福島 海は安全か?

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

夜来より秋雨が降り続いております。

これも以上気性なのかもしれません

 バックには「黄昏のビギン」が流れています。

本当に贅沢な姉からの贈り物に、胃袋様はご機嫌にこたえようとしています。

ご機嫌に完食…

食べれないほどの日常があふれかえっています。

いただかなくても善いのにと思いながら

いやいや押し頂いています。

 もう残り少ない人生煩わされることなく 本音を探りたくなる性格は悪いのかどうか

心の中に土足で入ってなんて欲しくはありません。… …

 今までお世話などしていただいたことはありません。

このまま他人の関係が通り過ぎてほしいものです。

 父の葬儀すら拒んだ姉ですから…

それは人生いろいろ

それなりに、租借できてもいます。

 今、福島の汚染処理が海に流されようとしています。

福島の潮騒の音を聞きながら

未来のないみこちゃんなら

福島島のおいしい食材を 送っていただい食べようと思っています。

 太陽を浴びてキラキラ輝くほどの

海に処理用水が流されることになると安全とは言えど

心情的にどこか引けてしまいますよね。

これは日本だけにとどまらない課題でもあります。

東電は溶けた核燃料を冷やすために、毎日数百トンの水を原子炉に入れています。また

、山側から海側に流れている地下水が原子炉建屋に流れ込んでいます。これらの水は高

濃度の放射能汚染水になっています。

地下水が原子炉建屋に流れ込んでしまうのは原子炉建屋の位置が低いため。建設段階で

、海水の汲み上げコスト削減のために原子炉建屋の位置を海面近くまで掘り下げました

。そのために今、地下水が原子炉建屋に流れ込み、汚染水を増やしています。

地下水・汚染水の流れ

(国の資料をもとに作成)

汚染水の処理

東電はこの汚染水のリスクを下げるため処理をしています。まず、セシウムとストロン

チウムを分離、その後、他核種除去設備(ALPS)で、トリチウム以外の62種類の放射能

を分離することになっています。

今、100万トンを超える処理水が、福島第一原発の敷地内のタンク約1000基に保管されて

います。

汚染水の処理

(国の資料をもとに作成)

汚染水を海に流してはいけない4つの理由

国は、海洋への放出を有力な選択肢として検討していますが、それは許されません。

理由1 取り除くはずのものが取り除けていない

2018年8月、「トリチウム水をどうするか」の公聴会の直前、トリチウム水に基準を超え

ストロンチウム90、ヨウ素129などの放射性核種が含まれていることが発覚しました。

フリーランスライターの木野龍逸氏は、データを精査し、ヨウ素129(I-129)、ルテニ

ウム106(Ru-106)、テクネチウム99(Tc-99)なども基準値を超えていたと報道してい

ます。

公聴会では、海洋放出に対して反対意見がほとんどを占めました。

東電は、トリチウム水89万トンのうち8割強である約75万トンについて、基準値を超えて

いたことを明らかにしています。東電は放出するときには基準値以内にしてからと言っ

ていますが、取り除くはずのものが取り除けていません。流すときには薄めればよいと

いう問題ではありません。

多核種除去施設ALPS 経済産業省ホームページより

(多核種除去施設ALPS 経済産業省ホームページより)

理由2 トリチウムにはとくに内部被ばくのリスクがある

トリチウム半減期は12.3年です。リスクが相当低くなるまでに100年以上かかります。

体内に取り込まれたトリチウムが半分になるまでには10日程度かかります。放つエネル

ギーは非常に低いものの、体内に存在する間に遺伝子を傷つけ続ける恐れがあります。

また、体内で有機結合型トリチウムに変化すると体内にとどまる期間が長くなります。

トリチウムによる被ばく

理由3 国際法は「最善の手段を」と言っている

日本も批准している「国連海洋法条約」では「いずれの国も、海洋環境を保護し及び保

全する義務を有する」としています(第192条)。

そして、第194条には「いずれの国も、あらゆる発生源からの海洋環境の汚染を防止し、

軽減し及び規制するため、利用することができる実行可能な最善の手段を用い、かつ、

自国の能力に応じ、単独で又は適当なときは共同して、この条約に適合するすべての必

要な措置をとるもの」とあります。

陸上でタンクで保管するという「実行可能な最善の手段」があるにも関わらず、海洋放

出することは海洋環境保護の観点から認められません。

グリーンピースは、国連の国際海事機関の会合で汚染水について問題提起をしています

国際海事機関

国際海事機関(IMO) 写真はIMOホームページより>

理由4 トリチウム分離技術は存在する

国の委員会の報告書では「トリチウム分離技術の検証試験の結果を踏まえ、直ちに実用

化できる段階にある技術が確認されなかったことから、分離に要する期間、コストには

言及していない」として、分離については選択肢となっていません。しかし、実際にト

リチウム分離はアメリカなどでおこなわれています。より時間をかけて、検討すべきで

す。

汚染水は、長期保管し、その間にトリチウム分離技術の開発を

汚染水をどうするかーーそれを決定する際に、もっとも考慮すべきは太平洋の沿岸に住

む人々の暮らしと健康、そして広い海全体の環境への影響です。