国民の8割が歯周病。
ごきげんいかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
6月といえば、なんといっても歯のケアー週刊でもあります。まさに歯周病は脅威とも
いえます。
国民の8割がこの病気ともカウントされています。
自分が気が付かないうちに人に嫌な思いをさせていたりもします。
日本人の成人の8割がかかっているとされる歯周病。一見無関係に思えるが、糖尿病
を患っていると歯周病になりやすく、反対に歯周病だと糖尿病が悪化しやすいことが分
かっている。歯周病は他にもさまざまな疾患を引き起こす可能性があり、認知症との関
係も指摘される。4?10日の「歯と口の健康週間」を前に、専門家らは「歯周病は万病
のもと」と注意を呼び掛ける。 (細川暁子) 歯周病の原因は、細菌の固まり「プラ
ーク」に含まれる歯周病菌。これが、歯茎に出血や腫れなどを引き起こす。健康だと歯
と歯茎の間の深さは一?二ミリだが、炎症が広がると歯を支える「歯槽骨」が溶けて深い
溝ができ、「歯周ポケット」と呼ばれる状態に。六ミリを超えると重度で、さらに進行
して歯槽骨がほとんどなくなると歯が抜ける。 糖尿病は、インスリンの働きが低下し
たり、分泌量が減少したりして血糖値が上がる病気だ。歯周病とどう関係するのか。
「糖尿病がイヤなら歯を磨きなさい」などの著書がある糖尿病専門医・西田亙(わたる
)さん(59)=松山市=によると、歯周病菌が原因で歯茎から出血したりすると、そ
こでつくられた炎症物質が血流に乗って全身を巡る。炎症物質によ...
一方、歯肉の奥に溜まった汚れが歯周基本治療だけでは、取り除けない場合は、『歯周
外科治療』を行います。治療後の再検査で改善が確認できたら、メインテナンス(定期
的に清掃と検査)、治ってなければ再度治療というように、治るまで治療と検査が繰り
返されます。
歯周病治療の流れ
歯周病はその進行の程度により、いくつかの治療が適応されます。
1)基本治療
歯周病の進行の程度にかかわらず、初めに行われるべき治療が歯周基本治療です。原因
である歯垢の除去および歯石の除去、歯の根の面の滑択化、ぐらぐらする歯の咬み合わ
せの調整などです。
歯垢の除去をプラークコントロールといい、そのほとんどはご自宅でのセルフチェック
となります。 場合によっては、歯科医院で器械的に行うこともあります。
スケーリングは歯の表面や根の表面の歯垢歯石を器械で取除く事です。ルートプレーニ
ングは歯の表面がざらざらしたり、歯石で満たされていたり、毒素や微生物で汚染され
た表層を除去する方法で、多くの場合スケーリングと同時に行われます。
また、歯周病の進行に伴い歯は動いてきますが、動いている歯で噛むとさらに負担が増
すため、その負担を軽くするために歯を削るなどして咬み合わせの調整を行います。そ
れでもぐらぐらして噛みづらい場合は歯科用の接着剤で隣の歯と接着し、ぐらぐらを抑
えていきます。
これら基本治療により歯周組織が改善され、ポケットの深さが浅く(2~3mm)維持され
ればメインテナンス(定期検診)に移行します。