みこばあちゃんだって騙されるかも?「でもお金は無一文」
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
此のたび78歳の女性がなんと宅配便で南海にも渡り
合計一億円をだまされたということです。
このお方は現役の不動産業を営まれているという。
凡々たるおばあちゃんであればともかく現役のお方がと小首をかしげてしまう。
日頃どのような営業をされていたのだろうかと疑問がよぎる。
もしかしてにんちしょうの入り口に差し掛かっておられるのかと案じてみたくもなる。
道の通りがかりの会話である。
わが友が45歳くらいのお方に身の上話をいろいろされ
涙なくしては聞けなかったと本日聞いたばかりである。
主人は3年前に交通事故で無くなり、その後は一人息子と
二人暮らしで自分はバイトで食いつないでいるが
近頃では体を壊し仕事も休みがちであるとのこと。
息子は港口も普通に出て働いていたが
片側の視力と聴覚が悪いためいじめにあい
今では部屋にこもりきりであるという。
そして話の終わりに「息子に昼うどんを食べさせてやりたいから三円貸し手」
と言われ友は一万円札を差し出したとのことであった。
ミコばあちゃんには「なぜ三円」なのかも理解しがたく
初対面の方から差し出されたお金を受け取る行為が許せない気がいまだにしています。
でも私も現場に直面していたら、友と何ら変わらない行動に出ていたようにも思う。
私だけはと言っていられない現実はそこここに蔓延しているのでご用心です。
朝日コムより。
「宅配便で送れ」計1億円だまし取られる 78歳被害
滋賀県警草津署は28日、草津市に住む不動産業の女性(78)が現金1億円をだまし取られた
と発表した。電話の指示に従い、9月下旬から10月下旬までの間に計6回、宅配便で東京都
内に現金を送っていたという。署は詐欺事件として調べている。
署によると、9月26日に女性宅に、大手電機会社員や、大手スーパーの社員を名乗る男から「
新規上場する企業の債権を購入できる」などと電話があり、女性が翌日、宅配便で現金120
0万円を東京都内に送ったという。その後、「取引実績がないと取引できない」と電話があり
、女性は現金800万円を送った。
さらに、「証券監視委員会」を名乗る別の男から「あなた名義で買った債権の関係者が警察沙汰
になった」などと「保証預託金」の名目で送金を求める電話があり、女性は4回にわたって計
8千万円をいずれも宅配便で送ったという。
男と連絡がとれなくなったため、不審に思った女性が署に相談し、被害届を出したという。(八
百板一平)