どうあるべきか?。高等教育無償化。。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
安倍首相は、高等教育の無償化を憲法にめいきしようとしているのではありませんか?
この議論が出しつくされるほど国会は機能していないではありませんか?
大学、短大を出たとしてもその学力はついていなければ無償化の意味は
とろうでしかないのではないのですか?
次世代の産業に貢献できる技量も学べていない今の現実。
無償化にすれば益々の学力低下を招くことになります。
今の大学生にどれほどの能力が高等教育によりそなわっているのでしょうか・・・?
総理大臣は数の力で何もかも押し切りすぎてはいないのですか。
これはいろんな場所で議論を重ねる必要性があると思います。
多くの高等教育費、だれがどのように負担するのですか
でも将来ある日本の経済の成長のための投資は必要不可欠です。
これからは老人対策もパンク寸前の中でどのようによさんがけいじょうできるのでしょう??
将来の産業を育てゆるぎない経済国にするために
総理大臣様が打ち出された経済モデル、どれほど効果が上がったのでしょうか。
まずはそれから確実に検証願いたいものです。
8兆円もの高等教育に要するお金の捻出はどうするのですか。
債務、債務超過の大行進でいきつく先は存じませんではすみませんよ。
この問題は、元もっと市民レベルにおいても議論が必要です。
軽々に法案ばかりを成立しないで頂きたいです。
本当に宜しくお願いします。
日経の記事より。
大学、短大など高等教育の無償化を新たに憲法に書き加えるべきなのだろうか。自民党の憲法改
正推進本部が教育無償化を9条とともに改憲項目に掲げた。
法律でも可能な無償化を憲法で規定すべき理由はなにか。国の基本理念として永続的な無償化
が必須だという国民的合意が形成され責任ある財源を示すことが憲法改正発議の前提条件だ。
が、議論が不十分で唐突な印象が否めない。
高等教育の主な担い手である大学のすべてが、公費で入学金や授業料を免除すべき公共財とし
ての価値を持つのか。国際的な評価が振るわず、質の低下が懸念される大学の現状を放置した
まま、一律に無償化を進めることの妥当性をまず、検証すべきだ。
私立大学の44%が定員割れしている。一部の大学では受験生集めを優先し、学力評価と選抜
が機能していない現実がある。少子化はこの傾向に拍車をかける。
日本では、高校を卒業すれば大学受験資格を得る。高等教育を受ける者の能力を測る「資格試
験」の導入などが検討されてきたが、制度化には至っていない。入試改革は道半ばだ。現状の
まま無償化で門戸を広げれば、さらなる大学の質の低下を招きかねない。
文部科学省の試算によると高等教育の無償化に約3兆1000億円の財源が必要だ。大学には高
度な研究を推進し、その果実を社会に還元する機能が期待されている。教育と研究に投じる財源
のバランスにも留意する必要がある。
欧州では、時々の社会情勢も踏まえ柔軟に対応している。英国は財政事情などから無償を有償
にしたうえ、卒業後の所得に連動して授業料を返済する「出世払い」方式を採用している。ド
イツは有償、無償の判断を州政府に委ねる。
2025年に日本は団塊の世代が75歳以上になり、医療費や年金などの社会保障費が膨らむ。憲
法改正による恒久的な教育無償化は将来にわたり多額の歳出を固定化することを意味する。
一律の無償化は進学意欲の高い高所得世帯に、より大きな恩恵をもたらす可能性がある。経済
的に恵まれない学生向けの「給付型奨学金」の拡充など、まずは教育を受ける機会の均等に向
けた現実的な政策の積み重ねを求めたい。
高等教育の無償化を憲法改正に前向きな世論を醸成するための手段に利用してはいないか。安
易な無償化論には賛成できない。