シリア停戦30日決議、実行あればこそ…。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 もうシリア問題は停戦に向け各国支援が急務となっている。

 現地における流血戦は激化を増すばかりである。

このたび安保理が停戦30日を提案しこれが了承されてはいるが

この実現の見通しは確実性は不安要因です。

激化する一般民の食糧、薬品などの配布ができていないことが停戦要因となっている。

もう戦争はたくさんです。

敵味方なく双方の命が消え、多くの障碍者を産む悲しい結末は

 ドウカ、二次的戦争に発展しないことをお祈りするばかりです。

     山系より。

安保理がシリア30日間停戦決議

国連安全保障理事会は24日、内戦が激化するシリアで緊急人道支援を目的とする30日間の停

戦決議案を全会一致で採択した。反対してきたアサド政権の後ろ盾ロシアも、主張の一部が反

映されたことを受け賛成に転じた。

だが、シリア内戦ではこれまでも停戦合意が守られずに戦闘が続いてきた。今回の決議を受けて

実際に戦闘が停止し、医薬品や食料の不足に苦しんでいる激戦地の市民に援助が届けられるか

は予断を許さない。

非常任理事国スウェーデンと共に決議案をまとめた安保理議長国クウェートのオタイビ国連大

使は「シリア市民の苦しみはすぐに終わらないが、全会一致で採択できたことは前向きの兆候

だ」と評価した。(共同)

【主張】シリア内戦 米露は流血の現実を見よ

丸7年を迎えるシリア内戦が、かつてない危険な局面を迎えている。

過激組織「イスラム国」(IS)の駆逐後、アサド政権軍が反体制派への攻勢を強めた。

一方、掃討に関わった大国や周辺国の動きが、それぞれの利害でもつれ合い混迷を深める。

流血の拡大には、急ぎ歯止めをかけなければならない。そのために、関係国や国際社会は必要な

行動を取るべきだ。

政権軍が首都ダマスカス近郊の反体制派支配地域に激しい空爆を加え、多数の死傷者が出ている

化学兵器の塩素ガス弾を使用した疑いも浮上している。

北西部では、トルコ軍がクルド人勢力を標的とする越境攻撃を行う。政権側も部隊を派遣し、一

触即発の状況である。

ISはイラクにまたがる広大な地域を支配していた。それを駆逐できたのは、国際連携のたまも

のといえる。だが、それが内戦収拾への契機とならなかったのは、極めて残念である。

シリア内戦は、アサド政権を支えるロシアやイランと、「反アサド」の米国やサウジアラビア

の間で代理戦争の側面がある。

これに加え、IS掃討戦でともに有志連合の先頭に立った米国とトルコも、反体制派側のクルド

人勢力への支援か敵視かで割れている状態にある。

各国が自らの利益を前面に出せば、さまざまな対立が交錯し、事態は一層複雑になる。内戦収拾

を第一に考えるべきである。

とくに警戒する必要があるのは、混乱のさなか、敵対関係にあるイスラエルとイランとの緊張が

高まったことだ。

イランの無人機による領空侵犯を受け、シリア領内のイラン陣地をイスラエルの戦闘機が報復攻

撃したあと、撃墜された。こうした動きが中東全域に拡大する恐れもあるという認識が必要だ。

米国は国連主導の和平協議を推進する立場だ。これに対し、ロシアはイランやトルコとともに別

の和平協議を主催して、ともに進展を見ない。

米露が互いに牽制(けんせい)しあっていては、政権側と反体制派の話し合いを進展させるのは

困難だ。

米露がそろったかたちで、和平への枠組みや将来像をつくることが欠かせない。それに向かわな

いかぎり、シリア内戦の流血は続き、危機は去らないだろう。

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