思いやり。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

 おはようございます。

お腹の虫がご機嫌斜めなので

1時に起きてバナナを食べてしまいました。

バックにはビートルズのナンバーが流れています。

耳も天国にとめされているようです。 木々たちも たっぷりの雨を頂き虫かえるほどの

その息遣いまで香るような気がします。

梅雨明けなのに セミのけたたましい声が聞こえません。

 くよくよ思わないで ふわふわ漂いながら

時にを

やり過ごすのも 生きるための特技なのかと思えたりもします。

 家族の思いやりも何気ない仕草から教えてもらえたりもするものなのかしら…

家族って素晴らしい。

人間の一つの単位としても育てられたならと思えます。

【朝晴れエッセー】あたり前の日々の幸せ・7月12日

毎週土曜日の夕方になると家族で祖父母の家に泊まりに行くことが多い。夜ご飯を食べ

た後は妹、母、祖母と私の4人でボードゲームで遊ぶことが日常となっている。

用意は基本、自分がすることになっていて、用意ができ次第みんなが集まってくる。2

時間から長いときは4時間ほど遊ぶ。父と祖父はたまにやってきて様子をうかがってく

る。基本的に勝つのは母と祖母。妹は特に負けやすい。自分はぼちぼちといったところ

だ。

その日も祖母が他の3人を圧倒していた。遊び始めて2時間ほどたったところで、つい

ていたテレビがウクライナの状況を語り出した。何気なくみんなで見ていると、祖母が

「今こうやってみんなで遊べているのは幸せなことだよ」と言った。戦後すぐに生まれ

た祖母が言ったセリフは重みがあった。今この瞬間も人が殺し合っている現実を思うと

つらくなった。私たちの日常はウクライナでは非日常であり、ウクライナでの日常は私

たちにとっては非日常であることを感じた。

そんな中、ニュースを見ることもなくゲームに負け続け、機嫌を損ねている妹が隣に座

っている。妹がゲームをやめたがっている。そんな妹の様子を見て、気づかれないよう

に祖母が妹を勝たせてあげていた。妹はすっかりご機嫌になった。祖母は負けているが

、うれしそうにしている妹を見てほほ笑んでいる。

幸せな日常っていうのは、こういうことなんだと感じた。限られた時間の中で家族と過

ごせる幸せな時間をこれからも大切にしていきたい。

葛城悠太(18) 兵庫県西宮市