シャープ、わずか3か月で黒字化に・・・。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです。
シャープが債務超過に陥り台湾企業の支援を受けて、再建に着手した。
しゃーぷの社長は言う・・・。
「2年後には、黒字返還にして見せます。」
これは「大丈夫」と思えたひと言であった。
東芝、三菱などとは明らかに異なる姿勢に感動すら覚えた。
なぜ日本金融機関が支援しなかったのであろうかと疑問符である。
シャープが第一に着手したのが企業のコスト削減であった。
そしてシャープの強みの家電にも営業転換を試みようとしている。
とにかく企業経営に対する意気込みを感じる。
だがまだシャープは債務から抜け切れていない。
期待しながらはいけんしたいもの・・・!
東芝などはぶらんどから脱しきれていないのでは・・・?
日本企業の再建に、日本金融のサポートも必須なのではないでしょうか。
朝日コムより。
経営再建中のシャープが月内にも、東京証券取引所2部から1部へ復帰申請する。業績好転を理
由に、戴正呉(たいせいご)社長が20日の株主総会で明らかにした。一方、原発事業の巨額
損失に揺れる東芝は、8月にも1部から2部に降格する見通しだ。両社の株価は明暗がわかれ
る値動きになっている。
シャープの戴社長は総会で「2年程度で黒字にすると言ったが、3カ月で黒字にした」と強調し
、29日か30日に東証1部への復帰を申請する方針を示した。これを受け、シャープ株は前
日の終値より30円高い420円で取引を終え、最安値をつけた昨年8月の89円(終値ベー
ス)から5倍近く上昇した。
シャープは経営不振の影響で、2016年3月末時点で借金などの負債が資産を上回る「債務超
過」に陥った。東証の規定で、昨年8月に1部から2部に降格。その後、台湾の鴻海(ホンハ
イ)精密工業からの出資を受けて債務超過を解消し、17年3月期はコスト削減の効果などで
3年ぶりの営業黒字を確保した。東証関係者は「1部昇格のハードルは多くない」としており
、審査が順調に進めば、今秋にも1部復帰が視野に入る。
一方、東芝の20日の株価は330円ほど。昨年12月の巨額損失発覚前の7割程度の水準だ。
17年3月期は債務超過となる見通しで、規定に従って8月にも2部へ降格する見通しだ。
東芝の株主は約40万人とされ、これまでは「優良銘柄」として年金や退職金などを安全に運用
したい人が投資対象にしていた。だが、こうした株主が経営への不信感などから「東芝離れ」
を起こしており、現在は空売りなど投機的な投資の対象となっている。
ニッセイ基礎研究所の井出真吾氏は「製造業は国際的な競争が激しく、大企業であっても、選択
と集中をしないと生き残れない」と指摘している。(岩沢志気、大隈悠)