政治と官庁のゆがみ、なぜ起きるのか??

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 阿部体制のおごりの中、官庁が政治の具に平然とされてきている。

前文部科学事務次官名古屋市立中学校でした講演を文科省が調査した発端は、自民党

の議員による照会だった。名古屋市教委に質問を送る際も、自民党議員の意見を聞き、

質問を修正していた

 文化省にまで、政治の介入が許されてよいのだろうか

これでは教育現場は自民党意見が色濃く反映されることにはならないのか?

 このこと事態異常と言えるのではないのか

 このような観点からも森友問題の政治介入の有無は

はっきりしなければおごりがおごりをうみかねない!

 野党質問においても、も少し、深く追求しうる資料を結集願いたく思うのは

みこばあちゃんだけであろうか?

 官庁が政治の具に染まることはあってはならない。

 また国会は、主権者に向いていなければならない。

これも政治の戦いの場でしかないのであれば

税金の無駄遣いとしか言いようがない。

まるで政治の貧弱ぶりが多すぎます。??

     アサヒコムより。

政官のゆがみ 官僚は政権の道具か (3月21日)

 安倍1強体制の下での政官関係のゆがみを示す出来事が、立て続けに起きている。

 一つは、政権に批判的な発言をしていた前川喜平前次官が名古屋市の中学で行った講

演内容を、文部科学省が調べた件だ。自民党赤池誠章参院議員と池田佳隆衆院議員が

、同省に経緯を尋ねたり、市教委あての質問内容を点検したりしていた。

 あの異様な調査の裏に、やはり政治家の存在があった。

 もう一つは、同じ自民党和田政宗議員がおとといの参院予算委でとった言動である

 財務省の太田充理財局長が民主党政権時代に首相秘書官を務めたことを取りあげ、「

安倍政権をおとしめるために意図的に変な答弁をしているのではないか」と責め立てた

 共通するのは、官僚を政権を守る道具としてしか見ない姿勢だ。公務員を「全体の奉

仕者」と定める憲法を無視し、権力は教育や人の内心に土足で踏み入ってはならぬとい

う、戦後社会が築いてきた原則をわきまえない。見識を欠くこと甚だしい。

 赤池、池田両氏は問題発覚後も文科省の陰に隠れ、メディアが名前を報じるまで沈黙

していた。両氏のみならず、林芳正文科相の責任もまた重い。

 文科省が前川氏の講演を知ったのは議員側からの照会がきっかけだったのに、当初、

報道で知ったと事実と異なる説明をし、今なお「あくまで省の主体的判断だ」と主張す

る。

 質問事項を議員に示し、意見を聞いて修正までしながら、主体的といえるのか。学校

現場には政治的中立を求める文科省が、自らは与党議員の意をくんで中学の個別授業に

介入する。この矛盾をどう考えるのか。

 一方の和田氏の発言は、さすがに不適切とされ、議事録から一部削除されることにな

った。

 国会の質疑は政権のためにあるのではない。国民のために事実を語り、ていねいに説

明する。当たり前の話だ。

 それなのに、現政権に不利な話はするなとばかり議員が迫る。許されるものではない

 公文書を改ざんした財務省を追及するのは当然だ。だが同省に責任を負わせて片づく

問題ではない。なぜこんなことが起きたのかを徹底解明し、行政に対する監視機能を果

たす。それがいま、与野党を超え立法府に課せられた使命ではないか。

     ではご機嫌よろしゅうに。