病気の値段も…

  ご機嫌いかがでしょうか。

おはようございます。

春は、それぞれのもとに駆け足でやってきました。

 高齢者のお元気なお年寄りはあちこちで見られるようになりました。

お散歩も一万ぽは珍しくもなく、ジム通いも、ふっとネス、ヨガ教室にと

体力アップは,若者が脱帽するくらいです。

健康年齢のきーぷっも何のその…

医療費の5割請求はそこまで来ているのかもしれません。

若者が両親にお金の無心も当たり前友と思えるくらいです。。

「病気の値段」を日本人の多くが知らない深刻 御喜 千代

』から、「病気とお金」の話を抜粋し紹介します。75歳以上の医療費の自己負担2割へ

私たちが普段、病気にかかって治療を受ける際は、治療の値段を最初に知ることはあり

ません。治療の前に「この治療には、いくらかかりますか?」と医師に聞いても答えてく

れないでしょうし、そもそも医師の多くが、治療にいくらかかるかを正確には知りませ

ん。

「日本は健康保険制度があるから大丈夫」

「民間の保険にも入っている」

そう考えて安心していませんか?

しかし、2000年以降、高齢社会が加速したことで医療費が増大。それに加えて今回のコ

ロナ対応により、休業補償やワクチン接種など想定外の費用がかかることになっていま

す。健康保険料を支払うことで窓口負担は1?3割程度だった医療は、この負担率をいつま

で維持できるか不安を感じる状況になっています。

事実、政府は2022年度以降を目標に、現在、医療費の自己負担が1割の75歳以上の人を対

象に、2割に引き上げる方針を打ち出しています。このままでは、現役世代の3割負担も

将来、4割、5割と負担が増える可能性があります。

日本には、収入や年齢などに応じて、ひと月に支払う医療費の限度額が設定される高額

療養費制度があります。しかし、高額療養費制度は原則として申請が必要で、支給まで

に少なくとも3カ月程度は時間がかかります。

仮に医療費に100万円かかったとしたら、3割負担の人なら30万円、1割負担の人なら10万

円を窓口で支払うことになります。もちろん、自己負担が1割から2割になった場合は、

倍の医療費を用意しておかなければなりません。

体感的にわかるように、金額で具体的に見ていきましょう。まず、日本人の 2人に1人が

かかるといわれているがん。死ぬまでにがんになる確率は、男性で66%、女性で50%と

いわれています。医療技術の進歩で多くの命が救えるようになり、 がんサバイバーとし

てがんと共存しながら生活を送っている人も少なくありません。

一方で、経済的な理由によって治療を中止したり変更したりする患者は約3%、4.5万人

ほどいると見られています。文字どおり、病気の値段が命に直結するのです。

たとえばがんにかかると、平均的な医療費の総額と入院日数は次のようになります。

(外部配信先ではグラフを全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンラ

イン内でお読みください)

自己負担が1割から2割に引き上げられると、どれだけ負担が増すのか、数字にしてみる

と一目瞭然です。

生活習慣病にかかる値段

次に、かかりやすい生活習慣病についても見てみましょう。

自分の財産をどう活かすか、それを設計できるのは自分自身でしかありません。

医療の世界でお金の話はタブーとされる風潮があります。しかし、自分の病気を治すた

めにいくらかかるのか、見当か゛付かなければ、用意のしようがありません。

病気になったときにかかるお金は、手術や薬代だけではありません。

とくに入院が必要な場合には、以下のようにさまざまなところで出費がかさみます。

ほかにも、パジャマ代や着替え代、入浴に必要な石けんやタオル代などを含めると、入

院したときに必要となる自己負担額は、なんと1日平均2万3300円。いまは、新型コロナ

ウイルスのため自宅からの持ち込みができない病院も増えており、新たに日用品を買う

ことになれば、さらに出費はかさみます。

こうした費用は治療とは関係ないので、健康保険では補填されません。さらに、入院中

は仕事を休むことになるため、収入が減るかもしれませんし、子どもや介護が必要な親

を代わってみてもらうための費用も必要になるかもしれません。保険だけでは全然足り

なかった、ということになりかねないのです。

健康や命を守るお金の知識新型コロナウイルスよって、私たちは健康や命を守ることに

対する認識を改めさせられました。この感染症が終息しても、新たな未知なる感染症

病気が見つかるかもしれません。あなたやあなたの身近な大切な人が入院・手術になっ

たとき、後悔することのない治療を受けることができるように、治療代やアフターケア

にかかる費用を知り、民間の保険の見直しも含めて備えていく必要があります。今こそ

、未来のための備えをはじめるチャンスです。御喜 千代さんの最新公開記事をメールで

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