花粉症ついて。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです
昨日はとても暖かく、久しぶりに草取りdayでした。。
今年の花粉情報は二月下旬より始まり、花粉量もおおいいようです。
ミコばあちゃんはお医者に行くほどではありませんが、それでも悩む一人です。
この疾患は国民病ともいわれ、いろんな予防対策が言われ続けてきました。
それでも効果があったのかなかったのか、いまだに多くの患者さんが増え続けております。
幼少期から、スギ花粉は飛び続けていた環境で生活してきていながら
どうして高齢になって、発症するんだろうと?です。
むかしはこのようなことがさわがれていたのだろうか?
この時期になると、洗濯物は干せないし、窓は開けられないし
布団も干すことがかなわず、いらいら減少もピークとなりがちで精神的にも
つらい時期です。
これを乗り切る方法にはいつもたどり着けていない。
朝日コムの社会面より。
花粉症治療、あなたに合うのは? 新薬増え選択肢広がる
スギの花粉が飛び始め、本格的な花粉症シーズンが始まった。鼻水やくしゃみなどを抑える薬の
種類が増え、花粉の飛び始めにする治療では新たな薬が選択肢に加わった。時間をかけて「体
質」を変える方法も、その実力がわかってきた。
〈花粉症詳しい湯田厚司医師に聞く〉
日本気象協会の予測によると、今シーズンの花粉の飛散量は、九州から東海地方にかけて多くの
地域で例年を上回り、関東や東北などではやや少なくなる見通し。スギ花粉の飛散は2月下旬
から3月下旬にかけてピークを迎えるという。
山梨県市川三郷町の女性(56)は20年以上前から花粉症に悩む。以前は薬を飲んでもくしゃ
みと鼻水が止まらず、1日で自宅のごみ箱がティッシュでいっぱいになっていた。
2年前から、鼻の中に噴霧するタイプのステロイド薬を本格的に使う。医師に処方してもらい、
1日1回、シュッシュッと2度吹き付ける。今年も2月初旬から使い始めた。「くしゃみが少
し出るけれど、あまり気にならない」と話す。
花粉症の治療で最もよく使われるのは、「第2世代抗ヒスタミン薬」という種類の飲み薬だ。く
しゃみや鼻水を抑える効果が高く、早いタイプでは飲んで20〜30分で効果が表れる。鼻づ
まりがひどい人には、「抗ロイコトリエン薬」がよく使われる。
鼻アレルギー診療ガイドラインでは、症状のタイプに応じて薬を選び、重い場合は異なる種類の
薬を組み合わせることを勧めている。2016年版からは、初期の治療の選択肢として鼻噴霧
用ステロイド薬が追加された。炎症を抑える作用があり、花粉症の代表的な症状であるくしゃ
み、鼻水、鼻づまりのいずれにも効果があるとされる。
最初に始めるのは、鼻噴霧ステロイドがよいのか、抗ヒスタミン薬なのか。どちらが効果的かを
比べた山梨大などのグループの研究によると、鼻噴霧ステロイドから始めた人たちの症状の程
度は、抗ヒスタミン薬の人たちの半分ほどで済んだという。
ステロイドには、免疫力が落ちて感染症にかかりやすくなるのではないかという懸念がある。し
かし、山梨大の松岡伴和(ともかず)講師は、医師が処方する鼻に噴霧するタイプは血液中に
ほとんどステロイドが移行しないため、花粉症シーズンに限っていれば、毎日使ってもこうし
た副作用が出る可能性はほぼないと説明する。
ただ、鼻に薬を噴霧すること自体が刺激になると、抵抗感を抱く人も少なくない。ガイドライン
編集委員代表の大久保公裕(きみひろ)・日本医科大教授は「いつも症状が重くなりやすい人
には鼻噴霧ステロイドがお勧め。それほどでもない人や、噴霧が苦手な人は飲み薬から始めて
もいい。担当医とよく相談してほしい」と語る。
鼻噴霧では効かない重症の人には、飲むタイプのステロイドもある。ステロイドが全身に及ぶた
め、1週間以内の使用にとどめたほうがいいという。
最近は、処方箋(せん)のいらない市販薬も多くの種類がある。それぞれの症状に応じた薬をう
まく選ぶためにも、松岡さんは「まずは医療機関を受診してほしい」と呼びかける。
■手軽な「舌下免疫療法」
花粉症の体質を変えたい人には「アレルゲン免疫療法」がある。原因物質を少しずつ体に入れて
、体を花粉に慣れさせる方法だ。以前は注射しかなかったが、より手軽な「舌下免疫療法」が
14年から公的医療保険の適用となった。
1日1回、決められた量を舌の下に垂らし、2分間そのままにする。シーズン中に開始すると逆
に症状が重くなったり、副作用が出やすかったりするので、終了後から始める。効果が出るま
でには2年間は続ける必要があるとされる。
ゆたクリニック(津市)の湯田厚司(あつし)院長らは、この療法を2年続けた患者133人の
効果を調べた。症状がゼロか軽症になって薬がいらなくなった人が2割あまりいて、ほかの治
療よりも効果が高かった。副作用で口の中がかゆくなることなどがあったが、重いものはなか
った。
「『完治』までいかなくても、つらい時期を大幅に短くできた人もいる」と湯田さん。講習を受
けた医師しか処方できないため、まずかかりつけの医師に聞くとよいという。(〈田村建二〉)