の色以外に、このツキノワグマが得意なことがある。それは木登りで

ある。

ヒグマは幼い頃こそ木に登ることがあるが、成長するにつれて身体が大きくなりすぎて

しまい、木登りが苦手になっていってしまう傾向がある。

しかしツキノワグマは大きさ的に樹に捉まって踏ん張れるサイズであるため、成獣にな

っても木登りが出来るという個体は多い。

ツキノワグマから逃げる時、木登りは有効なようだが、ヒグマとは違って木に登ってく

る可能性が高いのは難点。しかし木に登っている時点でツキノワグマの行動は制限され

るし、こちらが先に登っている状況になるのは間違いないので、攻撃するうえで、優位

に立ちやすい。

あとはツキノワグマが諦めるまでの我慢比べである。

クマが住宅に侵入 冷蔵庫開け、冷食までごっそり食べる

https://www.asahi.com/articles/ASM864QFJM86UTNB00B.html