大阪弁って、不思議な雰囲気がある!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 大阪弁を 聞くだけでなんだか背中を

押されるような元気と親しみをもらえる不思議な雰囲気に

ほっこりもさせられます。

 癌のいとこが連休中に尋ねてきました。

 彼女のライフスタンスはもともと凛とした筋金入りでもあります。

それに加えあの店舗の与謝野大阪弁

知らず知らず曲がった背中を伸ばし、顎まで引いている

自分がいることに思わず副添えんでしまいました。

 のんびりした田舎の店舗にはなじみませんが

マー原器」とびっくりさせられるほどの会話に

みこちゃんのほうが従妹に元気をもらった次第です。

いつしか 悲しみまでも吹き飛んでいました。

大阪弁てそれくらい、不思議な雰囲気に包まれ

思い知れずにっこりしている自分に気づかされたりもします。

     産経より。

【きのうきょう】うれしい理由 (2018年5月14日 14:16)

 大阪市天王寺区 丸山雅美 61 無職

 買い物から帰ってきた母は、荷物をテーブルに置くと、勢いよく話し出した。「今日

うれしいことがあってん」。うれしいこととは、エスカレーターで起こった。母のすぐ

後ろで、数人の女の子たちが体を大きく動かしながら騒がしく話していたという。母は

、もし彼女たちの手が体に当たったら、バランスを崩してエスカレーターから落ちてし

まうのではと、ヒヤヒヤしていたそうだ。

 するとそのとき、落ち着いた男性の声がした。「君たち、前につえをついたおばさん

がいるから気を付けて」。怒るのではなく、でもきっぱりとそう言ってくれたのだった

。おかげで女の子たちはピタリと静かになったそうだ。

 「ありがたいねえ。すごくええ人やん」というので私も喜ぶと、母はニコニコして、

「それにな、私のこと『おばちゃん』やて。私87やのにな」。私は思わず苦笑した。

母がうれしかったのは、どうやらそちらの方らしい。

「関西弁」=「大阪弁」と思われがち。

しかししかし、「大阪弁」と「京都弁」ってなんか違うよなぁ、ということが想像でき

るように、

漫才師の喋る関西弁と、ヤクザ映画の関西弁もなんか違うよなぁ、と感じるように、

関西の中の地域でも、各県ごとに微妙に方言が違っているんです。

その違いとは、はたしてどんなモノなのでしょうか?

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関西弁でもこれだけ違う!「日常単語、各県バージョン」編

標準語を基準にして、ひとつの言葉が関西の各県でどれぐらい違うか見てみましょう。

1「なにしてるの?」

関西の代表、大阪弁だと「なにしてんねん?」

テレビの漫才や、バラエティー番組なんかでもよく耳にする、いかにも関西弁の代表格

!って感じですよね。

この「なにしてんねん」が京都弁では、

「なにしてはりますの?」「なにしてはるん?」になります。

京都弁はこの、「?してはる」という、はんなり上品な感じが独特ですね。

これが神戸弁は「なにしとぉ?」となります。

大阪にくらべると、すこし柔らかい、優しいイメージです。

2「ダメだよ!」

大阪弁では、「あかんやろ!」

関西で一番スタンダード。

これが京都弁だと「あかんし!」ちょっとやわらかいニュアンスですね。

神戸弁では「あかんで!」です。

ちなみに、もっと地域限定の言葉のなかには、泉州弁(せんしゅう)の「あっかえ!」

という少々荒っぽい感じや、

播州(ばんしゅう)弁で「あっかいや!」なんていうめちゃくちゃアクが強い関西弁もあ

ります。

3「来ない」

大阪弁だと、「けーへん」

京都弁では、「きーひん」

神戸弁では、「こーへん」がよく使われるようです。

ただ、この辺りは地方地方で混ざり合っていて、

大阪の人が「きーひん」といったり、

京都の人が「けーへん」と使ったりすることもあります。

大阪とお城

4「捨てる」

大阪弁神戸弁では、「ほかす」が多いです。

京都弁では「ほる(ほおる)」がよく使われるそう。

「ほる」を過去形にすると「ほった」、

「ほかす」を過去形にすると

「ほかした」「ほった」となるので、

現在系は違うが、過去形になると同じ言葉になる…というケースもあるのがこの例です

ね。

5「?しよった」

“自分じゃない人が何かをした”という意味合いで使われる言葉です。

「アイツ落ちよったで!」と言うと、

「アイツは落ちた!」とか、

「アイツは落ちやがった!」というような雰囲気の意味です。

ただしこれが、神戸方面の言葉になると少し違ってきます。

「自分が?しそうになる」ことを「~しよった」と言うことが多いのです。

「俺、落ちよった」は

「俺、落ちそうだった」という、全然ちがう使いかたになるんですね。

6「大丈夫」

大阪弁では、「かまへん」

京都弁・神戸弁では「いける」

ちょっと変わったところで、播州弁「べっちょない」なんていうのもあります。

こんな少しだけの言葉を見てみても、

地域ごとに結構な違いが!

ひとくくりに「関西弁」といっても、

言い回しひとつとっても大きく違っているんです。

テレビから聞こえてくる「関西弁」も、

よくよく聞くと、「あれ…このひとは京都の方言かな?」なんて考えられたりして、オ

モシロイかも。

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関西弁でもモテ度が違う?「京都弁vs大阪弁の恋愛」編

iPhoneと飲み会

「方言女子ってイイね」「関西弁の女のコとか萌える」なんて聞いて、キラめく春を夢

見て上京していった、若い大阪弁女子は、多いのではないでしょうか。

さて、そんなキラめく妄想を胸に、

合コンなどの場に出陣すると、

意外とモテない状況に衝撃を受けることになってしまうかもしれません。

実際に生で大阪弁を聞いた男性陣の感想には、

「ちょっとキツい」「漫才みたい」「怒ってるの?」といったものが割と多いんです。

方言女子がモテるんじゃなかったのかよー!

と心の中で叫んでしまうパターンに…。

そう。方言なら、関西弁なら、

なんでもモテるワケじゃないんです。

例えば、その落ち込む大阪弁女子の横で、確実にキラめいている方言女子がいます。

それは、京都弁女子!!!

「いややぁ、ヘンなこと言わはらんといてぇ」「ホントにきいひんの?さびしいわあ」

なんて、

若い女性特有の、はんなり、上品で、かつウブっぽささえ感じる京都弁。

街のイメージ的にも、

京都はおしとやか・はんなりというイメージ。

こちらでは京都弁のあいさつについて詳しく解説していますよ。

京都弁の挨拶をマスターしよう!京都出身が教える日常編から応用編!!

大阪は怖い・キツイというイメージが固定されてしまっており、各方言にも、それが投

影されているというのもあるかもしれませんね。

隣同士の京都と大阪なのに、

こんなにも喋り言葉で与える印象が違うのかと驚くばかりです。

しかしこれがまた、文章となるとすこし違ってくることも。

LINEやメールでのやり取りでは、

耳で聞くのとはまた違う方言の魅力もでてきます。

例えば、京都弁女子の文面なら、

女「そや、明日が言うてはった面接の日ぃやった?頑張って。応援してるわ」

男「ありがと。緊張するよ~」

女「そないに緊張しはるなら、なんや手つどうてあげようか 笑。」

おしとやかで、なんとも上品ですね。

見慣れない京都弁の文面で、女性らしさにドキっとする男性も多いかも。

同じものを大阪弁女子が気になる男性に送ってみると…

女「せや、明日が言うてた面接の日やんなあ?頑張ってな。応援してるで」

男「ありがと。緊張するよ~」

女「そんな緊張するなら、なんか手伝ってあげよか 笑。」

京都弁のような上品さはありませんが、

元気でカワイイ!親近感がある!と、無邪気に応援してくれている感じに、グッとくる

かも?

パッと文面を見たときの印象からして、けっこう違いますよね。

あなたはなら、どちらの方言女子をスキになりそうですか?

大阪弁」の中ですら違いがある!「北大阪と南大阪」編

通天閣

同じ大阪府の中でも、京都に近い地域や北摂は京都弁に近いことが多く、大阪市内中心

部から南側では、南大阪の喋り方に近いようです。

例えば「明日遊びに行かない?」という言葉なら

大阪北部「明日遊びに行かへん?」

大阪南部「明日遊びに行けへん?」

「もう1杯だけ飲まない?」というセリフは、

大阪北部「もう1杯飲まへん?」

大阪南部「もう1杯飲めへん?」

と、少しづつ語尾が変わるんですね。

また、根強いイメージとしてあるのが、

北部は丁寧・おしとやかな大阪弁であり、南部の方ほど荒々しい大阪弁であるというこ

と。

「ワレ、コラァ、いてこますぞ!」

「何さらしとんねん!」

なんて、ちょっと恐い映画の中で出てきそうなイメージの関西弁は、河内(かわち)弁な

どの、大阪の南部の方言が多いのです。

逆に大阪の北部は、

船場言葉(せんばことば)」などを代表格に、ていねいな関西弁が多いんです。

船場言葉は大阪市船場の商家で用いられた言葉。

船場はいわゆる商家の町でしたので、好んで京都からお嫁さんをもらっていたことから

か、

京都に似て「はんなり」しています。

「もうちょっとなんとかなりまへんか」

「ほなちょっと、勉強さしていただきやす」

乱暴な言葉遣いが少ないのが特徴で、接客を意識した商売人ならではの大阪弁なんです

ね。

関西人よ!「その言葉、関西以外では通じませんよ」編

東京タワーと青空

地域によっていろいろな言葉のある「関西弁」

いまや、テレビやネットの普及で、関西以外で育ったひとたちにとっても、わりと慣れ

親しんだ言葉になっていると思います。

「でも、コレを関西外で言うと、全然通じない!」

「全国共通でこういう名前だとずっと思ってきたのに、関西弁だったなんて…」

という独特な言い回し、名詞が関西弁にはあるのです。

それらをちょっぴりご紹介。

モータープール → 駐車場

カッターシャツ → Yシャツ

こそばい    → くすぐったい

べべ      → ビリ

コレ棚になおしといて → コレ棚にしまっておいて

いらち     → せっかち

めばちこ    → ものもらい

さぶいぼ    → 鳥肌

大学4回生    → 大学4年生(関西では~回生と言う)

お造り     → 刺身

なかなか面白い言葉が多いと思いませんか?

「この本なおしといて!」って渡したけど、この本どこも壊れないのに…、って勘違い

された!

なんていうエピソードは、いまや関西弁あるあると言ってもいいかも。