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視界ゼロのミコばあちゃん、ご親切に感謝でした。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのミコばあちゃんです。

 今日は朝から厚い雲に覆われ

グレーのお空です。昼より雨の予報です。

 早朝、見知らぬ土地で目的地が解らず困り果て、店の開店準備でお忙しそうにして

おられたのでお尋ねすることが躊躇われその付近をうろうろしていると

店主と思われるお方が駆け寄ってきてくださり、目的地までわざわざご案内いただけ

丁寧にお礼を申し上げると

気持ちの良い笑顔を残し、小走りに走り去られた。

 はたして、自分が元気なころこのような親切な行為が

さりげなくできていただろうかと、まことに恥ずかしくもなる。

皆様のご親切に支えられている今の生活に感謝あるのみです。

このような出会いが一つでもあると、頑張ろうのエネルギーも

復活するミコばあちゃんです。

T君の優しさと交差点のページです

http://www.kachigarasu.com/t_kun.html

 今朝、僕は信号機のない交差点で、車の音が途切れるのをじっと耳をすませて待っていた。

僕が渡ろうとしている道路は、普段そんなに車の量は多い方ではない。ただ、その交差点は五叉

路になっている上に、メインの道路は片道2車線なので、僕のような視覚障害者にとって、決し

て渡りやすい箇所とは言えない。

「いま渡っていいですよ!」

そばで中学生っぽい少年の声がした。

そういう時ってすごく嬉しいものである。

「ありがとう!」

僕は彼に礼を言って向こう岸へと渡った。

 「今の少年は、いったい誰だったんだろう?」

僕は後で思った。もしかしたら息子の友達T君ではなかったろうか。T君は時々そうやって僕に

声をかけてくれるのだ。

 いつだったか、うーん、確か昨年だったと思う。仕事の帰り、今日とは違う別の、もっと大き

な交差点で、30メートルくらい離れた対角線上から大声で、「青になりましたから渡っていい

ですよ〜!」と声をかけてくれたことがあった。

なぜ僕にその声の主がT君だと分かったのかというと、その時一緒に息子もいたからである。お

そらく部活の帰りだったのだろう。

息子は隣で自分の父親に向かって大声で叫んでいるT君に、

「親父は信号分かるんだから、教えてあげなくてもいいよ!」と袖を引っぱりながら言ったらし

い。きっと息子にしてみれば恥ずかしさもあったのだろう。

後でその話を聞いた時、僕は息子に言った。

 「よけいなこと言うなよ〜」

僕は毎日、そういった優しい一言にどれだけ助けられているかしれない。」

信号のない交差点での「渡っていいですよ!」の一言。例え信号のある交差点であっても、「青

になりました!」と一言声をかけてもらうだけで、僕たちは安心して足を踏み出すことができ

るものなのだ。

 せっかくT君は親切に教えてくれているのに、それを「教えなくてもいいよ」とは何事だ。

それにこの世の中には僕以外にも視覚障害者は山ほどいる。その中の何割かは街を命がけで歩い

ているのだ。そして親切な人たちのちょっとした一言を密かに期待しながら待っているのであ

る。

   ミコばあちゃんのスタートメニュー。

ご飯、白菜、あげ、ニンジン、ねぎの味噌汁。

こうや、シイタケ、ひりょうずの煮もの、ジャコのくぎ煮

ヨーグルト、バナナ。

     ではごきげんよろしゅうに・・・。