なくなった命の労災認定は、とても切なすぎます。

     ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 大手企業においても、労働者を使い捨てにしてしまう行為は許せません。

人をぞうきんのように扱うなんて許されるべき行為ではありません。

本人の会社に対する責任感なんてどうご理解されているのでしょうね。

労働者110番なるものが週に一度でもあると救われるかもしれません。

会社の労務担当は同機能しているのでしょうか。

病気に追い込むほど頑張らないでいただきたい。

会社は労働者は使い捨てであることを認識したいものです。

そうなると愛社精神など半減してしまいますよね。

でも全力投球の挙句に仕事が不能になると

解雇されるのであれば命が大切です。

無謀残業はnoであってほしいです。

労働基準法に当てはまる労働であってほしいものです。

会社よりわが命が大切です。

新しくオープンしたお店の赤字は当然と考えるべきです。

それは会社も認識済みです。

     アサヒコムより。

部下の残業肩代わり、うつに…自殺 ホンダ系店長、労災

ホンダの子会社「ホンダカーズ千葉」(本社・千葉市中央区)の自動車販売店の男性店長(当時

48)が昨年12月に自殺したのは、長時間労働などによるうつ病が原因として、千葉労働基

準監督署が労災認定していたことがわかった。認定は今年6月16日付。遺族の代理人弁護士

が19日、明らかにした。

男性は2015年3月、千葉市内にオープンした店の店長になったが、部下の残業を減らすため

に代わりに残業するなど長時間労働を続けたという。同年6月に行方がわからなくなり、2カ

月後に戻ったが、ストレス性うつ状態と診断された。同年8月、無断欠勤などを理由に書面で

懲戒解雇を通知され、昨年12月20日に自殺した。

代理人弁護士によると、千葉労基署は①店のオープンの準備期間が短く焦りや不安を生んだ②時

間外労働が80時間を超える月が2回あった③13日連続や17日連続の勤務をしていた④3

カ月連続の赤字でノルマを達成できなかった――などが原因でうつ病を発症したと判断し、労

災と認めたという。

男性の妻は19日、代理人弁護士を通じて「中間管理職に負担が来てしまうことがあると思いま

す。(会社に)重く受け止めて対処してほしい」とコメントを出した。遺族側はホンダカーズ

千葉に未払いの残業代や慰謝料などを求める訴訟を千葉地裁に起こしている。

千葉労基署は取材に「個別の事案には答えられない」、ホンダカーズ千葉の代理人弁護士は「係

争中のためコメントできない」としている。

労働問題に詳しい森岡孝二・関西大名誉教授(企業社会論)は「働き方改革が叫ばれ、残業させ

ない風潮が広がっているが、働き手は増えず、仕事も減らず、中間管理職は負担が増えている

」と指摘。そのうえで「管理監督者の労働時間を会社がしっかりと把握する必要がある」と話

した。(滝口信之)

男性の妻「中管理職に負担」

 長時間労働などが自殺の原因として、労災認定された「ホンダカーズ千葉」の男性店長の妻は

19日、代理人弁護士を通じてコメントを出した。主な内容は以下の通り。

亡くなって1年が経ちますが、毎日苦しい気持ちで、前に進めていない感じがします。中間管理

職に負担が来てしまうことがあると思います。上と下の間の人にしわ寄せが来る状態です。会

社のあり方を考えて、重く受け止めて対処してほしいです。