年金生活者、やきいもぬすむ!!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 高齢者になると、収入源と言えば年金だよりでしかありません。

その年金と手暮らすこともできないほどのわずかな収入です。

預貯金がないとしたなら、とても自立できる金額とも思えません。

国民年金(老齢基礎年金)の満額 

年額 780,100円

月額 65,008円

これも40年払い続けなければなりません。

厚生年金も個々の負担額により支給額は異なりますが

平均値で165000えんていどとか・・・!

これから、国保介護保険、医療費などの負担を除けば

受給額は少なくなります。

 これからの若者が老人になった時の支給額は

もっと減額される覚悟もいるのだろうと思います。

 だからこそ 政府の指針には関心を持ち続けなければ

暮らしなど成立自体あり得ません。

 年金生活者が、スーパーで163円の焼き芋を

失敬したお話も、とても笑える問題ではなくなる時代の入り口ともいえます。

家族の在り方も課題になるのではないのでしょうか。

家族の中でぬくぬく生活している若者もまた自立への道も求められもします。

親元で生活費なしで楽々生活者も多くいます。

 世の中人間サイクルがどこか変化も!

 これからは高齢者を巻き込んでの暮らしの在り方が

     新聞記事より。

急務にもなっていかざるを得ないのでしょう。

年金生活「こんな商品にお金は…」 目立つ万引き、大分 (4/8)

 大分県内で65歳以上の高齢者による犯罪が目立ってきていることが、県警のまとめ

でわかった。犯罪発生数自体の減少が目立つ中、刑法犯全体の摘発者のうち高齢者が占

める割合は4分の1を超えた。さらに万引きに限ると、その割合は半数に迫る。再犯者

に占める高齢者の割合も増加。生活苦とともにモラルの低下も背景にあるとみられる。

 2月中旬、大分市内のスーパーで70代の無職女性が万引き容疑で逮捕された。盗ん

だのは163円の焼きイモ1個。女性は年金生活者で財布には現金も入っていた。調べ

に対し、「お金を払うのがもったいなかった」と話した。

 県警刑事企画課によると、県内の2017年の刑法犯摘発者数は1516人。08年

の2116人から減少傾向が続いている。一方、このうちの高齢者の割合は08年の1

4・1%から増え続け、17年には26%と倍近くになった。

 刑法犯の約6割を占める窃盗犯(900人)では、高齢者が33・8%で08年から

15ポイント増。その中で最も多い万引き(530人)では、高齢者が47・5%と半

数近くを占め、08年の26・9%から大幅に増えた。全国平均の39・5%も大きく

上回る。

 また、犯罪を繰り返す再犯者のうちの高齢者の割合も増加している。17年は687

人中180人で26・2%。08年の13・9%から倍増となった。

 万引きをした高齢者220人を対象にした県警の調査(13年~14年)では、生活

形態は「年金生活」が147人(66・8%)で最も多かった。「生活保護受給者」「

就労者」が各31人(14・1%)で続く。

 年収は「50万~100万円」が79人(35・9%)で最多で、次いで「100万

~200万円」が76人(34・5%)と比較的低い人が多い。ただ、全体の9割以上

は「借金なし」だった。

 犯行場所は身近なスーパーやドラッグストアなどが7割を占め、被害品は食料が多い

。動機では「所持金はあるが、こんな商品に遣いたくなかった」が110人(50%)

で最多。「万引きくらい大した犯罪ではないと考えていた」も23人(10・5%)い

て、犯罪を軽く考えている様子もうかがえる。

 一方で、「生活が苦しく少しでも節約したかった」が32人(14・5%)、「所持

金が足りなかった」も24人(10・9%)で、経済的な理由も少なくはない。県警生

活安全企画課の担当者は「年金暮らしで節約している中、お金を遣いたくないという思

いが万引きをしてしまう根本にある」と話している。

 大分市の更生保護施設「あけぼ…