手堅く守りたい尖閣諸島。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 菅総理の時、中国の違法操業問題以降

中国の船がたびたび尖閣諸島の警戒杭域に現れるようになってきた。

 あの時の違法問題と手、今に思えば中国の差し金であったともいえる!

実在のうんぬんよりも、「大丈夫と思えば自国の物にする」ことだっ

無理矢理に正論をぶつけてくる国であるのだから

この外交がロシアと匹敵するくらいの覚悟はいるはず。

 総理のように持ち出し外交だけでは成立などとても難しい問題。

 これは幅広い考え方の持ち寄りから

じっくり構えて外交を進めなければ足元を すぐに救われてしまうことになる。

尖閣問題を背景にどんどんエスカレートされないとも限らない。

海問題を軍隊行動として処理される羽目になれば

それはそれで大変なことになる。

中国の海洋問題も、経済援助しながら着々と気が付けば海洋まで

中国の良い方向に先導され

これを阻めぬ状況を生み出している実態もあう!

     産経より。

【主張】中国海警の軍編入 「尖閣の守り」一層固めよ (2018年7月15日 05:00)

 尖閣諸島沖縄県)の守りを、一層、固めなくてはならない。

 中国の海上警備を担当してきた中国海警局(海警)が今月から、軍の指揮下に入った。

 海警の行動が軍事作戦と区別しにくくなった。中国海空軍や海上民兵と一体的に動く余地が広がる。尖閣などへの軍事的圧力は増大し、日本に対する影響は大きいと考えるべきだ。

 これまで海警は国務院(政府)国家海洋局の傘下にあり、公安省(警察)の指導も受けていた。それが国務院と切り離され軍の最高指導機関「中央軍事委員会」直属の武装警察部隊に編入された。

 中国政府は軍の傘下に入っても海警の任務内容は変わらないとしているが、真に受けては危ない。単なる編成替えとみて油断してはならない。

 白地に青いラインが塗られた海警の公船は、海上保安庁の巡視船と見まごうばかりである。だが、その役割は海保とは異なる。

 中国は尖閣を奪おうとしていることを忘れてはならない。公船が尖閣周辺の日本の領海への侵入を繰り返し、接続水域を頻繁に航行するのは、その一環である。

 政府は、海警には海保が対応し、中国海空軍には自衛隊が備える態勢をとってきた。この役割分担は当面継続される方針だが、警戒を強める必要がある。

 軍主導で海警がより強硬な行動に乗り出す恐れがある。尖閣の島々を占拠しようとする場合には、中央軍事委員会の統一指揮の下、軍、海警、海上民兵が作戦を展開してくるはずだ。

 尖閣海域では昭和53年4月に、機銃を装備した中国の武装漁船100隻以上が現れ、領海に侵入した。平成28年8月には、公船13隻とともに300隻の中国漁船が押し寄せ、一部が領海侵入した。

 漁船には100人以上の海上民兵が乗っていた。中国海軍は28年6月にはフリゲート艦を、今年は2度にわたって潜水艦など3隻を尖閣の接続水域に侵入させた。あからさまな挑発である。

 日本はグレーゾーン事態、有事のどちらであっても、固有の領土である尖閣を守り抜く意志を鮮明にし、対応策を講じていかねばならない。

 海保や後詰めに当たる海空自衛隊の強化はもちろん、陸上自衛隊を含む島の有人化など、防衛態勢の見直しが急務だろう。

尖閣諸島を形成する大正島

 那覇から西に進路を取って慶良間(けらま)諸島の上空を通過すると、沖縄諸島最西の久米島を右手に眺めたのを最後に、ヘリの窓の向こうには東シナ海の深い青が続いた。1時間ほどすると、突然水平線から岩山が現れた。尖閣諸島を形成する大正島である。

 さらに30分ほど飛行を続けると、今度は緑の緩やかな丘が目に飛び込んできた。久場(くば)島である。2010年9月に海上保安庁の巡視船に衝突した中国漁船が違法操業をしていたのは、この島を基点とする日本の領海内であった。

 続いて、尖閣諸島最大の魚釣(うおつり)島がその姿を現した。そばには北小島と南小島も見える。魚釣島にはかつて使われていた船着き場や鰹節工場の跡、簡易灯台もある。2004年3月には、中国人がこの島に不法上陸している。

離島名称めぐる日中の対立

2010年9月に起きた漁船衝突事件は、この久場島を基点とする日本領海内での違法操業が原因だった

 尖閣沖漁船衝突事件以降、中国の漁業監視船が頻繁にこの海域に出現し、領海も侵犯している。2012年に入って日本政府が尖閣周辺の離島の名称確定作業を行っていることがわかると、『人民日報』は中国の「核心的利益」を損なうと強く批判し、中国政府も対抗してこれら離島の中国名を発表しただけでなく、3月16日には海洋監視船が尖閣周辺に現れて領海を侵犯した。

 沖縄本島から魚釣島までの距離が450キロ、宮古島からは210キロ、石垣島からは170キロである。2010年12月に日本政府が策定した「防衛計画の大綱」では、南西諸島防衛の強化が打ち出され、尖閣諸島の防衛がその一つの焦点となっている。この東シナ海の孤島をヘリで視察しながら、南西諸島防衛の課題について考えた。

 なぜ、中国は尖閣をめぐって強硬姿勢を続けるのだろうか。

 まずは、経済上の理由が考えられる。尖閣諸島は、明治政府によって1895年に日本の領土に編入された。戦前には一時定住者がいたこともあったが、現在は無人島となっている。1968年に国連極東アジア経済委員会が尖閣周辺に莫大な石油・ガスが埋蔵されている可能性を指摘すると、中国と台湾が突然領有権を主張するようになった。

13億人のタンパク源確保

 また、尖閣周辺はカツオやマグロなどの大型魚が獲れる良好な漁場でもある。中国にとっての漁業は、13億人のタンパク源を確保し、農村部の余剰労働力を受け入れる役割を果たしている。乱獲によって中国近海の漁業資源が枯渇しつつあるため、漁船が尖閣近海に進出する誘因 が高まっている。

   

    災害ボランティアの皆様、本当にありがとうございます。

 本日どうか本日もおだやかな日でありますように・・・。