プロが語る、衣替え。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
朝晩はすっかり冷え、服の調節も必要な季節となりました。
衣替えの温度は20度が目安とされています。
夏物のシミ、白いブラウスなどの黄ばみには、次のシーズンに出して
がっかりさせられることもあります。
黄ばみは、汗の落ちがうまく落ちていなくて繊維に付着している部分が
黄ばみの原因になったりしているようです。
そして収納前には十分干しこんでしまうことも必要かも。
ミコばあちゃんはTシャツは一年きたら「ご苦労さん」くらいな物を購入し、次はそれが下着
ぎに変身、それが次には、掃除アイテム、油汚れにと使い切ります。
新たなものは、忘れるほどは買わないスタンスです。
これは服にほとんど興味がないゆえのことです。
産経より。
プロに聞く!衣替えのコツ 汚れをしっかり落として
朝晩はすっかり秋らしく、涼しくなってきた。この時期、夏物の衣類をしまって、秋冬物を取り
出している人も多いのでは。夏の衣類は汗や皮脂などの汚れを落として収納し、次のシーズン
に備えたい。専門家に衣替えのコツを聞いた。(油原聡子)
黄ばみに注意
「来年もきれいに着るために、夏物から秋物への衣替えでは、しっかりと洗濯し、汚れを落とし
てほしい」
こう話すのは、生活関連メーカー「ライオン」のお洗濯マイスター、山縣義文さんだ。同社の調
査では、夏物衣類を出したときに困ったことは、(1)黄ばみ(2)しわ(3)臭い(4)色
あせ(5)虫くい−だった。「長期間保管すると湿気がたまる。その結果、しまうときにはき
れいに見えても、空気酸化で黄ばんでしまうなど落ちきれなかった汚れが出てしまうんです」
と山縣さん。
特に注意したいのが黄ばみだ。主な原因は汗や皮脂汚れ。襟や袖口、わきの下など部分的に汚れ
やすい。しまう前にできるだけ汚れを落としておく。山縣さんは「汗や皮脂は水洗いがよく落
ちます。クリーニングに出すとしても一度、家庭で水洗いをしておくのがお勧めです」。汚れ
の種類に応じた前処理を覚えておくと便利だ。
詰め込まない
洗濯機で洗うときは、詰めすぎると汚れ落ちが低下してしまう。「容量の7割が目安」と山縣さ
ん。縦型洗濯機の場合、洗濯槽の内側の上部が5センチ程度見えているのが理想だ。
衣類の大きさに合った洗濯ネットを使えば、シワを防ぐことができる。ネット1枚に衣類は1枚
で、畳んで入れる。山縣さんは「ワイシャツなら30センチ×33センチ程度の大きさのネッ
トだと中で衣類が動かず、汚れも落ちます」。小さすぎると汚れが落ちにくく、大きすぎると
脱水時にかたよってしわができてしまう。
脱水後は、すぐに取り出して両肩を持って振りさばき、しわを伸ばす。軽く引っ張り、形を整え
て干す。
涼しげなサマーニットは、洗濯機で洗うなら、ネットに畳んで入れる。手洗いする場合は、洗濯
おけの大きさに合わせて四角くたたむ。両手のひらで「軽く押す」「力を抜いて浮かせる」を
繰り返す。洗いから脱水まで畳んだ形を崩さないのがポイントだ。ハンガーにつるすと、肩や
袖が伸びるので平干しにする。
縦に並べて
洗濯が済んだら、次は収納だ。生活総合情報サイト「オールアバウト」の暮らしのガイド、河野
真希さんは「しまうときには、重ねるのではなくて、縦に並べて入れると良いですよ」と話す。
湿気は下にたまるので、重ねると、下の服が傷んでしまうからだ。丸めたタオルなどを挟んで畳
むとシワになりにくい。除湿剤や防虫剤も用意する。
衣替えは手持ちの洋服を見直すタイミング。河野さんは「クローゼットは8割くらいが理想。詰
め込みすぎると着れる服も埋もれてしまう」と指摘する。
時間的な区切りを作ると判断しやすい。「2シーズン着なかったものはその後着ることは少ない
。流行も体形も変わります。自分なりに期限を決めると処分しやすいですよ」と河野さん。ま
だ着ることができるものや捨てるのにためらう場合には、買い取りサービスを利用したり、寄
付することも選択肢に。
中間服を作っておくと便利だ。河野さんは「長袖のTシャツや薄手のカーディガンなど重ね着で
きるものがあると、急な季節の変わり目にも対応できます」。