学生の自殺者の対応は、もうがっこうだけでは無理。

      ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 大阪において「中さん」が、自殺。

とても悔しいし残念でならない。

この時期の生徒の、デリケートな心理描写の理解も教員にはプロとして求められるはずである。

学校の自殺者の対応にはまるで判で押したがのごとく、マニアルでもできているかのような対応

には顔をゆがめたくもなる。

何年か前ごろから教員への信頼感は遠のいていった現実も見逃せない。

それほど、本木戸が伝わる職員が少なくなっているのも残念である。「一昔前までは、「あのよ

うな先生になりたい」とせいとも希望していた話はそこここでも聞かれた。

もう、学校にこのような生徒を出さないための外部機関として、学校にはっきりモノ申せ

その中には精神科医もぜひお願いしたいもの。

るだけの体制作りも必要なのではなかろうか。

 県単位でこのような機関ができればせいとも話しやすいし、教師と交えて一方的な無理解の話

に終始しなくて済むのではなかろうか。

自殺者が出るたびに、後付けのような応対には、府警に説明不足となり

反省は名ばかりとしかいいがたいほどもどかしくてならない。

 中学生で、しかも進路問題まで抱えているといえば

未発達の精神行動までにもなぜ配慮がなかったのかと思える。

若くてこれからの希望を秘めたワコードの死はあまりにも悔しくてならない。

教員の我が子がこのような事態に陥ったならどうとらえるであろうか。

もっともっと、わがことのように引き寄せた考えが求められます。

     朝日コムより。

中3自殺「学校の対応不十分」 関係悪化でストレス蓄積

愛知県一宮市立浅井中学校3年の男子生徒(当時14)が2月に大阪市内のビルから飛び降りて

自殺した問題で、検証していた第三者調査委員会(福田晧一委員長)は24日、「学校の対応

が不十分だった」とする報告書を公表した。教員との関係悪化でストレスが蓄積したことなど

が自殺につながったという。

男子生徒の自殺をめぐっては、担任への不信感を募らせていたと遺族が主張。昨秋の体育祭で生

徒が骨折した際に担任が対応しなかったことや、プリント配布を何度もさせた行為などがあっ

たと訴えていた。また、当時の校長が「教員によるいじめとの認識」と発言したが、後に撤回

。市教委が設置した第三者委が検証していた。

報告書によると、男子生徒は体育祭でけがをした際、担任の対応に不満を持って関係が悪化した

。さらに、2月の三者面談で進路指導の教員から「全部落ちたらどうする」と言われたことな

どでストレスを増大させたという。

第三者委は「(男子生徒は)物事を否定的に捉えやすく、白黒はっきりさせたがる性格だったこ

ともあり、自ら命を絶つ方向に進んでいったと考えられる」と推定。支援が必要な生徒なのに

、教員間で情報が共有されなかった点などを批判した。

一方、遺族が主張した「プリントの配布」や、当時の校長が発言した「教員によるいじめ」は、

いずれも「認められなかった」。学校の対応が不適切だったかどうかも言及しなかった。

報告書を受け取った市教委の中野和雄教育長は記者会見で、「学校として至らぬ点があったのは

痛恨の極み。相手の思いをしっかり理解し、くみ取ることができなかった。再発防止に努めた

い」と話した。

男子生徒の父親(50)は「とても納得いくような報告書ではない。あれだけ調査して、肝心な

ことが書いていない。いろいろな要因が取り上げてもらえず、まるでこちら側に非があるかの

ようだ」と批判している。(中野龍三、浦島千佳)

■これまでの経緯

2017年2月6日 男子生徒が大阪市内のビルから飛び降り自殺

10日 愛知県一宮市教育委員会が自殺を発表し、「悩んでいたことに気づかなかった」と書面

でコメント。遺族側は「学校に再三相談していた」と抗議

11日 市教委が「不適切だった」とコメントを撤回

12日 PTA臨時総会で学校側が「教員によるいじめとの認識」と発言

13日 学校側が会見し、前日の発言は「遺族の意向をくみ取って話した」と説明を一転。いじ

めの有無は第三者調査委員会で検証するとした。市教委の聞き取りに担任は「いじめはしてい

ない」と説明していることが判明

17日 市教委が第三者委を設置

23日 第三者委が初会合

6月2日 遺族側が第三者委に「調査状況を知らせるよう求めたが回答がない」として抗議書を

提出

8月24日 第三者委が検証報告書を公表