オーム事件教祖三女が【止まった時計】の本で語るもの

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 オームの世界には、人間破壊の教義しかない。

 オームのことが世間に知られるようになったのは

坂本弁護士一家殺害により

その後のお母さんが一生懸命探し続けておられたご様子が

記憶に鮮明となって忘れることはできません。

 平成時代の大きな事件として24年の歳月が、事件を全く知らない人から

その事件の共謀テロまでもセピア色として

触れたくもない人までと様々です。

 そんな中、オームの教祖の三女として

 麗華さんは我が人生のあまりにも重くて深い、数奇な人生を背負うがゆえの

運命に翻弄されつつ、「死ぬべき」しかないとのはざまで揺れ動かされながらも

どこかでは「生きたい」との思いと戦う中で

実名と素顔を出すことにより父に対する思いの代弁者で

在り続けたいとも思えたのかと思います。

これは人として【障碍者】としての社会に対する受けとめ方に関してです。

 みこちゃんは、死刑にはなったけれどもこの事件の解明とオームといった教義が今な

お、社会の隅で生き続けているテロを含む怖さと宗教の在り方が

問われているようにも思えてなりません。

 今なお、アレフは松本の教義が脈々と

生き続けてもおります。

同課アレフに走るのではなく、きちんと自分に向き合って欲しい

オーム教祖の娘として生まれる運命にあった、松本麗華の衝撃本が

世に問題提起されています。

 もう、坂本弁護士のお母さんもかなりの高齢者となっておられ

その死刑の執行の意味さえ深く思いをいたしておられないのかと

この事件のあまりにも長い歴史が消えては現れ、現れては消えるといった

その事件の衝撃さえも時が風化させてしまうのであろうか?び

 生まれた時からオーム集団の中で幼少期を過ごしたアーチャリーが

三女目線からの「止まった時計」を発刊した。

お父さんを敬愛しながらどこかでオームを受け入れたり離れたりと

本は、時系列で三女としての乾燥が素直に述べられているが

オームそのものに対する意見が書かれていないために

この本から得られるものは少なかったように思う。

本が語るものとして

裁判自体もそうでもあるが、警察官の聴取の在り方には疑問と疑念がわくことの一考察

として

 松本自身の障碍者としての取り扱い方は、知るすべは遠いい!

刑務所内における、日常生活をどのように指導し

どのように生活管理して来たのであろうか

おしめ交換がきちんとなされていたのでしょうか?

しょくじないようをどれほどせつめいされていたのであろうか?

朝のラジオ体操もさせずに室内交流されていたのではないのだろうか?

短絡的な感想として、障碍者としての松本に対する対応には

本当に正しかったのだろうか?

そして認知度の進んだままでの裁判の在り方にも

アーチャリーは疑問を呈してもいます。

この過程のあまりにも曖昧差がベールの中に閉じ込められているのではと思わざる

を得ない。

 全盲であった松本の取り扱いが本当に語られる内容になっているのだろうか?

認知度が進んだ中での聴取の在り方はどうであったのだろうか?

 アーチャリーがたびたび述べているように、松本の取り扱い方

そのものが他社とは異なる扱いに終始したために

精神が破壊される方向に進まざるを得なかったのではと妄想します。

 この事件の執着は、松本や、多くの死刑者からの気持ちの状況を聞きたかったことに

も意義を見い出しても欲しかったものです。

あまりにも不完全燃焼としか言えない結末であった。

警察がこの事件の終結をあまりにも急いだように思えて仕方がない。

もっとプロとして、若者をひきつけてやまない思想間を

松本からもっともっと引き出してほしかったものです。

 松本麗華さんの生き方そのものが評価されてくるまでの道のりは長いと思います。

同課自己評価されたと思えるまでの苦難坂は逃げることなく受け止めて生きていただき

たいものです。

サリンの後遺症で自分を生きることもできない若き女性がおられることだけは

どうか胸に留め置いてほしいものです。

   若者の「止まった時計」の感想です。

オウムというと当時、高圧的に信者に話す教祖の映像を何度も見ていたので、教祖の指

示によるテロリスト集団だと今まで思っていましたが、この本の内容では全く異なり正

直驚きました。読んでみて彼女なりの真実や素直な思いが綴られていると思いました。

母への反発からか父への愛情が偏っているようにも思うが、それを差し引いても控訴

却などについての意見は一理あるように思う。出自のせいで様々な理不尽な扱いを受け

ながら、周りに助けられ何とか今に至った姿には感動しました。

サリン事件やオウム真理教のことは知ってはいるけど、あまりそれについて知ろうとし

たことはなかった。 アーチャリーって誰?なに?っていう、レベル。今回この本を読ん

で思ったのは、子供は親の生きている世界で生きるしか術がないのだということ。著者

目線からはこういう風に見えてるんだなぁ。とにかく辛い気持ちが伝わった。ただ、親

を信じたい気持ちは分かるけど、その親が築いた組織が起こした事件は史上最悪なわけ

で、もし親が主犯じゃなかったとしても責任重大だと。 アーチャリーはこれからも大変

だろうけど自分の人生を歩んで欲しい。

     ではどうかこの時が良きひとなりますように・・・。

ネタバレはじまりは無知ではないかと思う。教団を大きくし弟子を集め独自の道を行く

。彼女は幼いながら家族経営状態の杜撰な運営に疑問を持つ。彼女が12歳で父は逮捕さ

れる。盲目の父の裁判、父にの指示の流れに精神を病み詐病と疑われた父反論出来ず。

アレフに名前だけ使われ世間から拒絶され6人いた兄弟もばらばらになる。彼女が大学に

進学し彼女を受け入れた友人は凄い。たが彼女の妹が記した手記よりこの作品の麗華に

関心が向く。多分真実は一生明るみにならないと思うが知りたい。マスコミの情報操作

はうまく見極めるべき読んで良かった。