安倍政権、もはや赤信号か・・・??

     ご機嫌いかがでしょうか。 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 阿部政権になって総理に疑惑を持ちたくなる内容の案件が

次々に浮上し「これは何だ」と疑いが多く頭をもたげ

 それに国会が振り回され、重要案件が置いてきぼりにされていること自体

政治に対する期待感が薄れ、この国の危うさばかりが目に付くことはなぜなのでしょう。

 国の中枢を担う総理周辺で、いろいろな疑念がわくこと自体憂うべき現象です。

 総理も長期政権でやり遂げた仕事も多くあるかと思います。

 教育問題に白、軽々に無償かありきではなく

なぜ、中身の検証を時間をかけて国民目線の決断が

なされなかったのだろうと残念に思います。

総理の政治の具とされたのではないかとこくみんのおおくはかんじていることでしょう!!

国の防衛予算は総理になってうなぎのぼりです。?

総理の独創が生む弊害が目に余ります。

阿部総理は長期政権ではあったけれども

決して歴史上の人物にはなりえない。

自民党支持者の私が安倍政権に抱いた「大きな疑念」

「政治の劣化」を突き詰めると…

辻野 晃一郎

アレックス株式会社代表兼CEO

グーグル日本法人元代表

プロフィール

ブックマーク99

この国の「政治の劣化」はどこまで進むのか? 一連の政治スキャンダル、最新の世論調査、戦

争ビジネス解禁、安保法制の強行採決……元Google日本法人代表を務めたことがある実業家・

辻野晃一郎さんが当初期待を持っていた安倍政権に対して疑念を抱くようになるまでを綴る。

一向に進まない政治スキャンダルの真相究明

早いもので2018年も2月に入った。今年は、改憲の発議なども想定され、この国の将来を決める

上で極めて重要な年になりそうだ。

しかしながら、今国会の様子をみていても、現政権下で進む政治の劣化には目を覆うばかりだ。

森友学園問題、加計学園問題、元TBS記者の逮捕揉み消し問題、スーパーコンピューター開発企

業による国の助成金不正受給問題、リニア新幹線汚職疑惑など、次々と噴出するスキャンダル

は、すべて安倍晋三総理自身、あるいは政権の関与が疑われる内容だ。

しかし、野党も検察もメディアもまともに機能しておらず、どれもぐずぐずと燻り続けるばかり

で真相究明にはほど遠い。

菅義偉官房長官は口癖のように「我が国は法治国家ですから」と言うが、とても民主的な法治国

家とは思えないような露骨な隠蔽や虚偽答弁が延々と続く。

権力を盾に国家のトップが平然とルール違反を繰り返す光景は傲慢以外の何物でもないし国民を

愚弄する行為だ。

最も恐ろしいのは、「魚は頭から腐る」といわれる通り、モラルハザードが国全体に蔓延してい

くことだ。

このような状況を憂えて、福田康夫元首相も苦言を呈している。

昨夏、共同通信のインタビューに応じた際には、安倍政権下の「政」と「官」の関係を批判。「

各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の破滅に近づい

ている」「政治家が(官僚の)人事をやってはいけない。安倍内閣最大の失敗だ」とする同氏

の指摘は重い。

〔PHOTO〕gettyimages

政権批判と不寛容さを増す社会

私は、もともとは自民党支持者だ。

正確に言うと、今のところ政権運営能力を保持した政党は自民党しかないことを渋々ながらも認

めている立場だ。

2009年から3年余の間、旧民主党が政権を担った時期にそのことを痛感した。

また、思想的には特に右でもなければ左でもない。ましてや反権力でもない。権力者が権力を公

正に行使してくれるのなら結構だ。

実際、第二次安倍政権が発足した当初は大いに期待したものだ。しかしながら、次第に、この政

権は日本の将来を極めて危ういものにするのではないかと感じるようになった。

     東京新聞より。

偽装大国

中国に「李克強指数」なる経済指標がある。李首相が遼寧省幹部だった二〇〇七年、秘密裏の会

談メモが暴露されて広まった。

遼寧省国内総生産(GDP)成長率など信頼できません。経済状況を把握するには鉄道貨物

輸送量、銀行融資残高、電力消費量の推移を見ている」−。以来、これら三つが有用な経済指

標として定着した。

当時、日本の政府関係者は「やはり中国のGDP統計は鉛筆をなめなめつくっているのか」とし

たり顔で話していたものである。

ところがどうだ。働き方改革における裁量労働制のデータ捏造(ねつぞう)疑惑は政権の屋台骨

を揺るがす大問題である。首相は「やり直し」を指示したが、もはや信用されることはあるま

い。都合のいい数字だけを持ち出して結論を誘導する手法は国民にもう見え見えである。

財政の健全化目標の試算は、実態とかけ離れた超楽観的な成長見通しを平気で使う。民間なら粉

飾と糾弾されよう。伊勢志摩サミットでは唐突に数枚のグラフを配り、「リーマン・ショック

前と似た状況」と財政出動の必要性を訴え、各国首脳をのけぞらせた。

公文書管理のずさんさ、官僚の忖度(そんたく)、お友達への便宜疑惑など行政のゆがみが目立

つ。名だたる大企業で品質偽装が相次いでいる。

国が壊れ、どんどん落ちぶれていくようだ。「国難」を叫ぶ人こそが、「国難」の中心にあるよ

うに思えてならない。 (久原穏)