楽しい誤解。

  ご機嫌いかがでしょうか。

 視界ゼロのみこばあちゃんです。

おはようございます。

88夜の霜ば彼ともいいますが

このところの冷え冷えにはびっくりです。

 沖縄復帰から550年とは言いますが

基地が70%と多く

一人当たりの所得も最低ラインです。

 山々はわかばかおる風で 蒸し帰っています。

チョコレートが離せないでいます。

軽いお菓子にシフトしながら卒業できないかと「はてな」マークです。

みこちゃんは社会の単位でもある社会が円滑であることが

一番の願いでもあります。

家族がなにかとはなしができるかんきょうはうれしい限りです。

【朝晴れエッセー】楽しい誤解・5月14日

息子は元来おしゃべりで、大学生になった今でも、父親であれ母親であれ、家の中では

いつも自分の話を聞いてくれる相手を求めている。

小さい頃は、それがいとおしく感じられたものだったが、今ではむしろ邪魔に思うこと

が少なくない。こちらがテレビを見たり新聞を読んだりしているときに話しかけられて

も、いちいち相づちを打つのが煩わしくなる。一応聞いてはやるけれど、うわの空でつ

い生返事をしたり、話がかみ合わなかったりすることもしばしばだ。

今年になって、息子は自動車教習所に通っている。学科でも実習でも、行ってきた日は

どうだったか、次の講習はどうだろうか、こちらのことなどお構いなしにしゃべってい

る。そんなある夜、こちらが考え事をしているときに、ふっと耳に入ってきた息子の言

葉。「明日はチュウシャをするんだよ。難しいだろうなぁ」。ん? 珍しくその物言い

が耳に引っかかった。

「お前、その日本語はおかしいよ」「なんで?」「だってチュウシャは『する』もんじ

ゃない。『打つ』もんだろ」「え? 打つ?」「そうだよ。そもそも、打つのは医者で

、お前じゃないだろ。そこからして、おかしい」「いやいや、明日はチュウシャの実習

があるんだよ。自分でうまくできるかどうかってこと」

チュウシャの実習…あっ、「駐車」か! 私の頭の中には、翌日に控えたコロナワクチ

ンの3回目接種のことしかなく、チュウシャは「注射」にしか聞こえていなかったのだ

った。久しぶりに2人して大笑いしたのは言うまでもない。

鈴木祥平(53) 東京都練馬区軽いお菓子にシフトしながら卒業できないかと「はて

な」マークです。