10年日記。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
どうしたことでしょう。
セミの鳴き声が効かれません。
梅雨明けが早すぎたのかしら…
今日は半夏生です。
粽を食べたものですが
ちまきの皮がきれいに向けなくて
なんぎをしたものです。
みこちゃんも何度となく日記には挑戦しましたが かなうことはありませんでした。
思いの行き違いも 日記は正直に答えてもいます。
何気ない幸福の数々
日記はすべて教えてくれてもいます。
【朝晴れエッセー】10年日記・7月2日 (2022年07月02日)
長女の10歳の誕生日に10年日記を書き始めた。子供たちの大切な10年を親としてどう過ごしたのか、書き記したかった。
書き始めた当初は18歳が成人年齢になるとは考えてもいなかったが、子供の20歳の誕生日は私の節目でもある。なんといっても娘の誕生日は、私が人生最大の大仕事を始めた記念日でもある。
先月、その10年日記が最終章を迎えた。
1ページに10年分の記録をつけることのできる日記は、いやでも過去の今日の記録が目に入る。子供たちの学校生活、受験に立ち向かう姿や反抗期、夫と過ごす穏やかな週末、庭の季節の移ろい、ハプニング満載の家族旅行や新たな挑戦。そして、健康が自慢だった私が、6年で7回の入院手術を経験した。
つらい記憶がある日は、今年の今日から過去の今日に目を移すことができない。ただ、時間の経過とともに過去に向き合えるようになり、思い出して、ちょっと笑ってしまう。
あふれる思いで、行をはみ出して書きつづったことが何度もあった。単なる記録だけど、こうして書くから記憶に残る。
人生は思い通りにいかないと感じながらも、振り返ると結構幸せな自分がそこにいる。文末には数多くの「ありがとう」「幸せ」「愛(いと)おしい」の文字が並んでいた。子供と一緒に私も成長しているんだ。
誰かに見せたこともなく、誰かが評価してくれることもない。けれど、これほど自己肯定感の上がる記録はない。さあ、続編の1ページには何を書き始めようか。