手違い。

  ご機嫌 いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

山々は霧が炭の中です。

予報気温は30度近くになるといわれています。

日本の円は行き場をなくしています。

日銀が舵を切れないでいます。

あの サランラップまで上がるのかと呆然でもあります。

昔であれば 銀行がくれたものですけど

今は 何にもいただけはしません。 昔の人は 市役所の勘違いに 反論する人も少なかったのだろうと思います。

市役所のうえから目線も多くあったと思えています。

昔の人は我慢強い人が多かったのだろうと思えてもいます。

【朝晴れエッセー】入学祝い・6月16日

セルロイドの筆箱と下敷き。昭和40年、私が小学校に入学したとき、町から贈られた

入学祝いである。男の子用は薄い黄緑色、女の子用はピンク色。下敷きにはキラキラ光

るラメがちりばめられていた。

でも、私が受け取ったのは男の子用である。周囲を見渡すと、女の子はピンク色の筆箱

と下敷きをもらってうれしそうにしている。

耳を澄ますと、大人たちの会話が聞こえてきた。どうやら手違いがあって、男女の数が

間違って役場に伝わったらしい。それを私の母が「うちの娘は男の子用で結構です」と

、あっさり言ったらしいのだ。母が言いそうなことだと思った。

もし役場に手違いを連絡すれば、担当者は責められたり、改めて品物を注文したり、面

倒なことがいろいろ起こるだろう。それを簡単に解決する方法が一つある。誰かが我慢

することだ。母は娘の私に我慢させたのである。

当時私はとても聞きわけの良い子供だった。事情を話してくれれば納得したはずなのに

、母は一言も説明しなかった。手違いはよくあることで大したことではないと思ったの

か、わが娘はこんなことですねたりしないと思ったのか、既に母が亡くなっている今、

確かめるすべはない。

でも、私は母に感謝している。人生は幸せな場所ではない。むしろ理不尽そのものだ。

入学祝いは、それに気付くきっかけを与えてくれたのだ。今では、あの手違いは私の人

生に不可欠のことであったと思っている。

渡辺由美(63) 山梨県富士河口湖町