小児『川崎病』の患者コロナに感染しやすい
ご機嫌いかがでしょうか。 視界ゼロのみこばあちゃんです。
おはようございます。
今日の日の出に快晴とひだまりに恐怖の一語
鶯の声で目覚める幸せに感謝。
一杯のお茶はよき一日でありますようにと願いを込めながらのスタート。
コロナは家計簿を 直撃し夏野菜の苗もトマトの苗まで300円にびっくりさせられ
フィリッピン産のバナナが在庫を突き高騰
30円くらいは値上がりしてます当地
食料王自給率40%切れの日本
食料にありつけるだけでもありがたや…
『川崎病』なんて知らずに過ごせたことに感謝しながら
わが無知ぶりにもあきれています。
ニューヨークにおいてはこの川崎病の小児にコロナ感染者の小児が
多いいことが表明されている。
NY市、川崎病で15人入院 多くがコロナ感染
https://www.sankei.com/life/news/200506/lif2005060006-n1.html
川崎病とは1967年に川崎富作博士が「小児急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群」として発
表した、手や足の指先から皮膚がむける症状の小児患者の病気。新しく発見された病気
であることがわかったため、この博士の名前から川崎病となった。この病気は体中、全
身の血管に炎症が起こる病気である。日本では1年間でおよそ1万5000人の子どもが発症
しているといわれている。川崎病は世界中の各地で報告されており、特に日本人、日系
アメリカ人や韓国人などアジア系の人が多く発症し、発展途上国での発症の報告は少な
い。原因や現状ははっきりと確定していない。
原因
川崎病は日本人や日系アメリカ人、韓国人などのアジア人に多く発症するといわれてい
る。ただ現状では明確な原因は特定されていない。人間がウイルスや細菌に感染すると
、外敵を攻撃して体外に追い出し、体を元の状態に戻そうとする免疫力が働く。血液の
中にいる白血球という細胞は体内に入ってきたウイルスなどの外敵から体を守る免疫細
胞である。白血球にはさまざまな種類がある。アメーバのような形で、体の中に侵入し
てきた異物を食べてくれるマクロファージや、ウイルスに感染した細胞を排除するキラ
ーT細胞などが代表的だが、この白血球が外敵を倒すために、数を増やして血管の壁に集
まってくる。これが血管炎の状態で、炎症が強くなりすぎると血管壁は傷んでしまう。
このように、本来は体に侵入してきた外敵を排除するための働きである免疫が、自分自
身の体も攻撃する形になってしまうことがこの病気の原因ではないかという説もある。
症状
症状は患者によって違うが、多くは発熱が最初に見られるといわれている。5日以上に渡
って38度以上の熱が続き、平均すると7~10日続くとされる。また、両目が赤く充血する
、唇がカサカサと乾燥して赤くなる、舌がイチゴのように赤くなり表面にブツブツした
できものができる苺舌になるといった症状が見られることも。さらに、手や脚、体にさ
まざまな大きさや形の発疹が出たり、首にあるリンパ節が腫れたり、手足がむくんだり
する。そのほかにも手のひらや足の裏が赤くなるなど、全身に症状が現れる。なお手や
足が腫れる、手のひらや足の裏が赤くなるといった症状が見られるのは病気の初期で、
熱が下がる頃に手や足の指先から皮膚がむける症状が出るといわれている。
検査・診断
川崎病に特徴的な症状が現れている、冠動脈瘤が見られるなどの点から総合的に診断が
下される。心臓は体の中に血液を送るポンプの役割を持ち、血液には体中に酸素を運ぶ
という重要な役割がある。体から戻ってきた酸素の少ない血液は心臓に戻ってきてから
肺に送り出され、肺で酸素をたくさん取り込んだ血液は心臓に戻ってきてから全身に送
り出される。心臓は生まれた瞬間から休むことなく、ポンプとして非常に激しい運動を
毎日行っている。この心臓に栄養を送る血管が冠動脈である。冠動脈は、心臓の上に冠
のように覆いかぶさっている非常に大切な血管であり、この血管にこぶや狭窄ができて
いないかは、川崎病の症状の中でも気をつける症状の一つだ。
治療
川崎病の治療では、発熱していたらできるだけ早く下げ、血管の炎症を抑えることが大
切である。特に、全身に血液を送るために毎日激しいポンプ活動をし続けている心臓に
栄養を送る冠動脈に血の塊やこぶができて、血の流れが止まったり悪くなったりするこ
とを避けることが治療において高い優先度を持っている。そのため、血管の炎症を抑え
て血液を固まりにくくし、血の塊になることを防ぐ働きをするアスピリンという薬を処
方したり、免疫グロブリン製剤という炎症を抑える薬を点滴したりする。これらの治療
をしても熱が下がらないなど効果が見られない場合は、それぞれの患者に合わせた治療
が選択される。
予防/治療後の注意
川崎病は原因がはっきりと特定されていないため、予防法についても明確なものはない
。ただ、女の子よりも男の子の方が1.3倍ほど多く発症することや、兄弟の間で発病する
ことはあるが人から人へ伝播するとは思われていないことから、発病には体質が関係し
ているともいわれている。早めの治療が重症化を防ぐために有効なので、異変を感じた
ら医療機関を受診することが大切である。