桜の思い出…

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 新元号は令和と万葉から取り上げられました。

 厳しい冬をしのいで凛と昨梅

でも桜を超えることはありません。

咲き誇れ 梅の花

桜のようには なれぬけど

雪の重みに耐えて 生き抜いた

その誇りで 春を照らせ

舞い上がれ 梅の花

ひらり ひらひらと 散ってゆく

誰か一人は 必ず 見てるから

 人生の機微までも、さくらは心に迫るほどのインパクトと支えの中で

心にひとひらの花があるのも疑いのないところです。

桜餅のあの何とも言えない葉っぱの香りは上品で心が売づくほどの優しい香りに

母の手作りの桜餅が瞼に浮かびます。

そして若くして旅立った母の命日は4月11日。

桜舞う野辺の送りとなりました。

 みこちゃんの国語の教科書の最初に出会った小学一年の一ページには

 桜の満開桜三本の絵と

その下に「さくらさくら、桜が咲いた。」と

書かれた思い出が脳裏をよぎります。

 唱歌「さくら」の原本

さくら さくら

やよいの空は

見わたす限り

かすみか雲か

匂いぞ出ずる

いざや いざや

見にゆかん

 さくらをみあげ

余りにも美しい風景に

感嘆の声もあろう…

色もなく、その形までない桜をめでるその様子も様々

梅はかぐわしさもあります。

見えない桜はわが心の花でしかない…!

掌に載せられた桜一輪までも、風がサあーと奪い去りゆく…

病魔の中の桜もどのように去来していることでしょう!

 みこちゃんの愚策です。

わが胸に 咲け咲け桜 ひと花よ

「今年も桜を見ることができた」と

命のひとひらを味わい深く愛でる桜もきっときっとあるはず…

日本文化の様々な分野において昔から繰り返し取り上げられてきた題材です。

世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

在原業平(※1)はその昔、上記のような「世の中にまったく桜というものがなかったなら

、春を平和な気持ちで過ごせるだろうに」という歌を詠みました。先人達も桜の開花に

心躍らせたり、散りゆく花びらを惜しんだりしていたことがわかりますね。

(※1)825年-880年を生きた貴族出身の、日本を代表する歌人。参照/広辞苑

絵師も同じような気持ちを覚えたのか、変わりゆく季節を象徴する桜の日本画を数多く

生み出しました。わずか十日ほどの花の命でありながら、今日に至るまでたくさん描か

れてきたのはまさに愛されている証拠。

sa1

画像:葛飾北斎による桜と富士の絵 Wikimedia Commonsより

桜を愛でる文化は芸術にとどまらず、食にも広がっていきました。

sakura

写真:【SHITAMACHI】勝負は180秒。千駄木の、あめ細工専門店「吉原」より

DSC_0041-1

写真:今日はどれにしよう?「浅草九重」のあげまんじゅうより

海外にも「ハイビスカスティー」など、花の「見た目」や「色」を活かした食べ物は確

かに存在します。しかしながら、「さくらまん」のように花そのものの「風味」「香り

」を好んで食に取り込む文化はそう無いのではないでしょうか。日本人の桜好きここに

極まれり、と言うべきでしょう。

花見の思い出 我が家では毎年嵐山まで自転車で出かけて花見をします。小学生の娘た

ちも手抜き弁当ですが、私の作った弁当を美味しそうに食べてくれます。1年に一度の花

見をとおしてささやかな幸せなひと時を過ごせることに感謝しています。

花見の思い出 花見の思い出は、今。今年です。40代に突入し、学生時代の友人と共に

住み慣れたわが町(大和高田)の桜をくまなく散策しお弁当片手に今・未来を語り合い

ました。そして、生きている、生かされている、そして桜を見上げて「頑張ろう」とい

う気持ちがわいてきました。

花見の思い出 職場を換わって緊張している私を、先輩が誘ってくださって出かけたお

花見、かなり寒かったけれども心は暖かでした。ただ残念だったのは、お酒の苦手な私

にとってビールしか飲み物のないお花見はちょっと物足りなかったことです。熱々のコ

ーヒーと、おいしいお菓子があり、日差しの暖かなお花見だったらいちだんとうれしい

のに、なんて贅沢なことを考えてしまいました。

花見の思い出 花見は毎年行くのですがここ数年花粉症がひどく花見どころではなく鼻

水、くしゃみの連発!!今年はまともに見られたらいいのですが・・・

花見の思い出 大学を卒業して新入社員となった最初の花見が大阪城公園でありました

。酒を勧められるままに飲めない酒を飲んで、べろんべろんに酔っぱらって、どうやっ

て家に帰ったのか記憶がない状態でした。今から思えば、急性アルコール中毒にならな

かったのが、不思議なくらいです。

花見の思い出 初めて夫と出会って花見をしたのですが、彼が待ち合わせにスーツのポ

ケットから買ってきた花見団子を出してきたのがおかしくて、いつも桜の季節になると

思い出します。

花見の思い出 桜の見ごろが近づいてきました。心弾む季節です。飯田橋・九段下周辺

は桜があふれています。数年前の花見は寒くて、ダウンを着こみ震えながら桜の下での

宴会でした。寒過ぎて頭上の満開の桜を楽しむ余裕がなかったのを思い出します。お花

見は春らしい昼間に桜の中を歩くに限ります。

花見の思い出 毎年近くの川原に子供たちと三人で出かけます。レジャーシートをひい

て読書したり、お茶を飲んだりそれぞれゆっくり過ごします。お弁当も作ったりしない

無理しないお花見です。そんな時に御社のお菓子をお気に入りの紅茶で頂いたりしてま

す。

花見の思い出 近所の神社に大きな桜の木があり毎年家族でお花見に行きます。今年は

母が亡くなりまだお花見に行けてませんが、思い出とともに見に行こうかと思っていま

す。

花見の思い出 桜の季節ですね・・・いつも横浜の何もない原っぱになってしまったと

ころに咲いているENDLI桜をここ何年か成長を楽しみに見に行っているのですが、今年は

・・・行けそうになくて。桜ってあっという間に散ってしまうからでしょうか?見てい

るととても幸せを感じる事のできるので大好きです。今年は4月に入ってから桜が満開

になり、春らしい春って感じがしています。

花見の思い出 神戸にいた3年前に、神戸から姫路城に桜を見に行きました。姫路城はさ

すがにすごいお城でした。白鷺城というだけあり、桜も綺麗で神戸や関西のいい思い出

です。

花見の思い出 名古屋市在住ですが、市内に桜の名所がいくつかあります。毎年必ず行

っていたのが、とある川沿いに植えられた桜の名所で、そこは川沿いということもあり

、宴会をする場所もないので大変静かな名所なのです。毎年、今は亡き父と私と母の3

人でそこに出ている屋台の石焼き芋を買って食べながら桜を見るのが恒例でした。大人

になるにつれて一緒に行く相手が両親からBFに変わり、父はいつも寂しそうでした。

亡くなってから、もっと優しくしてあげれば良かったと後悔することばかり。残された

母にはしっかり親孝行をと思うのですが、些細なことで喧嘩になったり、なかなか上手

くいきません。明日は3歳の息子の幼稚園の入園式です。幸いお天気も良さそうだし、

桜もいい感じです。孫が生まれてから、すっかり元気を取り戻してくれた母。明日の入

園式は一緒に出席です。親孝行になっているかな??またひとつ、入学式と桜の思い出

が増えそうです。