変形性質関節症。

  ご機嫌いかがでしょうか。

おはようございます。

今日も 太陽いっぱいの快晴がアサヒが予言してもいます。

気が付けば田んぼには水が張られ鈴与かな風を耳元に届けてくれてます。

このさわやかな風はまるで五月の風なのかもしれません。

膝にも腰にも悲鳴に似た体の異常を 否応なく知らされてもいます。

70年近くあまり苦痛に感じない状態で過ごせたのだからと

妙に納得していたりする自分がいます。

階段の上がり降りには儀釘区と筋肉か骨の擦れ合う音なのかなんと不気味な音なのかと

びっくりしています。 それと同時にいたみなどおきませんようにと

 腰痛は横になることで感じませんが

膝関節は、夜休んでいても痛みがあり大変です。ひたすら祈るような思いです。

こういったひざの痛みは、

99%が『変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)』が原因です」

とは、“ひざの名医”こと黒澤 尚(ひさし)さん。

特に女性に痛みが表れやすく、痛いからといって安静にしていると、

 より悪化してしまうのだという。

一体どんな病気で、どんな人がなりやすいのか黒澤先生に詳しい話を伺った。

★「変形性膝関節症」になりやすい人3つの特徴

歩いているときや立ち上がるとき、横になって安静にしているときでさえ、

突然襲われるひざの痛み。

このほとんどが、関節の表面にある軟骨が、

すり減ることで生じる「変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)」とされ

る。

「関節の骨と骨との表面は、軟骨で覆われていますが、

その軟骨がすり減ると、削れた軟骨の欠片が関節包の中に散らばり、

 これが原因となって痛みなどの炎症が起こります」  と、順天堂大学医学部整形外科

学名誉教授で江東病院理事長の黒澤尚さんは言う(「」内、以下同)。

この変形性膝関節症の患者は、全国で約2800万人いるという。

では、どのような人が変形性膝関節症になりやすいのか。

主に次の3つが挙げられるという。

【1】中年期の女性 「私が勤務する病院の患者のうち約8割が40代後半以上の女性で

す。

女性は男性と比べて筋肉量が少ないため、

ひざの周囲の筋肉で体を支えられず、ひざに負担をかけてしまうのです」

また、更年期に女性ホルモンが減少すると、

軟骨の新陳代謝が悪くなり、削れやすくなってしまう。

【2】肥満の人?   肥満の場合、そうでない人に比べて3倍発症しやすい。

【3】運動不足の人  筋肉が衰えて体が支えられず、ひざに負担がかかる。

「ひざ痛というと、スポーツでひざを使いすぎたことが原因だと考える人もいますが、

違います。

ひざにけがをした場合をのぞいて、

ほとんどが老化や肥満、運動(筋肉量)不足が原因です」

★「変形性膝関節症」の進行度と症状チェックリスト

日々症状が進行するという「変形性膝関節症」。

長い年月をかけて、軟骨はどのようにすり減っていくか。

症状から段階をチェックしてみよう。

■軽症(初期) 軟骨のすり減り方が軽度。 自覚症状もあまりない。 □?ひざにこわば

りや違和感がある。

□ 鈍い痛みがある。

■中等症(中期) 軟骨のすり減りが進み、症状が顕著に表れる。 □ 慢性的な痛みがあ

る(ただし、痛みは軽度)。

□ ひざの曲げ伸ばしがしにくくなる。

□ 長時間の歩行が困難に。

□ 階段を下りるときが特につらい。

  ■重症(末期) 軟骨がすり減って骨と骨とがぶつかるように。

日常生活に支障が出る。 □ 立つ・座る・歩く動作で強い痛みが生じる。

□ 安静にしていても痛む。

□ 痛みの出方が人それぞれとなり、逆に軽くなる人も。

★医師考案「くつ下体操」で8割が痛み改善

「軟骨は15歳までに形成され、それを一生使うことになります。

骨と違って修復能力がないため、一度すり減ったら元には戻りません」

つまり、病院で治療をするとしても、軟骨を再生させるわけではなく、

痛み止めを処方されるなどの“対症療法”でしか対応できないのだ。

しかし黒澤さんは、筋肉をつけることで、

ひざの負担を軽くする体操を考案した。

「この体操を2週間ほど続ければ、痛みが改善します。

さらに半年から1年ほど継続すれば、痛みが再発することはほとんどありません」

上記「変形性ひざ関節症の進行度と症状」のうち、

軽症と中等症なら、体操だけで7~8割が改善。

重症でも、3人に1人は痛みが改善したという。

特に痛みが強い場合は、下記の「くつ下体操」からはじめてみよう。

この体操は、フローリングなどのすべりやすい床で、

くつ下をはいた足をすべらせるだけ。

1日20往復×2セットを左右交互に行うと、痛みが改善されるという。

「痛いからと安静にしていると、症状は悪化します。

関節に負荷をかけると、軟骨に栄養や酸素が供給されるため、

動かせば動かすほど軟骨を健康な状態にできるのです」

簡単なので、とにかく“毎日”気軽に実践してほしい。

★特に痛みがひどいときに「くつ下体操」のやり方

いすに座り、くつ下をはいて足をすべらせるだけ。

朝&夜:左右20往復×2セット。 【1】くつ下をはいて、いすに浅く座る。 【2】床に

足をつけたまま、片足ずつ前後に20cmほどすべらせる。

  往復で5秒ほどかける。

少し前かがみで座る

★ひざの名医の選び方|ヒアルロン酸注射を打ちたがる医師は・・。

ひざの名医である黒澤先生に診てもらいたいが、

すべての人が診てもらうというのは難しい。

そこで黒澤先生に、こんな先生はやめた方がいい。

というポイントを教えてもらった。

医者探しの参考にして欲しい。

変形性ひざ関節症の場合、病院に行っても、

処方されるのは、痛み止めがほとんど。

対症療法だけなら、病院に行く必要はないのだろうか。

「いまの痛みをとる手助けをしてくれたり、

食生活や運動の指導をしてもらうためにも、医師の診察は必要です。

 ただし、やたらとヒアルロン酸注射を打ちたがる医師は、

おすすめしません」(黒澤さん・以下同)

ヒアルロン酸は、軟骨を保護する作用があるとされ、

ひざ関節に注射すると痛みが緩和され、

関節のすべりがよくなるといわれているが・・・。

「一方で、ヒアルロン酸注射には軟骨を弱くし、

よりすり減らせてしまう側面もあります。

長期的に考えると、余計にひざが痛くなる原因に。

保険適用外ですし、ひざの治療でヒアルロン酸注射をするのは、日本だけです」

関節は皮膚に近く、炎症があれば本来は触ってわかるので、

むやみに薬や注射をすすめてくる医師よりは、

しっかり話を聞いてくれて触診し、

適切なアドバイスをくれる医師を見つけて長くつきあった方がいいという。

「触診もせず、すぐにレントゲンやCT検査を行うのは、技量がない証拠。