新聞配達。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

5おはようございます。

バックには「朝露」が流れています。

今日はみこちゃんの大好きなキンギョソウが誕生化です。

清純な心です。

オレンジの金魚に似た形が風に揺れる様が大好きです。

なぜか、 悲しい時には 里の山を見上げてしまいます。

 この2年ほど新聞配達も同じ人が

がんばってくださっています。

 社会協議会に勤めている彼女は

運動のためと務める前に新聞配達をしています。

雨の時もがんばってもいます。

本当に尊敬に値すると思います。

【朝晴れエッセー】新聞少女・5月25日 (2022年05月25日)

肌寒い雨の朝、玄関を開けて新聞をとる。ぬれないように丁寧にビニールでくるんであ

る。心遣いがありがたい。雨の日の配達は大変だ。どんな人が配っているのだろう。私

はついつい思ってしまう。

中学2年になった春、小さな村の新聞販売店を営む人と母は子連れ再婚した。以来高校

を卒業するまで、学校に行く前に私は新聞少女になった。

新聞は朝一番のバスに乗ってくるのでバス停まで取りに行くのである。バスが着くと車

掌さんが降ろす。それを父が私の背中の「負子(おいこ)」に乗せる。ずしりと重い? 私

は自分の身長が伸びなかったのは、毎日、新聞を背負ったせいだとこの頃は思っていた

村に一つしかない販売店は全社の新聞を扱っていた。家に着くと配る順番に新聞を重ね

、脇にかかえて歩いて配るのである。雨の日はぬれないように玄関の小さな隙間を見つ

けて中へ押し込んだ。

学校へ行く時間があるのでなるべく近道を選ぶ。そうすると薄暗いのにお墓の前を通ら

なければならない。そのときばかりは意を決して一目散に、ひたすら前を見て走り抜け

るのだった。

夜遅くまで試験勉強した日も、ものもらいで顔の半分が腫れた日も休まなかった。

この丈夫な足は新聞配達のおかげかもと思う。今日も明日も、10年先も卓球の球を追

って走り回るのが私のささやかな楽しみである。

三原幸枝(81) 東京都調布市