大津中学自殺者、賠償請求裁判。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 当時大津市りつちゅうがく二年生が自殺し

その賠償金の裁判が開かれた。

 事実は自殺当事者がなくなっているためベールの中の話も多く存在する。

性とも先生までも自己弁護に終始し、命に向き合う態度など微塵も感じることができなかった。

これは教育現場だけに事実関係だけははっきりされたいものだ。

 自殺者がいじめを受けていた現場に接していた同級生は数知れずあるはずである。

これは事実を話す勇気をもってきちんと対応してほしいものです。

これこそが人間教育につながると思います。

 担任教師はまるで他人事扱いに怒りマークです。

もし自殺者がお父さんのいじめにより野宿していたのであれば

此の仲介の労をとるなり、関係機関に相談するなりすることが

教師としてのあるべき姿なのではないのでしょうか。

教師の命に関する考え方をお聞かせいただきたいものです。

これが教育現場の現状とは情けない。

     朝日コムより。

担任「家帰りたくなく野宿、聞いていた」 大津自殺訴訟

いじめを受けて2011年10月に自殺した大津市立中学2年の男子生徒(当時13)の両親が

、当時の同級生3人らに損害賠償を求めた訴訟の弁論が28日、大津地裁(西岡繁靖裁判長)

であった。当時の担任教諭のほかに、2人目の元同級生とその母が法廷に立った。元同級生は

「(男子生徒に言いたいことは)ない」と述べ、3人とも「いじめはなかった」と証言した。

元同級生は原告側の弁護士から「教科書を破ったのか」「金を要求したか」などと男子生徒に対

する行為を問われたが、「覚えていない」「ないです」などと繰り返した。「なにをすればい

じめか」との問いに、元同級生は答えなかった。

一方、被告側弁護士は、元同級生が男子生徒の自殺する3日前に家を訪れ部屋を荒らしたとされ

る行為を質問した。元同級生は「部屋で(男子生徒と)一緒に、学校と同じようにプロレスご

っこや『こかしあい』をして遊んでいた」と述べ、男子生徒の姉らが9月の弁論で証言した内

容を否定した。

「(男子生徒に)言いたいことはありますか」。男子生徒の父親にこう聞かれると、元同級生は

「ないです」と即答した。

元同級生の母親も証言した。男子生徒が自殺した日のことを聞かれると、声を詰まらせた。母親

は「息子の友達が命を絶った驚きとショック、息子の気持ちを考えると悲しかった」と述べた。

男子生徒の父親から「謝罪の気持ちを抱いたことはあるか」と問われると、「いじめがあったか

どうかが、この法廷で明らかになってほしい」と述べた。

当時の担任も証言

 男子生徒と元同級生の当時の担任教諭も証言した。

担任教諭は中2の時に男子生徒の担任になった。引き継ぎの際、父親から叩かれるなどの暴力を

受けていたと聞かされていたという。担任となり、男子生徒が「家に帰りたくないので野宿を

している」との話も当時、聞いていたという。

被告側の弁護士には、男子生徒が自殺した理由を問われた。担任教諭は「家で何かあったんだろ

うかと思った」「いじめが原因とは全く思っていなかった」と話した。

原告側の弁護士からは、男子生徒が元同級生から顔に落書きをされ周囲から笑われているのを見

た時の心境を問われ、担任教諭は「気の毒だと思った」「そういうことはするなよと言ったと

思う」と述べた。

最後に、「こうできていたらなと思うことは」と尋ねられ、「父親が嫌だとか家に戻りたくない

とか聞いたときに、何か手助けできなかったかなと思う」と結んだ。

次回は12月14日。別の元同級生とその保護者3人が出廷する予定。(藤牧幸一、石川友恵)