虐待死に拍車をかけた学校,児相の態度に問われるモラル!

      ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

今日のスタートは厚い雲の中の暗い日となっています。

世の中を反映しているかのような気まぐれ気温にも戸惑ってしまいます。

 小学4年女児が、虐待死した事件防止はできなかったのかと

問題視されています。

これに似たニュース報道もあったばかりで

その都度反省の言葉がそこここでマニアル化されたかのように

毎度繰り返されやがて消え去っています。

児相であったり、学校であったりプロ職以前のモラルが問われる

父兄の威圧的態度に屈した学校児相。

心愛ちゃんは24時間子の威圧的虐待にさらされていたことは

想像は容易だったろうと思います。

命が奪われたその後においても

自己弁護に終始する態度はどうなのでしょう??

心愛ちゃんはそこここで命乞いのサインを発信してきていました。

対応に

        言葉を失ってしまいます。

「見て知りながら見ないふりを決め込む」が常態化されている現実。

人間としての対応以前、我が身可愛さだけを

露呈しているとしか言えない態度に

憤懣やり方ないものを感じてしまいます。

 児童福祉法にぎゃっこうしてはいないのでしょうか?

児相、学校がの態度が、虐待のエスカレートを招き

それが殺害事件にと結びついたのではありませんか。

これは法廷の場においても

しっかり裁かれるべきです。。

 政府もこのような職員の増員でふたをする態度が

スケスケで残念な限りです。

人間力の育成こそが問われる教育そのものです。

 これはあの天空より、今は亡き虐待死された御霊が

望んでやまない魂の叫びに聞こえてなりません。

「助けて、助けて何度お願いしたかしれません」と

「私は何のためにこの世にうまれてきていたのでしょうか・・・?」

   毎日よりの引用です。

社説 小4虐待死で新事実 致命的ミスをなぜ重ねた (2019/02/07)

 千葉県野田市の小学4年の栗原心愛(みあ)さん(10)が死亡した事件で新たに衝

撃的な事実が明らかになった。

【虐待を訴えた心愛さんの自筆アンケート】

 心愛さんが虐待を否定する文章を書いたことを児童相談所は不審に思いながら、父親

の元に戻していた。心愛さんからうそだと直接告げられても手を打たなかった。なぜ児

相は致命的ミスを重ねたのか、社会全体の問題として解明する必要がある。

 2017年11月、学校のいじめアンケートに心愛さんが「お父さんにぼう力を受け

ています」と書いたことから、県柏児相は心愛さんを一時保護している。

 18年2月、児相は心愛さんを自宅に戻すかどうか判断するため父親と面会した。こ

の時点で父親は市教委からアンケートのコピーを受け取っていた。その上で父親は、心

愛さんが書いたとする「お父さんに叩(たた)かれたのは嘘(うそ)です」「児童相談

所の人にはもう会いたくない」という文書を見せ、「今日にも連れて帰る。名誉毀損

きそん)で訴える」と強く迫った。

 小学4年生にしては不自然な文面なのに、児相は心愛さんに確認しないまま自宅に戻

す決定をした。第一の致命的ミスである。

 翌3月、心愛さんは学校で児相職員と面会した。母親に会ったとき「こういう手紙を

書くように」という父親からのメールを見せられて書いたものであることを打ち明けた

 虐待されていることを否定する文章を書かせること自体が虐待だ。その時点でどうし

て心愛さんを保護しなかったのか。せめて警察などと連携して父親に確認すべきではな

かったか。これが第二のミスだ。

 児相は今になって「最初から書かされた可能性があるとは思っていた」という。うそ

だと気づきながら目をつぶっていたのである。

 児童福祉法の改正のたびに児相や学校、警察などの連携強化が図られてきた。児相に

は専門職の増員や研修の充実、弁護士の配置も定められた。安倍政権はさらに4年間で

職員を2890人増やすという。

 ただ、これらの取り組みだけで済むのだろうか。児相や自治体、国が定める制度のど

こに欠陥があるのかを、構造的な問題として捉え直すべきである。穴の開いたバケツに

水を入れるだけでは、虐待から子どもを救うことはできない。子供を育成する能力があ

るのかと問いたい?     

     わが心のエッセンス

平凡な教師は言って聞かせる。

よい教師は説明する。

優秀な教師はやってみせる。

しかし最高の教師は子どもの心に火をつける。

ウィリアム・ウォード(教育学者)