あるがままになれたらいいな!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 改めて地震大国日本を突きつけられた『大阪北部大震災』

 みこちゃんは幸いこのたびは震災には見舞われておりませんが・・・。

この梅雨の中におけるライフラインの遮断

家屋の破損、室内の産卵

老々介護の中の日々やっと生活できていた人のもとにも

大震災は無情にもおとづれて

これでもかと思えるほどの爪痕を残してしまいます。

それでも今日も明日も音連れ増す。

悲鳴を上げたく成ろうとも

堪えがたいほどののどの渇きが生じようとも

負の連鎖は無情なほど冷たく孤独にと追いつめてしまいます。

これを目前にした時、呆然と立ち尽すことしかできないのかもしれません。

だけれどもあるがままを受け入れるしかないのが人生なのかもしれません。

 脳性麻痺のお方のなんと心穏やかで、そこには静かで愛に満ちた

暮らしがあるのだろうかと涙の一滴を感じてしまいました。

 どうか優しい大きな手が少しでも感じられる時でありますようにと

ひと時の合唱。

わが身でできるひと雫が有るとするならば

行動できる感謝とともに・・・!

     西日本新聞より。

色づいたアジサイに小さなカタツムリを見つけた… (10時34分)

 色づいたアジサイに小さなカタツムリを見つけた。雨上がりの日差しを浴び、人の目

も気にならぬように、ゆっくりゆっくり進む。この季節に思い出す一編がある

〈神様の 大きな御手の中で/かたつむりは かたつむりらしく歩み/蛍草は 蛍草ら

しく咲き/雨蛙(あまがえる)は 雨蛙らしく鳴き/神様の 大きな御手の中で/私は

 私らしく 生きる〉。まばたきの詩人と呼ばれた水野源三さんの「生きる」

水野さんは幼いころ、脳性まひで体の自由を失い、話すことも書くこともできなくなっ

た。頼みは五十音の文字盤。文字を指してもらい、目の動きで意思を伝えた

聖書に救いを見いだした水野さん。47歳で亡くなるまで、生きていることの喜びと感

謝を詩につづった。ある日、一人の男の子が水野さんを訪ねてきた。病気で片方の目が

見えなくなり、もう一方も失明寸前だった

光と共に希望も失いかけていた男の子に水野さんは言った。「他の人と比べないように

生きてください」。その後にできた詩が「生きる」だった

世の中が便利になるほどに、あふれる情報に流され、周りの目が気になり、「場の空気

」に息が詰まる。「格差」「正規・非正規」という呪文に縛られ、人と違うことが生き

にくさにつながる。そんな時代だからこそ、詩人がまばたきで残した「私は 私らしく

」というメッセージは梅雨空の切れ間にのぞく空の青さのようにも思える。

=2018/06/20付 西日本新聞朝刊=

あるがままの「今」を受け入れることができない人がいます。

未来の不安や過去の後悔にばかり心を悩ませたり。

同じように、他人や周りの環境が悪いと不満ばかりになっていたり。

どんなに後悔しても過去は変えられない。

他人も環境もあなたの思うようには変わってくれない。

「変えられないこと」ではなく「変えられること」に目を向けてみましょう。

ただそこにあるものを「ある」と認めて、受け入れるだけでいいんです。

それが穏やかな心で生きる秘訣です。

「変えられること」と「変えられないこと」

「変えられること」と「変えられないこと」には確かに境界線があって、私たちはつい

「変えられないこと」の方に目を向けてしまいがちです。

過去の後悔を引きずったり、未来の不安に心を悩ませたり。

他人が悪い、周りの環境が悪いと不満をもらしてばかりいる。

どうしようもないことにいつまでも頭を悩ませて。

考えても仕方のないことに心をすり減らして。

変えられないことにいつまでもしがみついているから苦しくなるのです。

変えようがないことを嘆いていても心は満たされないまま。

できないことはいったん置いておいて、できることからはじめてみましょう。

他人も世界も、あなたのために存在するのではないのだから。

過ぎた時間は戻せません。

未来がどうなるかは誰にもわからない。

だけどね、あなたがどう生きるかは、いつだって自分で選ぶことができる。

自分自身と今この瞬間は、あなた自身で変えることができるんです。

執着を手放す

生きているとうまくいかないことの連続です。

理不尽なできごと、思いがけないトラブル。

ままならないのが人生です。

その中で人ひとりにできることには限界があります。

人生は努力さえすれば思い通りになるというものでもない。

どれだけ準備をしてもうまくいかないことがあるのが現実です。

自分を責めても苦しいだけ。

周りを責めても変わらない。

変えられないことを受け入れられないから縛られてしまう。

どうにもならないことを諦められないから心が囚われてしまいます。

その執着が私たちを生きづらくさせるのです。

今の自分にできることをする。

やるだけやったら、あとはどんな結果も受け入れる。

私たちにできることはただそれだけですから。

あるがままを受け入れる

人生は思いどおりにならないもの。

でもね、それでいいんです。

そういうものだと認めてしまえば生きることが楽になる。

目を背けるのではなく、受け入れることで心の平和が訪れる。

過去を生きるのは終わりにしましょう。

「誰か」や「何か」のせいにするのは、もう終わり。

あるがままを受け入れることです。

「変えられないこと」ではなく「変えられること」に目を向ける。

残されているものはまだまだある。

変えられることだってたくさんある。

これからどうするか。

今の自分になにができるのか。

受け入れることで、前を向いて生きることができるのです。