オイルとは健全がなくなること。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

参議院選は 自民党公明の圧勝で着地

独走態勢は どこまでつっづくのか…

緑が深くその色合いからも 根っこのにおいが

息苦しいほどに勢いがある。

 何が起きてもおかしくない今に 一喜一憂しながら終焉を迎えたいもの。

【朝晴れエッセー】手話で〝ありがとう〟・7月10日

右耳が聞こえない。5年前にヘルペスを発症したのだ。手術のあと、顔面まひは免れたものの、以来、聴覚障害者手帳を携える身となった。

さらに、コロナ以来、マスクが妨げとなり大変聞こえづらくなった。誰もが願っていることだが、早く平常の生活が戻ってきてほしい。

私は、今まで耳が聞こえることが当たり前と思っていた。それが、突然、当たり前でないことを知った。遅い気付きであったかもしれない。

耳だけではない。最近、老いが多方面からじりじりと忍び寄ってくる気がする。

世界のトップといわれる高齢化日本、これでは安穏と年をとってはいられない。不安だ。

どのように生きてゆけばいいのか。そんなことを思っていたとき、街角で高齢の男性が手話で話しているのを見かけた。手の動きが美しかった。簡単な手話でもできればいいなと、そのとき、心が動いた。

手話の会に入会して3年、私は、最高齢者であるが、ベテランの人たちに支えられ、助けられ、サークルの雰囲気が楽しい。

それにしても、八十の手習いである。弱気にもなるが、今しばらく続けてみよう。

耳が不自由となった私を、亡き主人は知らない。今夜は話そう、手話で〝ありがとう〟と。

松岡裕子(82) 大阪府四條畷市