あしなが育英基金、なかまをそだててほしいもの!

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 足長育英基金に支えられて、学生生活を

送ることのできた人はたくさんおられる!

 今では学資提供は、地域における福祉協議会においても学資提供にも乗り出している

 あしなが基金のように、本当に学びたい人のもとに

届けられるお金は大切ですし,現在その財源に困窮されているのなら

 おばば暮らしも楽とは言えませんが、日ごろのスイーツなどの節約により

かき集めたわずかなコインなりとも基金に使ってほしいなどと考えています。

 皆様のおかげで、人生のゴールのテープを

切るその時もまじかです。

そんなわずかなお金の積み重ねが、学資にお役立ていただけることに

夢を、ご一緒させていただきたいものでもあります。

  これからも足長育英基金の成り立ちと

多くの仲間が、その気持ちを共有できる機関として

いついつまでも根差し続けていただきたく思います。

     アサヒコムより。

父亡くし、夢諦めた21歳 遺児に出会い、見つけた目標 (4/22)

 病気や災害などで親を失った遺児の進学を支援する「あしなが学生募金」の呼びかけ

が21日、全国一斉に始まった。東京・新宿駅西口では、女性で初めて学生募金の事務

局長になった三重大学教育学部3年の河田あかねさん(21)が「奨学金は自由を選択

するための希望」と訴えた。

 河田さんは愛知県出身。14歳の時に父が他界した。中学3年で所属していたバスケ

部の引退試合直前。練習したい気持ちを抑え、自宅で夕飯作りや洗濯を手伝った。それ

まで専業主婦だった母も、朝から晩まで働きながら河田さんと妹を育てた。

 夢はバスケットボール選手だった。高校受験時も大学受験時も、強豪校から推薦をも

らったが、いずれも私立。入学費用や部活の遠征費、用具をそろえるお金がなくて、進

路とともに夢も断たれた。

 高校卒業後の就職も考えたが、進学があきらめきれずに勉強に打ち込んだ。「あしな

育英会」(東京)の奨学金を受けて、いまの大学へ。しかし、自分は何ができるのか

、悩み続けた。

 大学1年の春、愛知県であった小中学生の遺児と保護者を対象にした集いで、父を亡

くした5歳の兄と3歳の妹の兄妹と出会った。兄は大工、妹はアイドル。2人は将来の

夢について、目を輝かせながら語った。

 「この子たちの夢を守らなくちゃ」

 後輩の遺児たちにも支援が継続されるよう、街頭に立つようになった。今年3月に女

性初のあしなが学生募金事務局長に。いまは教育関係の仕事に就くのが目標だ。「子ど

もたちが夢に挑戦する権利を守るために募金に協力して欲しい」と話す。

 あしなが育英会によると、現在、奨学金を給付している遺児学生は全国に約5千人。

昨年度の調査では、一人暮らしで奨学金を受けている遺児の大学生約700人のうち7

割が親からの仕送りがなく、奨学金などで生活していた。

 しかし、奨学金を支える募金は年々減少。2011年の約3億6600万円をピーク

に17年は約1億8100万円にまで半減した。寄付を募るボランティアの不足も続く

 募金活動は22、28、29日にも全国約150カ所で実施する。集めたお金は全額

、「あしなが育英会」を通じて遺児学生の奨学金に充てられる。問い合わせは事務局(

03・3221・7788)へ。(金山隆之介)

     ◇

 〈あしなが学生募金〉 交通事故で家族を亡くした若者2人が、1967年に交通遺

児の支援を始めたのが原点。募金活動は70年に始まり、民間団体「あしなが育英会

から奨学金を受けている大学生の遺児たちが毎年2回、全国各地で寄付金を集める。寄

付金をもとに遺児の奨学金などを無利子で貸与。2017年までに、累計約10万人に

奨学金を出している。