きょうから始めようは口癖。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
バックには「飛行機雲」が流れています。。
長かった夏休みも済んでで住まえば あっという間です。
これからの暑さを予報しています。
1か月ほどは暑さのピークを受け入れながら
覚悟の日々を覚悟したいものです。
今日から始めたいことは限りなく体験しながら過ぎ去っていったのではないのだろうか
…
みこちゃんも毎日のようにきょうからが口癖にもなっている。
【朝晴れエッセー】今日から始めようと思う・7月22日 (2022年07月22日)
2年前、自宅を片付けていると、覚えのない1冊のノートが出てきた。開いてみると二
十数年前の日付と「今日から日記を書こうと思う」で始まる見覚えのある筆跡。主人の
日記だ。しかも私たちが出会う前の頃のだ。当然片付けの手は止まり、私は座って読み
始めた。
最初の2日程度は丁寧にその日の出来事や思いが書かれていた。が、わずか8日程度で
日記は終わっていた。
主人にそのノートを見せると、顔を赤くし「やめてくれ~」と照れた。「なになに?」
と寄ってきた子供たちも、その書き出しと記録の短さにケラケラ笑った。
主人いわく、仕事が忙しい上に大した変化もないので書かなくなったとのこと。私と子
供たちはそれ以来「今からご飯を作ろうと思う」「今日から勉強をしようと思う」と言
っては主人をからかい、それはわが家のお決まりルールになった。
先日、娘が私に「1カ月しか寿命がないと分かったら何をする?」と尋ねてきた。「家
族と旅行」と思ったが、その日記の件が頭をよぎった。
もし家族が私の遺品を整理したら、写真、出し損ねた手紙、自分を鼓舞するような文章
など、見ると笑われるような物、からかわれそうな物満載だ。しかも私はあの世だから
反論できない。
しつこく主人をからかっておいて勝手な話だが、「今日から見られて恥ずかしい物を整
理しようと思う」。