健康年齢を生き抜くために…♪
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
80歳を迎え始めると、体の不具合、将来の不安とその話のテーマの話題が
いつも盛りだくさんです。
みこちゃんとて、愚痴を言えるならまずはたっぷり
3年は、かかっちゃいますよ♪
なんだかいつも憂いを秘めていた従妹が近頃は
山にこだまするほど腰をくねらせてゲラゲラ笑うようになった。
おそらく人生を受け入れて生きる気持ちになれたのではと
心のどこかでいつもエールを送っています。
毎日ほんのちいっちゃな目標をもって生きれる努力と
健康に感謝しながら恵まれた自然界の小鳥のささやき
春になったら訪れるであろう鶯、ひばりに思いを傾けつつ
まずはきょう一日を大切にしたいと思って過ごしています。
みこちゃんが払しょくしなければならない第一原因は
損得勘定を超えて生きれる極意を身に着けること!
健康年齢お過ごすための極意エトセトラ。
緑茶を飲む
緑茶を飲む人は心臓発作のリスクが飲まない人に比べ少ないとされています。
活動的になる
活動的な生活は、ストレスホルモンであるコルチゾールの値を下げることから、50%も
認知症の発症を下げるそうです。
ナッツ類を食べる
ナッツ類をよく食べる人は寿命が2年長いようです。
歯間フロスをする
歯を定期的にフロスすることで、バクテリアなど炎症の原因を取り除き、寿命が6年間延
びるそうです。
喫煙しない
喫煙者のほとんどが寿命を10年削っているそうです。しかしながら50歳までにやめると
失った6年は戻せると言われています。
新しいものを使ったり、それに投資したりすることで、脳の細胞の活性化をさせるので
す。
高齢になってから子供を作る
40歳を越えてから妊娠すると、長生きする遺伝子の兆候がみられるそうです。ユタ大学
の研究によると、高齢妊娠をした人は40歳までに子供を作った人に比べて、50歳以上で
の死亡率が15%も低いそうです。
休暇をとる
Health.comの研究によると、休暇を削ることによって心臓病のリスクが大きく増えるそ
うです。
睡眠をとる
体の休息をしっかりとるには7~8時間の睡眠を必要としますが、ほとんどの人は十分な
睡眠がとれておらず、細胞が再生するプロセスの妨げとなるようです。
少しのワインを飲む
一杯程度をたしなむことは、善玉コレステロールの値を上げます。ワインを全く飲まな
い人に比べて18%も死亡率が低いそうです。
笑う
ストレスをどんな風に対処するかが寿命の鍵となるようですが、よく笑う人ほどストレ
スの対処が出来ているようです。
全てを実行する必要はないと思いますが、あまりにかけ離れてる人は暮らしを見つめ直
すいい機会かもしれません。特にストレス、睡眠、休暇などは日本社会の慢性的な問題
と言えるので要注意です。
現在の100歳以上の人口比率
1. フランス 3076人に1人
2. 米国 3300人に1人
3. 日本 3522人に1人
平均寿命ではいつもトップの日本なので100歳以上も多いと思ったら、現時点ではそれほ
どでもないようです。戦前生まれがまだ多い事を考えると、これからが本当の高齢化社
会となっていくようです。
100歳間近の女性が家族を丸ごと面倒見る気力 -
『百まで生きる覚悟?超長寿時代の「身じまい」の作法』話を聞かせてもらった長寿者中
、100歳間近(取材時、以下同)という高年齢もさることながら、その生きる「気力」に
圧倒され「すごい人だ」という思いを最も強く持ったのが、Aさんの暮らしぶりだった。
まず、簡単にAさんのプロフィールを紹介し、その「気力」を生み出し、維持する原動力
は何かについて考えていこう。
健康面では、耳が不自由で、筆談での日常会話が必要。また、立ち上がり時の困難、歩
行時の不自由があるものの、重い病気の既往歴はない。
まず私は、Aさんの暮らしぶりの何に驚いたのか。 100歳間近という年齢にもかかわらず
、同居する娘婿の食事を欠かさず作り続け、娘婿が食費、光熱費などの生活費をいっさ
い負担しないなかで、丸ごと面倒をみていること。 次に、食堂を開いている孫のために
、ラッキョウの甘酢漬けを毎年40キロも漬けていること。
さらに、Aさんの楽しみは編み物なのだが、今でも編み物教室に通い続け、自分用だけで
なく、離れて住む息子や孫、曾孫用にも編み、地域の「公民館祭り」に毎年2、3点を出
品し続けていること。
そしてなんといっても、そうした家事を自分の決めたスケジュールどおりに日課として
こなしていく徹底ぶり。 そうした日常習慣化したAさんの暮らしぶりに、私はAさんの生
きる「気力」を読み取り、「スゴーイ!」と感じたのだ。
それをAさんの語りから具体的に見ていこう。
まず、Aさんの一日は、「娘婿に食べさせる」ための食事作りを中心に組まれた日課を、
スケジュール通りにこなす形で過ぎていく。
この語りからは、家事を日課としてスケジュール化し、それを徹底して守ることを自分
の生活課題の1つとし、「年中、時間通りに動く」形でそれを達成できていることが、「
私みたいに時計を見て一日を過ごしている者は少ない」と言うAさんの自負とつながり、
暮らしを「けっこう忙しい」ものにする励みともなっている事実が読み取れる。
さらに、「時間の通りに動く」という課題だけでなく、生協から届く食材で作られる食
事内容にも、Aさんなりの明確な基準がある。
?日々行うこうした家事に加え、月ごと、季節ごとの節目に行われる特別な家事もある。
月の朔日(ついたち)・15日は「赤飯」、初夏のラッキョウが出回る季節は、その甘酢
漬け作り、キュウリや茄子などの夏野菜作り、土用の丑の日は「ウナギ」、シラスの季
節には、それを甥・姪たちに送り届ける仕事。
毎年漬けるラッキョウの多さ
そうした課題を達成することが、暮らしの励みとなり、単調になりがちな生活に、メリ
ハリがつけられている。家事内容もさることながら、私が驚いたのは、ラッキョウの量
の多さだった。
30~40キロのラッキョウのひげ根を揃える辛気くさい仕事。これを100歳間近の人が毎年
やっているなんて!?私が想像もしなかったことである。
ところで、Aさんの気力のもととなっているのは、身近な親族である娘婿、息子、孫、甥
、姪などとのつながりの中で、「ちゃんとしてやらねば」という意識である。
とはいえ、娘婿が食費や光熱費を負担していないことに見られるように、その関係は、A
さんが費やした多大な時間と経費に十分報いるものではなく、不均衡なものである。
しかし、そうした関係にAさんが不満を持ち、不服を訴えて攻撃すれば、娘婿との同居な
どすぐに破綻し、「元気」のもととなっている食事作り中心の日課も崩れ、Aさんの暮ら
しにも変調をきたすだろう。
身近な間柄で不当とも思えることがあっても、関係改善などは自分の一存ではできない
のが暮らしというものである。そんな中で、生活を破綻させる方向ではなく、「嫌です
るんじゃない、好きでするんです」「大変と思わないんです」と「現在を肯定」する生
き方に切り替えているAさんの柔軟さこそが、「元気」の根本を支えていると思われる。
では、プラス思考の方向に切り替えるその柔軟さは、どのような形で成し遂げられてい
るのか。
娘婿がAさん所有の家に住み、外出時の車の運転と風呂掃除以外は、何の家事も担わず、
かつ、朝夕の食事代、光熱費もいっさい支払っていないと聞き、「一銭も入れないなん
て、それはひどい。腹は立ちませんか」と、踏み込みすぎかなと思いながらも聞いてし
まった。
それに対するAさんの答えは、次のようなものだった。
また、甥・姪などほかの親族に、贈り物を送り続ける理由も、次のようなものだった。
2つの語りから読み取れるAさんの対処法は、暮らしの中で作る身近な二者関係の中での
み損得勘定をせず、自分の貢献を、Aさんにとって重要な意味を持つほかの誰か、つまり
、孫や曾孫、さらには死去した娘や自分のきょうだいたちといった、時空を超えた相手
に対する愛情や義務やお返しという形でとらえ、マイナス思考ではなくプラス思考に転
換していくことなのだ。
Aさんの「元気」を支える原動力とは何か
この柔軟性の力が、「それができるという幸せです」と言うAさんの前向きな暮らしぶり
につながっている。
こう見てくると、私が「スゴーイ!」と驚いたAさんの「元気」を支える大きな原動力と
しては、次の点を挙げることができるだろう。
まず、「聴力」の障がいや歩行の不自由さ以外は、重い病気を抱えていないという身体
的「健康」の側面。これは大きい。
しかし、それとともに、過重とも思える日課を自分に課し、それを体力の衰えを理由に
怠ったりせず、ルーティン・ワークとしてスケジュールどおりに遂行し続ける「自己統
制力」、そして、それに裏付けられた「時間管理力」。
次に、そうあるしかない今の暮らしを継続するために、意に添わない、考えようによっ
ては自分にとっては不利益そのものの関係を、プラス思考で組み替え、関係を破綻させ
ずに持続する「社会関係力」。
日々営々と、Aさんが紡ぎ出し、積み重ねるこうした営みにより、Aさんは身近な人にと
って、なくてはならぬ「必要な人」となり、ひるがえってはそれがまた、Aさんの生きる
励みとなり、「元気」を維持する力ともなっている。