カードをかざせばお墓が出現。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 先祖供養の問題はそれぞれに重石のようにのしかかりさりとて

放置できないのがお墓です。

死後の問題は、放置すれば直ちに犯罪者です。

 生活環境も昔より異なり、長男と親とが同居する時代でもなく遠距離であれば、故郷にお墓が

あったのではお参りもかなわずk放置すればお寺から放置量の請求があります。

なんだかんだで、死後の問題は生存あるうちにきちんと収まり場所など

見つけておきたいものです。

 近頃ではカードをかざせばお墓が出てくる仕組みもあり、これがにんきをはくしているとか?

真言宗のお寺において供養していただけるとのことです。

少し待てば、葬儀屋がそのような制度も設立しそうですね。

もはやその時代まで来たかと先祖様も驚いておられることでしょう。

    秋のお彼岸に当たって

彼岸という呼び方は「到彼岸」の略した名前で、これはサンスクリット語の「パーラミター(波

羅蜜多)」という言葉の訳です。

到彼岸とは、「あちらの岸(あの世)」のことを指し、悟りの世界である「極楽浄土」だと信じ

られていました。それに対して、「こちら側(この世)」には迷いや苦悩に満ちあふれている

世界だとされています。

極楽浄土に行くために、この世から迷いや苦悩を断ち切るためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、仏教の世界の「六波羅蜜」という教えを実践して、悟りを開くことだ言われています。

お彼岸は岸の向こう側にいるはずである先祖のことを思って手を合わせるだけの日ではないので

す。お彼岸の期間は先祖への感謝の一方で自身を反省するための修行の機会でもあります。 

春彼岸の六波羅蜜とは?

六波羅蜜(ろくはらみつ)

1.布施(ふせ)

人に施しを与えること

2.持戒(じかい)

戒律を守り、省みること

3.精進(しょうじん)

つねに努力すること

4.忍辱(にんにく)

苦しくても耐えること

5.禅定(ぜんじょう)

心を落ち着かせること。安定させた状態で自己反省すること。

6.智慧(ちえ)

正しく判断力をもち、ものごとの真実を見る目をもつこと。 

この6つの徳目、六波羅蜜を実践することで私たちは浄土の世界に到達できる人になる、と言わ

れています。

日頃からこの徳目を心がけて実行していくことは、なかなか難しいかもしれません。せめてお彼

岸の期間だけでもこの徳目は、意識して実践していこう、という意味も込められています。

     朝日コムより。

カードをかざせばお墓が出現 最新型の納骨堂が人気

先祖をどう供養するか。墓が遠いなどの悩みを抱える都会の人が多いなか、カードをかざすとお

墓が出てくる最新型の納骨堂を建てた吹田市の寺に、納骨の申し込みが相次いでいる。

寺は735年創建の高野山真言宗「常光円満寺」(藤田昌孝住職)。JR吹田駅から南へ徒歩約

10分にあり、今年4月に4階建ての舎利殿を完成させた。カード式の納骨堂はその2、4階

にある。

納骨堂の一室は三つのブースに仕切られ、右側の壁に液晶画面とICカードを読み取る板がある

。カードをかざし、待つこと約40秒。ブース正面の扉が開き、遺骨を納めた厨子(ずし)が

現れた。液晶画面を押すと、故人のスライド写真や動画が音声とともに流れた。墓の形をした

厨子は68万円と88万円の2種類ある。これに年間管理料が1万円かかる。寺の僧侶が毎日

、お経を唱えている。

寺によると、「遠方で墓参りが難しい」「お墓を守る跡継ぎがいない」といった理由で、納骨の

申し込みが相次いでいる。境内に、約400基の墓(墓石込みで約300万円〜)があるがほ

ぼ満杯。2011年、本堂奥に5段式のロッカー型納骨堂(80区画)をこしらえたが、15

年にいっぱいになった。東京都内の寺院を視察し、納骨堂を備えた舎利殿を建設することにし

た。

舎利殿内のカード式納骨堂は1780基の受け入れが可能で、これまでに250件を超す申し込

みがあった。3階につくった計240柱を納める通常の仏壇型とロッカー型の納骨堂にも約6

0件の申し込みがあったという。

吹田市の元建設業の男性(47)は、今年1月に亡くした父(当時76)をお参りするため、カ

ード式の納骨堂を毎週訪れている。

急死したこともあり、父から生前に墓の希望を聞いていなかった。奈良に先祖の墓があるが、父

次男で墓守の必要がない。母も71歳になり、将来を考えると頻繁に墓参りできない。葬儀

会社に相談したところ、この納骨堂を紹介された。男性は「いつでも気軽にお参りできるのが

決め手となった」と話す。

納骨堂は年中無休で午前9時から午後8時まで開いていて、仕事帰りにお参りする遺族も多いと

いう。副住職の藤田晃秀さん(43)は「お墓のかたちよりも、故人を思う心が一番大切」と

話す。仮に家族が途絶えても、境内の供養塔に合葬して寺が永代供養するという。(室矢英樹)