ミコばあちゃん 恵方巻の裏話。
ご機嫌いかがでしょうか。
視界ゼロのミコばあちゃんです
本日のスタートも夜明け前の静寂な時間です。
節分んの恵方巻がニュース記事に取り上げられていました。
商法の戦略にうまく乗らされ、いつとはなく個の恵方巻が定着して
どのくらいになるであろうか。
大半のご家庭が、巻きずしを買って喜んではいるが
平素の値段と比べどうなのであろうか。
真坂、廃棄処分の価格も転嫁されていたりするのではないのでしょうね。
年々行事がエスカレートされる傾向はないのであろうか。
こんな裏方を知るにつけ、消費行動にも頭をかしげてしまう。
裏方で商品がうまく処理できなくなったとしたらコンビニの存続さへ
危うくなり、やっと買い物ができているお年寄りへの影響などでないかと
老婆心ながら案じられてならない。
コンビニがそこにあるだけで、助かっているお人もおおいいことであろうと思える。
商品が豊富で便利良さに慣れ切るのでなく、このような裏事情にも少し目を向けてみたいもので
ある。
日本の経済の方向が、空洞化することなく、みなが喜びを感じながら働ける職場
将来の次世代の年金が確かなものであってほしいと願わずにはいられない。
そのためにも、政治の在り方についても、それぞれの立場で、
それなりに検証する関心も養いたいものである。
朝日新聞記事の一文です。
〈<話題>「売れ残った恵方巻きが大量に捨てられている」〉
全国5万店を超え、便利で身近な存在のコンビニは売上高10兆円の産業に成長した。地域の防
犯活動や災害時の物資供給の拠点にもなっている。社会的な役割の大きさにふさわしい改革が
求められる。
予約販売が中心の恵方巻きは、学生アルバイトにも「1人30本」などのノルマが課されること
があるという。家族や知人らから注文を取らないと、自腹を切って給料を削ることになる。ま
た、節分後は売れ残りがたくさん捨てられている。インターネット上にそうした画像が投稿さ
れ、食べ物を粗末にすることにつながる商法が批判を受けている。
コンビニは、バレンタインデーや母の日ギフト、土用のうなぎ、中元・歳暮、そしてクリスマス
ケーキなど一年中、イベントを仕掛けて消費を刺激している。その度、ノルマ販売などが指摘
されてきた。
こうした問題について、運営主体のコンビニ本部は従来「フランチャイズ契約を結んだ店が自ら
判断してやっている」と主張してきた。販売目標をあげさせ、仕入れを増やす圧力などかけて
いないとの姿勢だ。
セブン−イレブンの東京都内の店が、風邪で欠勤した女子高生から9350円の「罰金」を取る
問題が最近起きた。本部は当初「店の責任」ととりあわなかったが、問題が大きくなると店に
返金を指導している。
また、複数の都道府県労働委員会が「店主は労働組合法上の労働者に当たる」として、本部と対
等な立場ではないとの判断を示した。フランチャイズ契約によれば、店主は労務管理を含むす
べての経営責任を負う独立事業者だが、実態は本部の戦略や指導に従わざるを得ず、自主的な
判断で経営する余地は乏しい。
店の数が増える一方で節約志向などもあって、1店当たりの売上高の伸びは頭打ちだ。本部は、
販売機会を増やそうと、店同士を競合させるような出店戦略をとることもある。
一方、店主は商品原価や本部に払う金を差し引いた後の手取りを確保しようと、人件費を抑えた
がる傾向にある。その結果、人は集まらず、店主とその家族が土日もなく深夜早朝も働く場合
があるという。
暮らしに不可欠なコンビニは、便利な機能が増えたことも重なり、「働く場」として見ると、ど
んどん過酷になっている。ビジネスとしての持続性を保つため、本部の主導で基本的な戦略を
考え直す時期である。