権力の前の人格はこうも、脆いものなのか??

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 国会そのものが、寝言崩れ去ったような虚しさに襲われます。

こっかいってなんだろう?

立法機関でありながら、政府の独裁体制の中にあっては

官僚までも、不正に手を染めることを許してしまう

独走態勢に、確かさではなく、危うさの温床そのものとは

どういったことでしょう??

この政権自体の体罰はあらねばなりません。

 公文書を改ざんする行為は犯罪そのものです。

犯罪者はきちんと処罰されなければなりません。

 国会運営において、法律はあり得ないとおっしゃるのでしょうか?

 このような方々を選んだのも国民であります。

国会の仕事 

国会の仕事は日本国憲法で定められており、国会はたくさんの重要な仕事をしています。おもな

ものを見てみましょう。

法律の制定 

国会の一番重要な仕事は、法律の制定です。法律をつくることを立法といい、国会が立法権をも

っています。 

予算の議決 

内閣(政府)が、税金などの収入にもとづいて、1年間の支出の見積もりを立てます。それを予

算といい、国会は、内閣の作成した予算案を審議し、議決します。 

内閣総理大臣の指名 

国会は、国会議員の中から、内閣総理大臣を指名します。 

その他の仕事 

条約の承認 

弾劾裁判所の設置 

憲法改正の発議 

国政調査権の発動 など 

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     中国新聞より。

森友文書改ざん 民主政治揺らぐ事態だ

2018/3/13

国民への裏切り行為だ―。怒りの声が上がるのも当然だろう。森友学園に国有地を不当に安く売

った問題で、財務省がきのう、決裁文書書き換えを認める調査結果を国会に報告した。疑惑報

道から10日余り、事実上の改ざんを自ら明らかにした。

 森友問題が発覚した昨年2月以降に、合わせて14の文書を改ざんしていた。貸し付け契約ま

での経緯や、複数の政治家の秘書から照会があったことなどを削除していた。安倍晋三首相夫

人の昭恵氏から「いい土地ですから、前に進めてください」とのお言葉をいただいた―と森友

学園側が発言した部分もなくなっていたという。

 「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源」。公文書管理法が位置付ける公文書で

ある。その重みを、公務員は真っ先に教えられる。自らの判断で改ざんするとは信じ難い。

 とはいえ、もしそうであれば行政への信頼は地に落ちよう。しかも国会に出す文書を改ざんし

たとあっては、国民主権や、民主主義を揺るがしかねない不正だと言わざるを得ない。

 麻生太郎財務相は、書き換えの最終責任者は当時の理財局長、佐川宣寿・前国税庁長官だと説

明している。自分の国会答弁の内容に合わせるためというが、うのみにする人は少なかろう。

その程度の理由で公務員が改ざんまでするだろうか。

 佐川氏が長官を辞めたからと言って幕引きできる話ではない。答弁が虚偽だったと分かった以

上、改めて国会に呼び、書き換えを指示したのか、何のためか、そもそも虚偽答弁をしたのは

なぜか、きちんとした説明を求めることが欠かせない。

 削除された部分には、改ざんした人が伏せたかったことが書かれていたはずだ。問題の核心部

分に関わっているに違いない。財務省が8億円を超す大幅値引きをしたのはなぜか、である。

背景に何があったか。学園が開校を目指していた小学校の名誉校長を一時務めていた昭恵氏を

含め、政権の関与の有無を、国会は与野党挙げて徹底的に追及すべきである。

 「1強政治」の下、官僚による忖度(そんたく)が横行しているとの指摘もある。中央省庁の

審議官級以上の人事を官邸が仕切っていることも背景にあるのだろう。

 「特例的な内容」などの文言も削除されていた。約千件ある2012〜16年度の財務省の公

随意契約のうち、売り払い前提の定期借地とする処理をしたのは森友のケースだけという。

瑕疵(かし)担保責任免除特約も延納特約も、非公表にしたのも森友だけだと財務省は昨年1

1月の衆院予算委員会で説明していた。国会は、これほどの特別扱いの理由をただすことが求

められる。

 削除部分に名前が出てくる昭恵氏や政治家にも、国会で事実を語ってもらわねばならない。国

会ができないようなら立法府の存在意義が問われよう。

 虚偽答弁や改ざんを結果的に見過ごした麻生財務相や安倍首相の責任も重い。おざなりに見え

る従来の対応では国民は納得するまい。安倍首相は昨年2月の衆院予算委で「私や妻、事務所

が関わっていれば、首相も国会議員も辞める」と言い切った。政権として本気で決着を目指す

なら、まずは昭恵氏や佐川氏らの国会招致を与党に働き掛けることが不可欠である。