譲位特例法、成立。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 譲位特例法が成立されたことを受け、両陛下が多くのご訪問をされた各地より

 ご訪問いただいた各地のお方より、そのお人柄に触れどれほど救われたかと

それぞれがその感想を述べておられる。

東北のサクランボ畑においては、陛下が自らご注文され、

宮内庁のお土産にされたとのこと。  お人に対するお慈しみのお気持ちが、御訪問地のあちら

こちらで

報道を通しお気持ちの一端なりともうかがえ、本当に

感謝の気持ちでいっぱいでございます。

 皇后さまのねむの木学園に御寄せになった詩にもお心伝わる内容に涙でございました。

 戦争で犠牲になられたお方の「戦没者慰霊い式典」に長きにわたり

ご参加されていたご様子がまぶたに浮かびます。

     産経記事より。

【譲位特例法成立】東北被災地から陛下に感謝とねぎらい 「希望や勇気いただいた」

天皇陛下の譲位を可能にする特例法が9日の参院本会議で可決、成立した。陛下は東日本大震災

の発生直後から岩手、宮城、福島の被災3県を繰り返しご訪問。東北の被災者を勇気づけられ

た。このほか、公式行事や私的旅行を含め、たびたび東北に足をお運びになっている。被災地

やゆかりの地では改めて陛下への感謝の思いが広がるとともに、後継の皇太子さまへの期待の

声も聞かれた。

復興の励みに

「いつも心の中に被災地のことを留め置いてくださり、震災5年の節目に現地まで来ていただい

た。私や従業員、町民が次の5年、10年、その後の復興を目指していこうという希望や勇気

をいただいた」

被災した宮城県女川町の水産加工会社「ヤマホン」社長の山本丈晴さん(49)が振り返る。天

皇、皇后両陛下は昨年3月17日、女川町をご訪問。同社の加工施設を見学された。

「陛下は魚にお詳しく、サンマの不漁についても心配してくださった」と山本さん。後継の皇太

子さまには「この先、女川がどう発展していくのかを見ていただければ、皆がまた先に進める

」と期待を込めた。

両陛下は前年の平成27年3月にも宮城の被災地をご慰問。農地が壊滅的被害を受けた東松島市

農業生産法人「サンエイト」ではイチゴの摘み取りを体験された。案内役を務めた当時の社

長、千葉久馬さん(68)は「被災者への思いが感じられ、復興に向けた励みになった」と振

り返る。

「5年後ですね」

「両陛下に接して、分刻みのスケジュールは大変と思っていた。激務を離れ、お休みいただきた

いが、上皇陛下としてまたお越しいただけたら…」

こう話すのは岩手県大槌町の「三陸花ホテルはまぎく」社長の千代川茂さん(67)。同ホテル

津波で壊滅的被害を受け、25年8月に再建。天皇、皇后両陛下は昨年9月に岩手の被災地

を慰問した際に同ホテルに宿泊され、千代川さんが案内役を務めた。

お別れの際、千代川さんが両陛下に「5年後は震災から10年になります。またお越し下さい」

と話しかけると、皇后さまは「5年後ですね」とはっきりお答えになったという。

佐藤錦“ご注文”

東北のゆかりの地からもさまざまな声が聞かれた。皇族方と親交がある福島県西郷村の養魚会社

役員、林愼平さん(72)は「昼夜を問わず、いちずに国民、国家の安寧平和を祈り続けられ

てきた。『本当にお疲れさまでした』の一言。国民誰しもがこう思っているのでは」と話した。

9年、両陛下は宮城県白石市社会福祉法人「白石陽光園」に立ち寄られた。案内役を務めた太

田清記(きよき)常務理事(63)は「利用者一人一人と握手し、予定より30分も長くいて

くださった。20年たっても忘れられない」。20年には秋田県大館市の障害者支援施設「道

目木更生園」をご訪問。当時の施設長、佐藤俊明さん(65)は「われわれとの交流でも大変

に気を使っていただいて恐縮した」と振り返った。

27年には山形県東根市の種苗業「天香園」でサクランボ狩りをされた。佐藤錦などがお気に召

したようで、宮内庁を通じて“注文”された。案内した岡田誠会長(69)は「宮内庁や皇宮

警察の方々に差し上げられたのでしょう」と振り返った。