高齢者の多くは口臭にご用心。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
この時期にしてはあったかい朝にほっと一息です。
昨年よりは15日ほどの節約が望まれます。にしては
おはようございます。
天気予報は季節が2か月は進むのではと
注意喚起しています。
天気予報は西日本は寒気も居座り寒さも厳しいと予報しています。
鳥取では灯油代がすでに1.5倍は上がっています。 みこちゃんは、寒がりのブルブ
ル気分です。
高齢になると食べるものも制限されますが
おいしく食べラれるうちにぜいたくは楽しみたいものです。
若いころより梅干を 想像するだけで唾液が沸き上がったものです。
高齢者の多くは、唾液が出にくくなるためにこれが広州に向かう原因になるようです
。
お腹がすいていると講習も出やすくなります。
それなりに気配りも必要です。
、入れ歯だけではないのです。
口臭は85%が口の問題で起こり、15%が胃などで起きます。
年齢を重ねることで、口内の殺菌と洗浄の効果がある唾液が減るために、
口臭が発生しやすくなります。
口臭というのは、たいていがずっと同じ状態でつきまとっているため、
自分では気づきにくいのです。
他人の家に入ると「独特なニオイがするな」と思うことがありますが、
住んでいる人は、気づいていないのと一緒です。
ですから「自分は大丈夫」と思いがちですが、
60歳を超えると、43%に口臭があることがわかっています。
そこでまずは、自分の口臭をチェックしてみましょう。
用意するのは、コップだけ。
まず、コップの中に息を吐いて、手でふたをします。
次に、新鮮な空気を鼻から吸って、「ハーッ」と息を吐きます。
そして、コップに入れた空気を鼻から吸いましょう。
さて、ニオイはどうでしょうか?
どんなにきれいでも、かわいくても、性格がよくても、
口が臭いと、顔をそむけたくなってしまうことがあります。
私は小さなトイプードルを飼っています。
非常にかわいく、なでると尻尾を振って喜んでくれます。
散歩も楽しそうで家に帰ると喜んでくれます。
しかし口臭が、ひどくなった時がありました。
顔をなめようとしてくれて愛情表現をしてくれますが、
かなりニオイがきついので、顔を遠ざけてしまうぐらいでした。
☆唾液が減り、歯周病が悪化すると悪臭を放つ
口臭の原因の85%が口の問題で、
高齢になると、唾液が減って、口臭を引き起こします。
肌がカサカサと乾燥するように、口の中も、カサカサしてくるのです。
唾液は、消化を助けるだけではなく、口の中の汚れを流してくれます。
乾燥してしまって唾液が少なくなれば、口の中の汚れが流れなくなります。
汚れがたまってしまい、ニオイが発生するのです。
また、舌に舌苔ぜつたい というものがあります。
ベロをベーっと出すと、表面が白く(もしくは黄色く)なっている所が、舌苔です。
定期的にきれいになっていくものなのですが、
唾液が少なくなると、舌苔も汚れてしまい、ニオイを発生させます。
口の中の汚れが落ちなければ、歯周病菌・虫歯菌も抑えることができず、
さらにニオイが強くなります。
特に問題になるのは、歯周病です。
歯周病は、40歳を超えると8割の人がかかっています。
軽いうちは、歯茎が軽く炎症を起こす程度なので、あまり症状がありません。
しかし進行すると、歯磨きをして、歯茎から血が出ます。
さらには、口の中が、かゆくなってきます。
高齢になると、唾液が少なくなり、汚れも落とせず、歯周病菌も落とせず、
歯周病が悪化するのです。
では、歯周病によって、どのようにしてニオイが発生するのでしょうか。
歯周病菌は、口の中にある食べカスを溶かして、ガスを発生させます。
硫化ガスといって、温泉と同じガスです。
よく「卵の腐ったニオイ」と例えられる悪臭が発生するのです。
さらに歯周病が悪化すると、歯を支えている骨まで溶かしてしまいます。
☆歯ブラシで磨いているだけでは100点ではない
解決策として、歯磨きが大切です。
ただ、歯を磨く時は、多くの方が歯ブラシだけ使っていると思います。
歯ブラシだけではなく、デンタルフロスといって糸のようなもので、
歯の間に詰まったものを取ることも大切です。
偉そうに言っていますが、私もあまりデンタルフロスは使っていませんでした。
歯ブラシで歯を磨く。それだけでいいと思っていたのです。
でも、歯医者の友人などが、こまめにデンタルフロスを使っているので、
反省して使うようになったのです。
アジアの高齢の女性写真=iStock.com/Toa55※写真はイメージです
デンタルフロスは、慣れるまでは面倒なのですが、
慣れてくると、歯の間の汚れが、きれいに取れて気持ちよくなります。
今では、旅行先などでデンタルフロスを忘れると、
何だかすっきりしないなと思うほどになりました。
まだ使われていない方は、デンタルフロスをぜひお試しください。
歯と歯の間や、歯と歯茎の間に詰まったカスを残しておくと
ガスを出してニオイが出てしまうので、臭くなる前からきれいにしましょう。
また、細かく刻まれた料理は、口の中にとどまりやすいです。
高齢になると、喉に詰まらないように細かく刻みますが、
こういったものを食べた後こそ、歯磨きやうがいを徹底しましょう。
こまめに水分を摂るというのも、後ほど詳しく触れますが
ガムを噛んだり、よく噛んで食べたりするのと同じように有効な方法です。
その他の方法としては、舌のクリーニングを聞いたことがないでしょうか?
舌からもニオイが発生するために、
舌のクリーニングを定期的にするのも有効な方法とされています。
ただし、やりすぎで、逆に舌が悪くなってしまう人もいて、
なかなか難しく賛否両論あるようです。
私もうまくできないし、下手にやってしまうのも怖いので、
舌のクリーニングまではしていません。
「優しく軽く」が基本のようですが、
気になる場合は歯医者さんに相談してみてください。
「私は入れ歯だから、虫歯とか関係ない。
だから、20年も歯医者に行っていない」と自慢する高齢者もいます。
けれども、入れ歯であろうと不潔にしていれば、口臭は発生します。
入れ歯は、使っていれば、次第にすり減ります。
いくら洗浄液に浸していても、すり減った隙間に、たまった汚れは落ちにくいものです
。
入れ歯でも、普段からこまめに手入れしないと、口臭が強くなってしまいます。
それに、口の中は入れ歯だけではありません。
口の内側全般もきれいにしておかないといけません。
☆唾液を出やすくする3つのマッサージ
唾液が分泌される唾液腺をマッサージして(図表1)、
唾液を出しやすくするのも有効な方法です。
唾液腺は三つあります。
唾液を出やすくする3つのマッサージ出所=『新版 老人の取扱説明書』
一つ目は、耳下腺じかせん 。
耳の前で奥歯のあたりにあります。指全体でさすってから、10回押します
。
二つ目は、顎下腺がっかせん 。
顎の下にある柔らかい部分を、指全体で10回押します。
三つ目が、舌下腺ぜっかせん 。
顎を突き出した先の下側です。ここを親指で10回押します。
どこも押しすぎないように、優しくしましょう。
食事前にマッサージすれば、唾液の分泌が促進されて、口臭が減るだけでなく、
消化がしやすくなるため食事がいっそう美味しくなります。
☆口臭予防にお勧めの「天然の歯ブラシ」
唾液を出しやすい食べ物は、レモンや梅干しです。
レモンを食べるシーンを想像してみてください。
口からジワッと、唾液が出る感覚があると思います。
酸っぱいという感覚が、唾液の分泌を促進してくれるのです。
果物には、口臭予防にうってつけのものがたくさんあります。
パイナップルとパパイヤには、
タンパク質を分解する「パパイン」という酵素が含まれています。
パパインは、口の中のタンパク質を分解して、ニオイを抑えてくれます。
キウイフルーツに入っている「アクチニジン」も同様の効果があります。
天然の歯ブラシともいわれているのが、リンゴです。
リンゴは酸味もあるので、唾液が出やすく、
噛んだ際に歯をきれいにしてくれる食物繊維も豊富です。
リンゴのポリフェノールも、口臭に効果的です。
フルーツだけではありません。
うまみの成分であるグルタミン酸というものがあります。
だしの中に含まれているものです。
美味しいグルタミン酸は、唾液を増やしてくれるので、
だしがきいた料理を食べることは、口臭予防に有効です。
そして食事の最後に、緑茶を飲むと効果的です。
☆硬いものを食べられない人はとにかく良く噛む
唾液を増やす方法としては、飴やガムを口にするのもお勧めです。
「飴ちゃんいる?」と言って飴を勧めてくる人や、
飴を絶えず持ち歩いている人がいます(特に関西のおばちゃんですが)。
口の渇きを抑えるために、飴が必需品になっているのです。
ガムのほうが、歯周病のことも考えると効果的です。
ただし、歯にひっつきやすいなどでガムが苦手な方もいらっしゃるでしょうから、
そういった方は無理をせず飴を選びましょう。
硬いものを噛んで食べることも、同じように唾液を増やしてくれます。
スルメが真っ先に思いつくかもしれませんが、
スルメが食べられるのは、歯が20本以上ある場合に限られます。
それ以下の場合は、噛み切るのになかなか苦労します。
煎餅でしたら、いろんな硬さがありますから、ちょうどよい硬さを選ぶことができます
。
普段の食事では、硬いものが減って、ついつい軟らかいものが増えてきます。
これまではキンピラゴボウであったものが、ひじきのおひたしに変わったり、
軟らかめのものへと、ついつい変えていきます。
噛む時に唾液が分泌されるので、軟らかいものを食べていたとしても、
よく噛むという習慣が大切です。
でも、よく噛みましょうと言われても、実行し続けるのは難しいかもしれません。
であれば、噛む回数を数えると効果的です。
すると1、2回しか噛まずに飲み込んでしまっていることに気づき、
「もっと噛まないとな」と思うことも増えます。
これで、意識的に噛む回数を増やせます。
☆口呼吸ではなく鼻呼吸をすべき理由
呼吸の仕方も、口の乾燥に影響を与えます。
あなたは今、鼻から息を吸っているでしょうか?
口から吸っているでしょうか?
口から息を吸うことが多いと、口臭がきつくなってしまいます。
鼻から呼吸すれば、鼻を通ってから口、そして肺のほうへと空気が流れていきます。
空気が乾燥していても、いったん鼻を通ることで、
空気に湿り気が生まれるので、口はあまり乾燥しません。
一方、口で呼吸してしまうと、空気が直接口に入ります。
すると口が乾燥しやすく、口の中がネバネバとしてしまい、ニオイも強くなります。
よって、普段から鼻呼吸を心がけるとよいです。
とはいっても、私もついつい口から呼吸をしてしまいます。
アレルギー性鼻炎のせいか、鼻が詰まって口から息をしてしまうのです。
アレルギーは薬などでちゃんと対応すれば、鼻から息が吸いやすくなります。
それ以外にも、興奮したりイライラしたりすると、口から呼吸をしてしまいます。
そういう時こそ、意識的に鼻からお腹の中いっぱいに、息を吸って口から吐きます。
最初は慣れないですが、慣れてくると無意識にできてきます。
☆就寝中に簡単にできる口臭予防法
寝ている時は、口呼吸をしやすいです。
特に、いびきをかく人は要注意です。
私の父は、口呼吸でいびきをかいていました。
すごいいびきで、母も昔から悩まされていました。