伊沢陸早朝 白根さん噴火により殉死。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 草津の南白根山での噴火は気象庁においては

まるでnoマークの地域でした。

 当日、自衛隊の訓練中に噴石が飛び散り

部下をかばって49歳の上司が一命を奪われた。

上司は突発的判断で部下の上に乗り噴石から身を守ったとのことであった。

なくなられた自衛官は、死を予感しての行動であったのでしょう。

本能とはいえ自らの命と引き換えにどれだけのお人が

このような行動に出ることができるでありましょうか。

殉職された自衛官に最敬礼です。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

     新聞より。

犠牲の陸曹長、別の隊員守り噴石直撃か 草津白根山

12人が死傷した草津白根山群馬県草津町)の噴火で亡くなった陸上自衛隊の伊沢隆行陸曹長

(49)=3等陸尉に特別昇任=について、陸上自衛隊員の一人が「自分を守ろうとしてくれ

て背中に噴石が直撃した」と話していることが、陸自への取材でわかった。

草津白根山の噴火現場〉

 陸自によると、伊沢さんが所属する陸自第12ヘリコプター隊の隊員30人は、23日午前8

時半ごろから三つのグループに分かれて東側にある草津国際スキー場で滑り始めた。伊沢さん

は上級者グループ(8人)の一人として訓練に参加していた。噴火後、山頂付近を滑っていた

8人は近くの雑木林に避難したが、噴石は数分間降り続き、伊沢さん以外の7人も重軽傷を負

った。

陸自の聞き取りに対し、軽傷を負った隊員の一人が「覆いかぶさってくれて、そこに噴石が背中

に直撃したようだ」と話しているという。伊沢さんはスキー場の救護員に救助された際に「肺

が痛い」と話していたが、救急搬送中に心肺停止になり、同日午後0時半ごろ、搬送先の病院

で死亡が確認された。

「すごく悔しい。うそであってほしい」。伊沢さんの知人で、群馬県安中市の整体師の河村哲也

さん(36)は話した。

約5年前、仙台市の整体を学ぶ学校で知り合った。伊沢さんは熱心に技術を学び、後輩にも惜し

まず練習法などを指導していたという。「いつも笑顔で冗談を言い、場を和ましてくれた存在

だった」

伊沢さんは今年の正月、ブログに「世界の笑顔に貢献する」と目標を書いていた。噴火に遭遇し

自衛隊員の一人が「伊沢さんが覆いかぶさってくれた」と話していることについて、河村さ

んは「人への思いやりがあり、愛にあふれた伊沢さんらしい。彼にしかできない行動ではない

か」と死を悼んだ。