東京キャリア女子が沖縄で移住した体験!

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです

 今日の態様も全開、「いやしおれそう」

今日のスタートです。

 昔の6月の風景とは

異なる温暖化を全身に感じています。

 アジサイが雨の潤いをいただき

開花に向けてつぼみを膨らませています。 日本は国連ビジネスが34位とか…。

国連が購入している商品がビジネスチャンスの種としたならば

日本にその進出すべき経済進出もあってよいのでは…?

 日本においては今は使用することのない「蚊帳」が海外において

求められている現実を知ることで

びじねすちゃんすはいくらでもあるのではないのか?

 沖縄は日本で一番貧困県でもあります。

    東京女子が沖縄で働いた感想に触れ

給与体系の背景が少し理解できます。

なるほどと思えた点に

仕事効率の悪さは生産性を低くし

これが給与に反映することは「当たり前」はごもっともです。

 風土がはぐくんできた人の良さは

日本に消え去ろうとしている、人の木綱の宝でもあるような気もします。 地方に企業

が移転できない背景も、単純ではないリアルもあるのでしょうか?

 東京の一極集中は問題視されながら

消え去っている課題でもあります。

 単純にコープの配達料金は、大都市と田舎ではその価格にも差がある。

 田舎は不便、物価は安いけれど

暮らしの不便との背中合わせに、同折り合いがつけられるかにかかってもいるのではな

いでしょうか?

 東京の外資系職員から沖縄移住

沖縄で仕事をすることはカルチャーショックの連続です。

何よりもまず沖縄移住を考えている方に伝えたいのが、

「沖縄に行ったらゆる?く仕事ができる」

なんていう幻想は捨てましょう!ということです。

沖縄で仕事する、というと

「のんびり、時間に追われず、ゆる?く」

という印象がつきまとうのはなぜでしょうか。

何を隠そう、私自身がそんな幻想を抱いていた張本人なのですが…

東京や大阪なんかの大都市圏である程度キャリアを積んできた人が、

沖縄という文化も時間の流れも違う場所にいって仕事をするということは、

かなりのストレスを伴うことであることを認識してください^^;

私が体験したリアルなギャップを紹介していきますね↓

仕事に対する時間感覚の違い

これは転職前から容易に想像できたことなんですが、

頭でイメージするだけと実際に体験することは天と地ほどの差があります。

東京だと即レスが暗黙の了解のようなメールのやり取りも、

半日後、1日後にや?っと返事がきたり、

電話の折り返しなんかもまずこないと思ったほうが良い^^;

こんなことで怒ってもしょうがないのですが、

とにかく東京の基準で仕事をしていたらまぁイライラします。

20代?30代の若い人たちはそんなこともないですが、

中年以上の方たちは本当にビックリするほど時間の感覚が違います。

企画書一つ作るのでも、東京の感覚だと大枠は1週間でアップ。

ところが私が転職した先の沖縄支社では、

平気で2週間、下手したら1ヶ月という期間がかかっていく。

それは単純にリソース(人手)や情報・経験不足の問題もあるけれど、

一番はそもそもの時間の感覚が違うこと。

常識が違うんです。

どっちが良い悪いじゃなく、郷に入れば郷に従うだけ、ですね^^;

ちょっと意外?な沖縄の残業事情

沖縄のサラリーマンというと、

17時には仕事を終えてオリオンビール飲んでる♪

なんてイメージありませんか??

それ、誤解です!!(笑)

私の転職した沖縄支社では皆20時?22時位の残業はあたり前、

決算前なんかは泊まり込みなんていう方もいました。

実は私の周りには私と同じように、沖縄に移住・転職した人が

何人かいるのですがその人たちが口を揃えて言うのが

「沖縄、想像以上に忙しいわww」

というもの。

今でも沖縄に遊びに行くたびに飲むのですが、

ちょっと仕事がバタバタ!21時からでもいい???

なんてよくあることです^^;

残業が多い企業の特徴と原因

私が個人的に残業が多いと感じた会社の特徴は、

『東京に本社がある会社の沖縄支社』という点です。

すぐ思いつくのはコールセンターなんかでしょうか…(笑)

実際に私は東京のサラリーマン時代に

沖縄のコールセンターの方々とお仕事をしましたが、

24時でも普通に電話にでてくれていましたよ…^^;

もちろん私が転職した沖縄の会社も同様でした。

で、なぜ残業が多くなるかというと、私は

・そもそもの作業効率が悪い

・東京本社から割り当てられる予算や業務量が消化できない

からだと思っています。

そこから

予算減→人員カット→人手不足→さらに多忙に、

というループに陥っている会社は多いなぁと実感しました。

もちろん現地で毎日定時に上がる友達もいましたが、

沖縄で働く=楽であるという方程式は成り立たないことは

認識しておいたほうが良いですね。

約束事は話半分で聞いておく

これは転職した先の東京本社の人から、

沖縄で働く上での注意点として教えられた教訓です。

沖縄の人はとにかく気前よく

「あ?できるよ?」

「いついつまでにやります」

って言うけど、話半分で聞いておきなさい、と。

むしろそれを本当に実行できるようにサポートしていく、

というのが本社から派遣されていく人間の役割だと。

で、実際現地に行ってみたらものの見事に言われたとおりでした(笑)

とりあえずスケジュールなんて、いくらつくっても意味ナシ(笑)

だーれも守りません^^;

「あれ?そうだったっけ?今からやるね?!」

と言われておしまいですw

だからとにかく自分が前に立ってやっていくしかありませんでした。

連絡手段がメールじゃないことも

これは私が転職した業界だからこそかもしれませんが、

そもそもメールなんて見てない、という人たちもかなりいました^^;

特に離島の業者さんなんかに多くて、基本は電話かFAX。

これはかなりのカルチャーショックでしたね?(笑)

東京時代の基本はすべてメール。

ちょっと乱暴ですが、メールを出したら読んでくれているもの、という前提でした。

だからコミュニケーションを取ることすらママならないw

という状況もしばしば…これは正直結構疲れました…

沖縄の人はヨソモノに冷たい??

これ、よく聞く沖縄移住あるあるですよね。

実際に移住して現地で仕事をした私の感想はというと…

別にこれといって大した扱いの違いは感じませんでした。

むしろこんなに良くしてもらって良いんだろうか…

というくらい皆さんに面倒を見てもらいました。

これは文化の違い、とも言えるのでしょうが、

沖縄では人と人との距離が本当に近い。

なんというか、コミュニティ意識が強いんですよね。

別に東京人だろうとコミュニティに入れば家族のように、

何から何まで心配して面倒を見て助け合います。

自宅の夕飯にも誘ってくれるし、おすそ分けなんてしょっちゅう。

移住したてだからか、というとそんなことではないんですよね。

プライベートの面だけでなく仕事でも一緒です。

他県からきた人間だからといって冷遇されたり、

ノケモノにされたりするなんていうことはありませんでしたよ^^

沖縄で仕事をする時の距離的問題

大手企業は都内の中心部に一極集中している東京。

東京で仕事をしていた時のクライアントといえば、

すべてタクシー・電車で10分?30分程度の距離にオフィスがある企業ばかり。

電車で1時間もかかると「めちゃくちゃ遠い」という感覚でした。

もちろん沖縄でも大手の企業は那覇に集中していますが、

地場の企業なんかもまだまだ根強い沖縄では、

営業先は沖縄全土に散らばっています。

特に私の場合は地方活性化の仕事をしていたので、

名護などの本島の離れた場所だけでなく、

久米島石垣島など離島なんかにも取引先が点在していました。

ちょっと顔を出す、ができない

東京の会社は外資系の企業だったので、

テレカン(電話会議)やテレビ会議なんてしょっちゅう。

でも、やっぱり直接会って話すことで伝わる情報量って、

比にならないほど多いんですよね。

特に営業なんかの仕事の場合、

「ちょっと顔を出す」って結構大事だったりするんですが、

沖縄に場合はそれがままなりませんでした^^;

車や飛行機で何時間もかけてやっと会いにいける。

その日程を決めるのにもやり取りがままならないからまた時間がかかる。

時間やコスト効率は当然下がりますよね。

沖縄のお給料事情

そして、沖縄で仕事をする上で最大の焦点になってくるのがお給料。

前回の記事で私の待遇について公開しましたが、

実は沖縄支社に異動する時にとある条件を提示されました。それは

「現地の社員と絶対にお給料の話をしないこと」

というもの。

東京でも決して悪くない給与額でしたが、

沖縄では破格の金額です。

一方で50代の現地社員の方々がもらっていたのは、

おそらく私の半分以下の年俸。

それはもちろんお金の話なんてできません。。

破格の年俸で転職できた理由

東京の前職は外資系企業。しかも多忙を極める広告代理店。

お給料はかなり高かったですが、それにはそれだけの理由がありました。

そして今回沖縄移住の転職の面接の際、

私は条件として「給与水準を下げないこと」を伝えていました。

企業の規模や体力から「言ってはみたものの絶対無理だろうな…」

と思っていたのですが、届いたのは前職と同額の年俸での採用通知。

始めの頃こそ喜んでいましたが、

転職して2?3ヶ月する頃にそのカラクリがわかりました。

というのも会社役員から突然

「うちは四半期ごとに給与の見直しがあるよ」と言われたからです。

そして最初の4ヶ月目でものの見事にお給料額がガクンと下げられました。

正直「騙された」と思いましたよね^^;卑怯だな?と。

だって採用の際にそんなこと一言も言われなかったんですもん。

でもね、普通に考えたらその金額が妥当なんです。

東京の半分以下のペースで仕事をこなす中で、

東京で求められる半分以下の業績しか上げられない中で、

東京と同じ給料をもらえるわけがないんです。

もちろん大手の外資企業(DFSや海運業)などの

沖縄転勤だったらそんなことはないかもしれませんが。

沖縄で働くということは東京より年収がガクンと下がるものであること。

そうでない場合は何かカラクリがある、と思ったほうが良いです。

沖縄で働くことに夢と幻想を抱きすぎない

私の場合は前述の年俸の一件が引き金となり、

会社不信がつのり退社→東京の会社に出戻る、

という結果となりました。

でもお給料の一件が無かったらそのまま働き続けられたか、

というと正直自信がありません。

なによりもこの沖縄移住で強く認識したのが、

思った以上に東京に染まっている自分、

東京の常識が染み付いている自分、

でした。

東京なんて窮屈で息苦しい、

沖縄ってなんて素晴らしいところなんだろう。

そんな風に思っていましたが、

実際は東京のスタンダードを拠り所にしている自分がいました。

結果、私がたどり着いた結論というのが

「東京に軸足をおいて、いつでも好きな時に

沖縄に行けるようになれば、それが一番イイ」

というものでした。