レンジ掃除。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのみこばあちゃんです
おはようございます。
コロナ暦も気が付けばあと半月!
悲喜こもごもの日々を、我々に何を残してきたのだろうか。
東京では狸が街に出向くようになったとか。
我が家で一番活躍しているのがレンジかもしれません。
毎度毎度お世話になりながら、念入りなる掃除は致したことなどありません。
よく使うから、いちいち掃除するのは面倒。
そう思ってお掃除をサボり続けた結果、焦げはこびりつき、油汚れはへばりついて、落ちにくくなり、カビは、生き生きしています…。
黄色く濁った油汚れ、水垢がこびりつき、黒ずんだカビが生えた電子レンジで、食べ物を「チン!」
これから体内に入れる食べ物が汚くなって出てくる。
自分のことなのですが、そんなことを考えるとゾッとします。
ということで、この頑固な汚れがこびりついた電子レンジを、お掃除してみました。
4、5年放置した汚れが、果たしてそんなに簡単に取れるのか…と思っていましたが、「重曹」「クエン酸」を使うとなんと簡単に取れてしまいました!
こんなに簡単にお掃除できるのなら、もっと早くに試していればと後悔したほど。
ぜひ、電子レンジの汚れが落ちていく一部始終を見ていってください!
電子レンジにはどんな汚れがついてしまうのかをみてきましたが、これを放置すると不衛生なだけではなくて、他にも嫌なことが起こります。
それが、この2つ。
・電子レンジの熱効率が悪くなり、余計に電気代がかかってしまう
・油汚れや、焦げに引火して火事になる可能性ある
電気代が高くなってしまうのは痛いですよね。
家計に響くし、汚れが原因で高くなるなんて、お金の無駄使いをしているようなものです。
でも本当に嫌なのは、その下に書いてあるほう。
火事の原因にもなり得るなんて、とても危険です!
大変なことになる前に、しっかりお掃除しておきましょう。
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重曹を使って油汚れと焦げをきれいにする方法
それでは、電子レンジの掃除方法を紹介していきます。
まずは油汚れと焦げをきれいにする方法。
ちょっとここで、なんで油汚れと焦げをとるのに重曹が使えるのかを簡単に説明しますね。
そしてここで落としていく汚れは油汚れ。
ここでさっきの汚れの正体の解説をちょっと思い出してみてください。
油汚れは酸性だと言いましたよね!
実は、汚れの性質とは反対の性質を持ったお掃除アイテムを使うと、中和反応を起こして、しっかりきれいにすることができるのです。
そのため、酸性の汚れである油汚れはアルカリ性である重曹と相性がぴったり、というわけなのです!
ではさっそく、電子レンジの油汚れと焦げのお掃除を始めましょう。
用意するもの
・コップ
・水
・重曹
・要らない雑巾(タオル)
・計量カップ
手順
0
電子レンジの中を確認する
中はこんな感じ・・・焦げ付きや、油が固まって、カビも生えています。
油の周りにカビがちらほら。チョー汚いですね・・・
1
重曹を水に溶かす
コップに大さじ1杯ほどの重曹を入れてから、重曹:水=1:4になるようにコップに水を注ぎます。
2
電子レンジの中央に重曹水をセットし、4分間チンする
電子レンジを温める?どうして?
ここで思い出してください。電子レンジの油汚れ、カビの第二の正体を。
彼らはとてつもなく固い頑固な汚れでしたね。
この固い汚れを、温めることで溶かし、簡単に拭き取れるようにするんです。
ちなみに、レンジ内を約200℃の蒸し風呂状態にすると、綺麗に汚れが溶けますよ。
3
チンし終わった後は10分ほど放置
チンして放置することで、重曹水が熱せられて発生する熱々の水蒸気を、レンジの中の隅々まで行き渡らせるという効果が生まれます。
4
中を確認する
中はこんな感じで、油汚れ、が少し溶けた状態になっています。
これなら簡単に取れそうですね。
5
コップを取り除き、要らない雑巾で中を拭き取る
こんな感じで、重曹の効果でみるみる落ちます!
6
完成!
電子レンジの中がピカピカになりましたね。
また、重曹は消臭効果もあるため、ニオイも取れました。
最短16分で掃除できるなんて、まさに裏技のような方法ですよね!
ちなみにこちらがbefore/after
だいぶ綺麗になってますよね!
スプーンに布、たとえばもう着なくなったTシャツなどを小さく切ってはぎれにしたものを巻き付けてください。
スプーンはもともと「握ること」を前提としている道具であるため、よく手にフィットします。
この布を巻いたスプーン=「Tシャツスプーン(と呼びましょう)」の先端を使って、電子レンジの隅々まで掃除していくのです。
もちろん、つまようじなども細かいところの汚れをとることには役立ってくれますが、少し力を入れると折れてしまうもの。
その点、スプーンならばある程度力を入れても折れることはありませんね。
ガンコな汚れもとりやすいことでしょう。
最後に、濡れていない乾燥したタオルで拭きあげます。
電子レンジで加熱して行う掃除です。
重曹を入れる容器は、必ず電子レンジ対応のものを選んでください。
【注意】※誤ってスプーンを電子レンジの中にいれたまま加熱しないようにご注意ください。
レモンで電子レンジの汚れを落とす
「レモンを使って汚れを落とす」という方法もよくとられます。
これはとても簡単で、レモンの皮やレモンの身を使って行う方法です。
電子レンジにこれらを入れて加熱して拭きあげるだけで、電子レンジの庫内がキレイになるというスグレモノです。
そのやり方はとてもシンプルです。
レモンを2分の1にカットして、電子レンジで2分ほど温めるだけ。軽微な汚れはこれでスッキリさせることができます。
また、焦げ付きが比較的ひどい部分については、レモンの皮をこすりつけるようにすることで解消することができます。その後に濡れ雑巾でしっかりとこすると、キレイにとることができるでしょう。
レモンに含まれている「リモネン」が働いてくれるためこのような掃除効果が得られると考えられています。
「リモネン」はその名前から、「レモンにだけ含まれているもの」と思われてしまいがちですが、実はミカンなどのかんきつ類全般にも含まれています。そのため、「レモンは家にはないけど、オレンジやミカンは常備している」という人の場合は、これを利用するのもよいでしょう。
ただこの方法は、「ひどすぎる汚れだと効果がないのでは?」などの声もあります。そのため、どちらかというと、軽微な汚れ向きでしょう。もっとも、レモンにしろミカンにしろ、これらは純然たる「食べ物」。掃除に使うものとして、これ以上に安全なものもなかなかありませんね。
酢も電子レンジ掃除に使える!
「酸っぱいもの繋がり」でもう1つ、「酢」を使った掃除方法を紹介しましょう。
ここでも、スプーンが活躍してくれます。もっともこの場合は、掃除用のスプーンではなく食用のスプーンを使ってもよいでしょう。
酢を30ミリリットル(大さじ2杯)に対して、水は120ミリリットルほど用意します。
これも重曹水と同じように、耐熱容器にまとめて入れます。
それを電子レンジで2分半ほど加熱します。重曹の場合は30分程度置きましたが、酢水の場合は45分ほど放置しましょう。
そのあとで電子レンジを開けて、中を拭いていきます。また、「汚れが特別にひどいな」という場合は、少し長めに加熱するとよいでしょう。
この方法も、重曹を使った方法と同じく、「汚れを浮き立たせて掃除する」というものです。
このように、電子レンジの庫内の掃除方法はたくさんあります。