自衛隊明記改憲案、自民党合意。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 今年の桜の開花は早く、みなのこころをなごまし人のご縁を結ぶ良い機会にもなれる

と嬉しいですね。

 ひと時なりとも桜の下で見つめられながら談笑が楽しめたらこれも

桜冥利でありましょう。

 今年中に憲法改憲を成し遂げたい総理の意向は強く

特に平和憲法の中枢を真正面から降ってわいたかのように

けっていにむけて、自民党案が、有無なく可決、通過され

大きく確かなものとして実行されようとしています。

議員の3分の2を最大限活用の運びです。

 これは自衛隊に対する違憲論を封じ込め、防衛体制の確立と自衛隊の身分の格上げに

すぎません。

 次の問題は、自衛隊の活動や自衛権の範囲はどこまでかという解釈論である。

 議論の最終段階で実力組織としての自衛隊の範囲について「必要最小限度」としてい

たくだりを不明確だとの反対論を受けて削除した。自衛権に言及すべきだという意見も

踏まえ「必要な自衛の措置」という表現に変更した。

 最近の防衛政策の動向にも気がかりな側面がある。空自戦闘機への巡航ミサイルの搭

載や海自護衛艦の「空母化」構想、陸自の部隊運用を一元的に担う陸上総隊や水陸機動

団の新設…。北朝鮮の核・ミサイル開発や中国の軍拡などを背景に、専守防衛の枠を超

えかねない動きが続いている。

 総理は口癖のようにおっしゃいます。

憲法に、自衛隊を明記したとて何ら変わる内容ではありません」と

 これでは改憲してしまえば、自衛隊の評価が保証されたことを意味し

阿部意見などなかったことになるのでしょう?

このように国民を欺く失言も平気な総理なのではないのですか

方便もせいじのぐにすぎないのでしょうか??

だからこそ、森友問題の内容が重要なのです。

これが総理に対する信頼度の証になるからです。

 これが国民投票においてひけつされたならどうなるのか・?

 戦後最大の問題がこうも独占的に改憲されてよいのだろうか?

まるで横暴としか言えない。

 若者の未来がとっても案じられます。

 日本の安全保障の主塾をどう方向付けるのか

憲法の形が見える方向で話が進められたいものです。

 また自衛隊明記の改憲者も多くおられます。

 このような大切な事柄が、降ってわいたかのように決定がなされることには、反対で

す。

 脅威ともいわれます中国問題に対処するにも

じえいたいがどれほどたいこうできるといえるのでしょうか?

     山系より。

【主張】自民党改憲案 「自衛隊明記」を評価する (2018年3月25日 05:02)

 自民党憲法改正推進本部が、党独自の改憲案について、戦力不保持などを定める9条

1、2項を維持しつつ、新たな条項「9条の2」で自衛隊の保持を明記する方針を決め

た。

 党総裁である安倍晋三首相が提起した加憲案に沿った内容である。

 25日の党大会へ報告した上で緊急事態条項など他の項目と併せて条文を作り、他党

や国会の憲法審査会に示す段取りだ。

 憲法改正の急所となる「9条」をめぐり、自民党自衛隊明記の方針を決めたことを

評価したい。安倍首相をはじめ自民党議員は、改正の必要性を国民に対して積極的に説

いてもらいたい。

 防衛力を整え、侵略者から国民を守り抜くことは国の最大の責務である。だが、現憲

法にはそのための規定が欠落している。むしろ、9条を旗印に多くの憲法学者らが自衛

違憲論を唱えている。防衛力をひたすら忌避する空想的平和主義がなお存在する。

 つまり、9条は日本の安全保障政策と論議の水準を低め、国民の安全を損なってきた

のである。

 憲法に明記すれば、自衛隊違憲論は否定できる。国の重要な役割である平和の追求に

、防衛力が欠かせない点も明確となる。

 北朝鮮や中国の脅威は現実のものとなった。国民を守る任務に黙々と当たっている自

衛隊員を、国民が後押しすることが、今ほど大切なときはない。

 それには、国民投票によって憲法を改め、自衛隊を明記することがふさわしい。自衛

隊員の士気を高め、国民の防衛意思を示すことが抑止力を向上させる。

 理想としては戦力不保持の9条2項を削除し、自衛隊を名実共に世界標準の軍に改め

るべきだ。だが、公明党を含め他の政党の安全保障への意識とは乖離(かいり)がある

。まず、改革の第一歩として自衛隊明記を実現する意味はある。

 推進本部が挙げた条文案は煩雑で、自衛隊自衛権の制約を固定化しかねない。これ

は9条由来の誤った発想といえよう。

 当初案にあった「必要最小限度の実力組織」との表現を取り下げたのは正しい。国民

を守る自衛隊の整備や行動を阻害しかねない表現だった。現行案の「必要な自衛の措置

」の表現も、範囲をめぐり神学論争を招きかねない。

 自衛隊の規定は、できるだけ簡潔にするのが肝要である。